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職場によって 危機管理もさまざま

100602cimg0028  今日2日(水)と明日3日(木)は、高松サンポート合同庁舎のアイホールで、「危機管理研修」を受講します。

 今日、1日目は、午前中に国土交通大学校の山本光一教授による講義「国土交通行政における危機管理」を、午後からは香川大学工学部の野田茂教授による特別講演「ライフラインと危機管理」がありました。

 この研修は、平成13年に国土交通省が出来上がる前の旧運輸の研修所が主催な研修であることから、研修生の多くは旧運輸系の職場である、港湾・空港整備事務所運輸局輸支局海事事務所空港事務所地方気象台海上保安部の方々が多く、そこに各県や市の防災担当の方、そして旧建設系の私たちを含めた36名の研修生でした。

 なので、旧運輸系の山本光一教授の講義も、鉄道や船、飛行機の具体的な事例が多く、これまでに関わってきた「危機管理」とはひと味違い、興味深い内容でした。

 例えば、「航空機などの運航に関わる安全対策では、ヒヤリ・ハット事例の社内報告は、それが刑事罪の適用になるようなものであっても、社内的には非懲罰であることを明文化し、ヒヤリ・ハットを隠させないことを徹底し、無傷害事故を撲滅させることで、重大事故の防止を図る」など など。

 国際テロに始まり我が国の危機意識の問題、コンプライアンスとして談合問題、重大事故として自衛隊の「あたご」やJR福知山線の問題、そして自然災害の紹介もあり、組織ごとに異なる防災意識について説明いただきました。

 最後は、 危機管理は「知識」の修得ではなく、「意識」の持ち方 と締めくくられました。

 そして、午後の部です。

 午後の野田教授の特別講義では、ライフラインを「流入と流出」、「動脈系と静脈系」で説明いただき、阪神・淡路大震災では、流入である「」の問題よりも流出である「下水」の問題、流入である「物資」の問題よりも流出である「廃棄物」の問題の方が重要であった、また、相互依存性を考慮した重要インフラの危機管理が大切であること、復旧戦略をどううまく立てられるかが重要であるといった話も聞けました。

 

 講義の内容をメモにまとめました。

 国土交通大学校 山本光一教授「国土交通行政における危機管理
「100602am.pdf」をダウンロード (185KB)

 香川大学工学部 野田茂教授「ライフラインと危機管理
「100602pm.pdf」をダウンロード (160KB)

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