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地産地消の家づくり 間伐体験、木材市場見学

090725_iedukuricimg4055  平成21年7月25日(土)、「西条地産地消の家づくり推進協議会」の主催で行われた、「家づくりセミナー」に参加してきました。

 このセミナーは、地元産材を使った木造の家づくりを推進しようと、合計8回のセミナーで構成されています。

 今回は3回目で、テーマは「間伐材搬出現場体験 及び 木材市場見学」です。

 集合時間の10時には朝からの雨がまだ降り止まず、どうなることかと心配しましたが、間伐材の搬出現場となる西条市旦之上につく頃には雨もやみ、足元こそ悪かったですが、暑さの心配もなく、スギやヒノキの香りを堪能しながらの現場体験となりました。

 現場体験と言っても、チェーンソーやウインチを使って実際に間伐を行うわけではなく、近代化された作業の流れとして、

 ・チェーンソーによる原木切り倒し
 ・グラップルに取り付けられたウィンチによる原木の引き上げ
 ・プロセッサによる枝払いと玉切り
 ・グラップルによるフォワーダへの積み込み

と、3人一組による流れるような作業は、2本の原木の処理に10分とかかっていませんでした。

 幅2.5メートルの簡易作業路を整備し、このような機械化を行い作業効率を上げないことには、安い外材に国産材は太刀打ちできないそうです。

 間伐材の現場の次は、伊予西条インターチェンジのそばにある「東予木材市場」の見学です。

 東予木材市場は県内にある5つの木材市場の中では一番小さいそうですが、それでも14,103平方メートル、毎月4日の午後と20日の午前に市場が開かれ、毎回約600立方メートル、大型トラックにして100台分の木材の競りが行われるそうです。

 また、国道194号の寒風山トンネルが出来てからは、高知からの木材が市場の取扱量の3~4割りを占めるようになったそうです。こんなところにも、道路の効果が出ているんですね。

 木材の値段の話になると、現在の値段は10年ほど前の3分の一の安さだそうです。

 3年ほど前には、中国やドバイの建設ラッシュ、ロシアからの木材が入らない、原油の高騰などが重なり、今の価格に比べれば2倍ほどの値がついたそうですが、平成19年の建築法の改訂、リーマンショックによる中東などの需要の減退、原油の値段も下がり、外材の安値に太刀打ちできなくなっているそうです。

 山から木を切り市場に出すのに1立方メートル当り約1万円かかるところ、売値はスギで7千円、ヒノキで1万1千円ほど。作業の効率化、コスト縮減を図らないと成り立っていかない。そこで、組合方式による近代化や、施行プランに基づく代替施業など、様々な取り組みを「いしづち森林組合」では行っているそうです。

 私自身は、岡山にいた時に、昔ながらの年配の木こりの方が、チェーンソーこそ使うものの、あとは手動の小さなウィンチとワイヤ-ロープに滑車で、直径が1メートルにも届きそうな木を切り出し、道路まで出すのに関わったことがあります。

 作業路がありませんでしたから、山をあがるのに2時間、木を道路に出し終えるまでに1日がかりでした。

山は、水源の涵養、二酸化炭素の固定化、酸素の供給、土砂害の防止、貴重な生態系や自然を提供してくれています。

 人工林の山を守るには、間伐など、適切な手入れが必要です。そのためには、生業(なりわい)として成り立つ林業が必要です・・・。

090620_chirashicimg2982  次回の第4回は、8月22日(土)10:00~12:00、「快適な住まいの考え方 エコ住宅」の予定です。

 受講料無料、先着順ですので、興味のある方は急いで事務局まで連絡して下さい。

 第3回のセミナーの様子をまとめてみました。
「090725_iedukuri.pdf」をダウンロード (958KB)

 

 なお、第2回の様子はこちら

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