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厳格さの努力がここにも

100307illust1076_thumb  ”星”の数、ホテルやレストランのガイドブックで有名な「ミシュランガイド」。その覆面調査員のことが朝刊に書かれていました。

 覆面調査員だということが店側にバレてしまうと、特別なサービスを受ける可能性があり、評価の公平性が損なわれることから、別の調査員により、再度覆面調査が行われるそうです。

 そんな記事の中で、「世界各国の担当者は定期的に交流し、評価の均一さを保っている」との紹介がありました。

 そんな評価の厳格さが、ミシュランガイドの権威を高めているんですね。

100307beer1_b  そこで思い出したのが、アサヒビール工場の工場見学の時のやり取りです。

【私】 アサヒビールには全国に9つの工場がありますが、カップラーメンが関東と関西でスープの味を濃い口、薄口にしてあるように、工場ごとに味に違いがあるのですか?

【説明員】 いいえ、四国のお客様が東京に出張に行った時に飲んだスーパードライの味や喉ごしが違っていたら楽しくありませんよね。
 そこで、全国の工場では、そのビールの味や喉ごしなどを五感で検査する「官能検査」を毎日行っています。
 その検査員は厳しい訓練や試験により選ばれ、各工場の味が同じになるよう、より美味しい味となるよう、定期的に集まり、その五感に狂いがないこと、工場ごとの味に違いがないことを確認しあっています

 そんな回答をいただきました。

 計測器の数値にも表れないような微少な感覚、五感としか表現のしようのない感性をそろえるための努力が、こんなところにもあります。

 品質、信頼の確保。私たちも、自分の仕事、自分の生き方に見習うべきところがいっぱいあるのではないでしょうか

 

100307j0145564 追伸:
 なぜタイヤメーカーのミシュランがこんなガイドブックを発行しはじめたのでしょう。

 1900年、自動車運転手向けのガイドブックとして始まったそうです。自動車で旅行することが増えれば、タイヤの売れ行きにもつながる。そんなもくろみだったようです。

 その星の意味は、
   :その分野で特に美味しい料理
  ★★:極めて美味であり遠回りをしてでも訪れる価値がある料理
 ★★★:それを味わう為に旅行する価値がある卓越した料理
だそうです。

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