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いまさら聞けない? いまさら言えない・・・?

090420_keisancimg2174  平成21年4月20日(月)、東京四谷の土木学会講堂で、土木学会主催による『いまさら聞けない 計算力学の常識』 講習会 in 東京 に参加してきました。

 内容は、土木学会の応用力学委員会計算力学小委員会が、5年の月日をかけて「今さら聞けない 計算力学の常識」を昨年11月に発刊したのに合わせ、読めばわかるところはとばし、是非説明を加えた方が良いところを中心に講習を行うというものです。

 この本を編集、出版するに至ったきっかけは、5年前にあるふたりの委員会の委員の飛行機のなかでの「談義」から始まったそうです。

 「これまでの計算力学の本って、重要なことがら、あたりまえのことが触れられてないよねぇ」、「固体力学、流体力学、計算力学の3分野で、常識的なことがらについて、丁寧に説明を加えた本を作ろうよ」と。

 多くの執筆者の原稿をまとめた本にしては、5年の月日をかけ、繰り返しの読み合わせ、更正を繰り返したことで、全体のトーンが整った、まとまりのある本に仕上げることが出来たようです。

 なお、講習開始の本の経過説明の話の中では、「amazonのカスタマーレビューに、『いまさら聞けない』ではなく、書きたがりの執筆者が『いまさら言えない』事を、マニアックに書いた本とのレビューの書き込みがありますが、初版の2千部が売り切れ、第2版を出すなど、順調です」との報告がありました。

090420_naiyou  本は23話で構成されていますが、それを5人の講師で1日がかりでの講習です。

 内容は、「フンフン、そうそう」と自分の知識を確認する部分と、「へー、そういうことから、あーなってたんだ」と、理論的裏付けを知る場面、さらには、「何を言っているのやら、うーん」と、頭を抱えてしまうような専門的な内容まで、多岐にわたりました。

 有限要素法を自分でプログラミングし、非力なパソコンのメモリをいかに効率的に使い、非力なCPUパワーでどう計算時間を短縮させるかなんてやっていた、30年前の頃と、何ら基本は変わら無いなあと感じました。

 いかにコンピューターの能力が上がっても、計算機やプログラムを道具としてどう使いこなすかはユーザーの理論の熟知度やセンス(原理、現象を見つめる眼力)が大事ということでしょう。

 講習会の概要メモをまとめてみました。
「090420_keisan.pdf」をダウンロード (203KB)

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