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災害に強くなる知恵と技

100123_bousaicimg8526  平成22年1月23日(土)、東京の日本赤十字看護大学 武蔵野キャンパスで、「地域防災セミナー 災害に強くなる知恵と技 ~もしもの時、あなたの家族と地域を守るため~」が開催されました。

 日本赤十字看護大学 看護実践・教育・研究フロンティアセンターと、地域防災活動ネットワーク(COSMOS)の主催による、今年で5年目になる取り組みだそうです。

 今年度も、昨年10月24日の第1回に始まり、今年の3月13日の第12回までのシリーズ企画です。詳細は、こちらです。

 1月23日は、午前は第7回として、室蘭工業大学 ひと文化系領域/環境科学防災研究センター 准教授の前田潤先生による、「ロールプレイ『災害と心のケア』 ~被災者に寄り添うためのコミュニケーションスキル~」です。

 午後は第8回として、NPO法人 東京いのちのポータルサイト副理事長 鍵屋一さんによる、「講演と演習『みんなで高める地域防災力』 ~大地震後に何が起こるか、どう解決するか、一緒に考えましょう~」が行われました。

 

100123_bousaicimg8527  前田さんのプログラムでは、講演ののち、半円状に椅子を並べ、参加者全員で「誕生日順」「血液型別」など、参加者同士で話し合わないと座る位置が定まらないような行動を通じ、アイスブレイクが行われました。

 十分参加者がうち解けたところで、参加者の希望に基づき、役決め、条件決めが行われ、ロールプレイングを行い、その際に「ありがたい処置」「ありがたくない処置」について、参加者全体で確認し合いました。

 模擬とはいえ、自分の行動や発言が、要支援者に対してどのような影響を与えているのか、要支援者がどのような反応をするのかを体験することが出来ました。

 

100123_bousaicimg8529  午後の鍵屋さんの講演では、阪神淡路大震災の際の、神戸市役所職員が撮影した実際の現地の映像や、ラジオのインタビューに答える、息子さんを救出出来ずに、迫ってきた火事により見殺しにするしかなかったお父さんの肉声なども紹介いただきながら、「災害エスノグラフィ」の手法を用い、ワークショップ形式で被災状況の共有と分析を行い、発表し合いました。

100123_bousaifitcimg8532  

 講演の中では、この阪神淡路大震災の時の神戸市役所の広報課長が、課の職員に対して、市役所に参集する際に、神戸市内の様子をビデオに撮ってくるように指示をされたそうです。

 またこの課長さんは、今は神戸市の保健福祉局長をされており、神戸市での新型インフルエンザの国内初の発症にも対応することとなったそうです。

 その発症の情報を受け取った時も、3本の色違いのネクタイを用意し、市役所に参集したそうです。

 それは、事態の状況に応じ、緊急な状態から、ひとまず安心といえる状態まで、その状況に則した色違いのネクタイで、記者会見に応じられるようにとの配慮だったそうです。

 有事の際の対応とは、日頃からの意識と準備、イメージトレーニングが大切です

 備えあれば憂いなし

 セミナーの様子をメモにまとめました。
「100123_bousai.pdf」をダウンロード (357KB)

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