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共に熱く より良い合金に より良い組織に

090701_steel  今日は「」のお話から。

 まず、鉄と炭素の関係についてです。

 「軟鉄」「」「鋳鉄」という言葉を聞いたことはありますよね。
 これは、鉄に含まれる「炭素」の量の違いで鉄の性質が変わることから、区別しています。

 軟鉄(なんてつ):炭素を0.0218%までの範囲で含む鉄の合金のことです。
            柔らかく、「焼き入れ」という熱処理をしても硬さを増しません

 (はがね、こう):炭素を0.0218~2.14%の範囲で含む鉄の合金のことです。
           炭素が0.3%以上含まれている鉄では、焼き入れにより硬さを
           増加させることが出来る
ことから、日本刀や刃物に昔から用い
           られ、「はがね」の語源は「刃金」だそうです。

 鋳鉄(ちゅうてつ):炭素を2.14~6.67%の範囲で含む鉄の合金のことです。
           融点が低いので、溶かした金属を型に流し込み製造する「鋳造」
           に用いられ、通常の鋳鉄は伸びが無く硬くて脆いという特長を
           持っています。

 また、炭素以外に、ニッケルやクロム、バナジウムなどを合金することで、鉄の性質は変わります。

 普通の鉄は、空気や水分といっしょになると、ゆっくりと酸化し錆びますが、鉄とクロム、ニッケルの合金である「ステンレス鋼」は錆びません(実際は錆びているのですが、その錆び(酸化膜)が丈夫で、それ以上の酸化を防ぐため、錆が進行しません)。

 こんな事をブログに書いたのは、市町村の合併や、ある組織への異質の者を受け入れるということは、この合金に似ているなぁと思ったからです。

 今日、西条市役所の新しい副市長が着任されました。

 どのような質の「モノ」を加えるか、またその量はいかほどかによって、合金の性質が変わります。また、加える量が同じでも、融合する際の温度や熱処理の仕方によって、合金の性質が変わります。

 新しい「モノ」を加えることで、硬くなったり、錆びなくなったり、さまざまな強みを生み出すことが可能なのです。

 ただ、母材も、新しく加えた「モノ」も、共に、十分に熱くなっていなければ、良い合金は作れません。互いに熱くなることが必要です。

 加えたはずの「モノ」が、いつの間にか母材と同じ「モノ」に変わってしまっていては、合金ではなくなってしまいます。加えられた「モノ」は、いつまでも当初の機能、視点を持っておくことが必要です。

 より良い合金となれるよう、共に熱く、融合しませんか・・・。

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