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西条の現在と過去を見つめ

090926_shizencimg5456  今日は一日、屋外と図書館で勉強の一日でした。

 午前中は、西条市の環境衛生課が行っている、年に3回の自然観察会の第2回目です。

 今回のテーマは「-水辺の魚をのぞいてみようー」です。講師は、石鎚ふれあいの里の山本貴仁さんです。

 総合福祉センター前に集合し、アクアトピア水系を図書館の北側から、暁風庵(ぎょうふうあん)のあたりまで、約2時間の観察会です。

 最初にいただいた「アクアトピア水系にすむ魚」の写真も見ながら、たくさんの生き物を観察です。

090926_shizencimg5427  アユやカワムツ、それにオイカワなど、たくさんの魚たちを間近に見ることが出来ます。山本さんから、その場その場で目に入るものを、ていねいに説明いただけます。

 上から見るとみんな黒っぽい色で、カワムツもアユもオイカワも違いが分からないけど、水の中で横から見ると、この絵にある様に色々な鮮やかなガラを見ることが出来ます。

090926_shizencimg5433  上から見たら黒っぽい色なのは、鳥などの外敵に食べられないようにするため。写真にある様な鮮やかな色なのは全てオスで、目立つ色でも外敵にやられていないのは「優秀なオス」の証、そんな目立つ色のオスはメスの目を引き、もてる? そうです。

 今ここで見られるアユは、天然遡上のアユで、西条高校の北の辺りで産卵し1年の生涯を終えるそうです。アクアトピア水系が海につながっているから、ここのアユは生きていけます。

090926_shizencimg5452  また、アユの体が小さいのは、「ここは流れが少ないので、川底の石に泥が被っているところが多く、エサになる藻が少ないことが関係しているのでしょう」 など、興味深い話をたくさん聞けました。

 途中、交尾し産卵中のトンボや水飲み中のハト、それにモズクガニなど、色々な生き物も見ることが出来ました。夜になれば、肉食のドンコが出てくるなど、昼とは違った様子を見られるそうです。

 次回、第3回の自然観察会は、11月15日(日)に「ネイチャーゲームを楽しもう」です。

090926_rekishicimg5459  午後は、西条図書館2階会議室で歴史講座「~ふるさと探訪講座~」です。

 講師は「西条手漉き和紙の歴史と文化」の著者である加藤正典さんで、「西条藩手漉き和紙の歴史 研究その後」と題した講座です。

 江戸時代に、良質な伏流水を利用して、手漉き和紙づくりが盛んで、奉書紙「伊予柾(いよまさ)」は、江戸で非常に好まれた、良質の和紙だったそうです。

 特にその品質の良さから、浮世絵版画(錦絵)の用紙には、西条産の奉書紙に限ると、名指しで調達されていたそうです。

090926_rekishicimg5455  地元の人ですら、西条で手漉き和紙がつくられていたことをご存じない方が多いそうで、その手漉き和紙発祥の地が、ここ福祉センターや図書館辺りだったんですね。

 同じ場所の現在と過去、同じ「伏流水」も、その時代時代の、使われ方、人との関わり方があります。

 これから先、この「伏流水」は、私たちや自然に、どのような関わりや影響を与えてくれるでしょうか・・・。

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