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天然痘ウイルスによる生物テロの疑い

090120_kunrencimg0800  平成21年1月20日、「西条市において、天然痘の疑似疾患者が発生した。すでに自然界からは撲滅された感染症であること、天然痘ウイルスを保管している某国の研究機関から何者かによって天然痘ウイルスが盗み出されたとの情報があることから、天然痘ウイルスによる生物テロの疑いがある」との想定で、国、愛媛県、西条市が連携しての合同図上訓練が行われました。

 天然痘は、7日から16日間の潜伏期間ののち、微熱、発熱、頭痛が2~4日続き、その後直径5~10mm程度の発疹が20日間ほど続き、致死率が3割程度だったりする感染症です。
 口や鼻の分泌物、膿やカサブタで人から人に感染する病気で、事前にワクチンを接種しておけば発症率は1%程度に、また、感染後4日以内にワクチンを接種することで、発症や重傷化を押さえることが出来ます。
 我が国では、ワクチンの副作用の問題や、WHOによる根絶運動により、1976年から定期接種を中止しています。そのため、若い人は免疫を持っていない病気です。

 天然痘に対する専門的な知識も無く、パンデミック(感染爆発)やテロに対する対処法など、日常の中では想像も、イメージすることも無かった事象が、内閣府厚生労働省経済産業省国土交通省海上保安庁防衛省など国の関係機関と、愛媛県対策本部の連携のもと、3元TV会議もまじえ目の前で展開されていく様は、これから起きるかもしれない新型インフルエンザへの対応や南海大地震などの激甚災害への対応にも活かせる内容がいっぱいでした。

 やはり、何が起きるか、どんな影響が生じるか、どんなことに対処しなければならなくなるのか、イメージトレーニングの大切さを強く感じました。

 「憂い」を無くすためには、なにより「備え」です

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