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みずみずしい命 万葉のこころを未来へ

090516cimg2485  「赤信号 みんなで渡れば 恐くない

 これも、五七五のリズムがあるので、耳あたりが良く、心に残りますよね。

 平成21年5月16日(土)、西条市総合文化会館 大ホールで行われた、「~万葉集1250年記念事業~ 万葉のこころを未来へ」へ参加してきました。

 東京での開催を皮切りに、福岡、今回の西条、仙台、大阪、名古屋、札幌、奈良の、全国8箇所での開催です。

 これまでのテーマは、東京が「愛(愛を歌う)」を、次の福岡は「国際的(国際的に生きる)」で、その場所場所で色がつけられています。

 西条市でのテーマは、生命の源である「水」、うちぬきのいずる町西条にふさわしく、「みずみずしい命」です。

 「西条は、水いずる町、命みなぎる町、パワーいっぱいの町として、『みずみずしい命』のテーマにぴったり」と、パネリストの方々から絶賛を浴びました。

 また、会場は満員となり、開始時刻までにみなさんが席に着くことが出来ず、5分ほど開始が遅れるほどでした。

 中西進推進委員会会長から、「万葉のこころを未来へ」をスタートしたきっかけ、なぜ西条での開催となったのかの経緯、「万葉集」の持つ力などなど、わかりやすく紹介いただきました。

 また、筑前琵琶奏者の上原まりさんの「万葉集 朗読」、ミニコンサート「万葉の調べ」は、古代の趣、万葉の趣で、会場をいっぱいにしてくれました。

 作家の立松和平さんからは、「旅の歌」と題したスペシャルスピーチ。石鎚山や霊峰について、古代の日本人の考え方や、聖徳太子が伊予の国を訪れたことなど、興味深い話をしていただきました。

 トークスクエアでは、コーディネータを、竹田美喜(子規記念博物館 館長) http://www.city.matsuyama.ehime.jp/sikihaku/
さんが務められ、パネリストは、
 中西 進(奈良県立万葉文化館 館長) http://www.manyo.jp/
 立松和平(作家) http://www.tatematsu-wahei.co.jp/
 大高 翔(俳人) http://www.shootaka.jp/
の3人です。

 内容は、次第にマニアックな話になり、何の予備知識も無い私では、ついて行くことが出来なくなりました・・・。

090516cimg2487  また、県外からの参加者も多くいらっしゃるということで、西条ならではのお土産をPRし、買って帰ってもらえるようにと、臨時の売店が玄関ホールに設けられていました。シンポシウムが終わり、みなさまが会場をあとにされる頃には、ほぼ完売の状況でした。

 その詩が詠まれた背景や、その言葉の意味するところを教えてもらうと、今までは見えなかった、何も興味がなかった「万葉集」が、少し身近に感じられるようになった気がします

 「万葉集には、『等身大』の詩が多い。自分なりに解釈をすれば良いのです」との立松さんのお話が、とても印象に残った一日でした・・・。

 シンポシウムの様子をメモにまとめてみました。
「090516_manyou.pdf」をダウンロード (206KB)

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コメント

興味しろいシンポジウムでしたね。参加された方は各自思うことがあったでしょう。話は変わりますが、私が最近見つけた絵本に立松和平氏の『街のいのち』があります。周防大島町の久賀図書館で見つけて、購入したものですが、何度読み返しても、涙があふれて困ります。最近私にも重なる部分があることもあるのでしょうが、それでも本を閉じたとき、少し気持ちが楽になります。命は受け継がれていくのだと、諭してくれるような気がします。命を伝える術としては、宗教だけでなく文学にもあるのだとあらためて思いました。私も今夜は久しぶりに万葉集を開いてみましょう。

投稿: MIRAI | 2009年5月18日 (月) 10:10

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