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思いを伝えるって 難しい・・・

○説明責任に関する研修を受講してきた方の話から

 まず、紙と筆記用具を用意し、私の説明に従って、絵を描いてください。

 紙の中央に楕円を書いてください。

 その楕円の中に点を二つ書いてください。

 その点の上に三角を書いてください。

 さあ、どんな絵が描けましたか?

 では、次のような説明だと、どんな絵になりますか。

 紙の中央に、縦長の楕円を、紙の大きさの3分の2ほどの大きさで、ひとつ書いてください。

 その楕円の中に、小さな黒丸を、楕円の下から3分の1ほどの高さのところに、楕円の横幅を三等分するようような間隔で、水平に二つ書いてください。

 その楕円の中央に、楕円の大きさの4分の1ほどの大きさの縦長い二等辺三角形を、一番とがった角が下向きになるようさかさに書いて下さい。

 どうですか、違った絵になっていませんか。

 同じもの、同じ思いも、話し方、また、聞き手の違いによって違ったものになっていますよね。

 人に思いを正確に伝えるのは難しいものですよね

 

○また、ある方のメールから

 最近「お疲れ様です」を、挨拶代わりにメールなどの文頭に使う人が増えていると感じませんか。
 特に若者。午後のもう遅い時間なら、まあわかりますが、朝一番にもらったメールで「お疲れ様です」なんて言われると、「まだ疲れていないんだけど」と突っ込みを入れたくなります。

といった内容です。

 言葉や表現の仕方、言葉から受ける印象は「生もの」なため、日々変化していることが原因かもしれません。

 生ものの日本語、変化していく日本語については、H20年3月2日の金田一秀穂さんの文化講演会「心地よい日本語」でも紹介されていました。

 また、「お疲れ様」に対する違和感、「楽しいことをしている時には疲れない」、「勝手に疲れていると断定するな」、「仕事は疲れるものと決めつけるな」については、H21年3月24日の堀場製作所最高顧問の堀場雅夫さんの講演「クオリア時代」でも、楽しくお話しいただいています。

090703_  話し手と聞き手の年代が違う、立場が違う、これまでの経験が違う、価値観が違うなど、自分の思いを聞き手に正しく伝えるには、色々なことに考えを巡らせ、相手の立場になって言葉や説明の仕方を考える必要がありますよね。

 また逆に、聞き手も話し手の立場に立って、何を伝えようとしているのか、色々なことに考えを巡らせ、相手の立場になって言葉や説明の内容を考える必要がありますよね。

 だって、会話は、話し手と聞き手の共同作業ですから・・・

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