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これはピリオドではなく、カンマにすぎない

090514_yakugaicimg2484  平成21年5月14日(木)、西条市総合文化会館小ホールで行われた「第1回 西条市人権・同和教育講座」に参加してきました。

 「薬害肝炎と人権」と題した、西条市出身で、薬害肝炎訴訟に取り組まれている今井力弁護士による講演。それに引き続き、実名を公表され薬害肝炎訴訟に取り組まれている、中学校非常勤講師の加地智子さんご本人からの話がありました。

 今井弁護士からは、C型肝炎がどのような病気なのか、血液製剤フィブリノゲンがどのようにして製造される薬なのか、その薬としての効果、副作用はいかようなのか、国の責任、薬害肝炎訴訟の意味などについて、約75分間を越える、熱く、かつ、分かりやすい説明がありました。

 血液製剤フィブリノゲンは、アメリカの売血、数千人から1万人分を混ぜて造られることから、C型肝炎ウイルスの感染者の血が一人分でも混じっていれば、血液製剤全てが汚染してしまう。また、非加熱製剤から加熱製剤へと変更しても、その汚染は防止し得なかった。止血剤としての効果が期待できないのに、副作用としての「C型肝炎感染」は100%であること、昨年1月の国との和解に至るまでにも、何度と無く被害を無くしうるタイミング、チャンスがあったにもかかわらず、それが実現し得なかったことなど、私自身は、今回初めて知ったことばかりでした。

 C型肝炎という病気や感染に関する正しい知識、理解がないことは、感染者の体も、人格も、家庭も、夢も奪ってしまう「人権問題」である。

 昨年の国との和解、「これはピリオドではなく、カンマにすぎない」。これで、薬害肝炎患者だけでなく、一般肝炎患者全体の救済への取り組みの緒に着くことが出来る・・・

 ようやく国が重い腰を上げたのは、多くの方々の理解、世論があったからである。

 などなど、「知らないということぐらい、危険なこと、恐ろしいことはない」と、考えさせられる夜でした。

 あまりの内容の豊富さに、十分なメモとはなっておりませんが、講座の様子をまとめてみました。
「090514_yakugai_kanen.pdf」をダウンロード (116KB)

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