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その人らしく 全うするために

091010_hospicecimg5915  平成21年10月10日(土)、香川県社会福祉総合センターで行われた、NPO法人日本ホスピス緩和ケア協会四国支部主催の、ホスピス緩和ケア週間企画行儀である、「『高松保健医療圏域のホスピス・緩和ケアを考える -医療資源の整備と活用-』シンポジウム」に参加してきました。

 「ホスピス」とか、「緩和ケア」とか、みなさんは聞いたことがありますか。

 がんなどの末期患者の方が、残りの貴重な時間をどのように過ごすか、どのようにその人らしく生きるかということを、共に考え、支援してあげることかなぁと解釈しました。

 シンポジウムの中では、最近では9割がたの方々が病院で亡くなられているけれど、今後ますます高齢化が進み、がんで亡くなられる方が増えること、病院床数に限りがあることも合わせて考えると、死ぬ場所として「在宅」の比率が高くなるだろうし、また、その人らしく家族と共に、知り合いと共に最後の時を暮らす上で、「在宅診療」の体制づくりが大切であることなどを、分かりやすく説明いただきました。

 高松市民病院では、平成26年の建て替えに向け、「緩和ケア病棟」の扱いについて、市民と共に議論しなければと、今は当事者ではない市民に、将来のことについて、どのように想像して、考えてもらい、合意を取り付けながら進めていけばいいのか、取り組みが始まったところのようです・・・。

 いつかは、必ず迎える「」のありようについて、なかなか、元気な今のうちに考えることは難しいですが、急に慌てることがないように、うまく情報を自分なりに使えることや、準備が重要です。

 シンポジウムの様子をまとめてみました。
「091010_hospice.pdf」をダウンロード (534KB)

また、緩和ケア.netのホームページはこちら

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コメント

反射投影:

体のケア、心のケア 人って不思議な生き物ですよね。
同じ負荷(仕事だったり、人間関係だったり、運動だったり・・・)でも、気持ちしだいでストレスが変わる。

つい先日TV番組でやっていました。ただ黙々とトレーニングマシンに乗るのに比べ、好きなTVを見たり音楽を聴きながらマシンに乗るのでは、ストレス物質の分泌が明らかに少なくなるそうです。

病(やまい)は気(き)から 気持ちが元気でないと、同じ病も重く受け止めてしまい、さらに気持ちが沈み、悪循環ですよね。

若いころ、着任早々に上司から言われた言葉です。
「楽しい仕事は誰でも楽しくやる。どんな仕事も、楽しくない仕事も、楽しくやること。さぁ、いっしょに楽しくやりましょう」

仕事も含め、逃げられないこと、避けられないことがある。どうせやらなきゃいけないのなら、「楽しく」やらなきゃもったいない。

楽しくやるには、いろんなことを知っていること、いろんな仲間がいることが、いつも助けてくれる。人って、世の中って面白い。

リフレクソロジーのこと、福岡や東京でのこと、お話聴かせてくださいね。

投稿: ほっと・ひといき | 2009年10月27日 (火) 04:27

リフレクソロジー:
直訳すると反射学。
身体全体が足や手、耳、顔などに縮小され反射投影しているという考え方。心と体のリラクゼーションが目的。やっていることは「つぼ押し」をイメージしてもらうと近いですが、つぼ押しとは違います。血流促進、自然治癒力向上、老廃物の排泄促進、ストレス解消、心のケア等からだ全体に働きかけるホリスティックな考え方に基づきます。
「足揉み」の習慣自体は、古代エジプト、中国・インドの仏教文化、ネイティブアメリカン等、昔々からあったようですが、100年位前に体系化、学問として確立。現在、ヨーロッパ諸国等では代替療法として認められています。

投稿: きんとき | 2009年10月27日 (火) 01:37

朝、偶然見かけた新聞でこのシンポジウムのことを知り、急遽参加してきました。

誰もが迎える「死」のあり方について、現状や患者さん、家族の方々の思いと実態の乖離、取りまくハード、ソフトの状況などについて、少し知ることが出来ました。

今は当事者でないからイメージしにくい、考えにくい事だけど、実際に当事者になってからでは十分な情報収集や準備も間に合わない。ましてや、病院などの環境も含めた準備には時間がかかる、市民(納税者、負担者)の合意無しには事が進められない。

今から自分のこととして、考えなければ・・・。

「リフレクソロジスト」 そんな取り組み、治療? もあるんですね。

東京、福岡への通学で、また、新たな情報、人、チャンスと出会い、楽しんできてくださいね。

投稿: ほっと・ひといき | 2009年10月21日 (水) 05:06

とても気になっていることです。
貴重な情報をありがとうございます。

病院で働いていると、人生の最期に立ち合わせていただくこともあります。ブログを読ませていただいて、鮮明に思い出すこともありました。
「在宅」という点だけを取り上げたとしても、
ご本人の「家に帰りたい」「畳の上で」という本音とは裏腹に、ご家族への体力・経済・時間の負担を考え、「(ご家族に)迷惑をかけることになる。」 本音を伝えられないまま、ということも多くあります。大切にしているご家族への思いがそうさせるのでしょうか。
看取るご家族にとっても・・・

だからこそ、
自分に何が出来るのか、と考えます。
十分なことをして差し上げることの出来ないなか、何をして差し上げることが出来るのでしょう。ご家族へのケアも大切。患者様のケアに一緒に参加していただいたり。
「その方が大事にしていることを大事にしたい」です。・・・が、悩みます。後悔も多いです。
不謹慎かもしれませんが「せめて、少しでも気持ちよく逝くことが出来るように」とも思います。

また、様々な思いに触れ、自分や家族の「そのとき」を考えます。
唐突でしたが、両親に「延命治療」をどの程度まで望むか聴いたり、優しい嘘だとしても嘘を突通す自信はないから例え末期だとしても病名の告知はする、とか話したり。元気な今だから言えることでもあります。

まとまりのないコメントで失礼致しました。

緩和ケアに少しでも役立てばとはじめた、リフレクソロジストの資格取得のための通学・認定試験で、東京・福岡に行ってきます。
荷造りしなきゃ。

投稿: きんとき | 2009年10月21日 (水) 02:48

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