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無くなってから気づくのでは手遅れです

10731cimg1772  平成22年7月31日(土)、サンポートホール高松で開かれた研究フォーラム「四国地域にとっての海上交通とは」に参加してきました。

 高速道路の大幅割引の影響や、リーマンショック以降の不景気の影響も相まって、フェリーへの乗客数や乗船台数が減っています。

 フェリー航路の廃止や寄港廃止が進んでいます。

 四国においてフェリーは当たり前。これが無くなるかも知れない現在の危機的な状況。

10731cimg1738  フェリーは利用者が限定的で、無くなることの影響が認識しにくい。これまで見えにくい海運、フェリーへの理解を深め、共に考えるために講演とパネルディスカッション、フロアとの意見交換を実施しようとするもので、日本計画行政学会四国支部の主催による取り組みです。

 フェリーの現状、問題の本質はどこにあるのか、問題を解決する方法はあるのか、そんな視点でフォーラムは進められました。

10731cimg1743  香川大学名誉教授 井原さんによる「開会挨拶と解題」に始まり、香川大学教授 土井さんによる「四国のフェリーを取り巻く状況と課題の整理」と題した現状の報告のあと、パネルディスカッションです。
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 パネルディスカッションは、徳島大学大学院 教授 近藤光男さんのコーディネートのもと、

 ・株式会社北四国産業 代表取締役 岡伸二
 ・株式会社マキタ 常務取締役技術本部長 竹内憲夫
 ・香川大学大学院 准教授 亀山嘉大
 ・徳島県県土整備部運輸総局副総局長 小谷野喜二
 ・石崎汽船株式会社 代表取締役社長 一色昭造

の、5名の様々な立場の方々、さらにはフロアの参加者もまじえてディスカッションが進められました。

 フォーラムの様子をまとめてみました。
「100731_ferry.pdf」をダウンロード (440KB)

 

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 研究フォーラムの開催趣旨には、次のようにまとめられています。

 四国地域は、中央部に険しい山岳がそびえ、かつ、四方を海に囲まれた地勢であり、古くから海上交通に大きく依存するとともに、海上交通を活かした産業を発展させてきた。現在の四国の海上交通の特徴を考えると、その一つは、多くのフェリー航路の存在であり、四国随一のものであり、また、地域の特性の一つと言える。フェリー航路は、通勤、通学、通院といった生活交通手段として、また、物流の効率化や安全の確保、大型製品の輸送手段、大規模災害発生時の緊急輸送手段等として社会的意義を有しているものと認識出来る。

 しかしながら、近年、景気の低迷や一昨年以来の高速道路通行料金施策により、四国発着のフェリー航路は厳しい状況に陥り、航路の存続が危惧されている。このようなことから、フェリー航路の現状や社会的意義、直面する課題、課題への対応の考え方などについて、今、地域で真剣に議論することが求められている。

 そこで、日本計画行政学会四国支部は、かかる問題について、地域の有識者や関係者による議論を通じて、課題の整理をしながら、地域としての認識を深めていくことを目的として、本研究フォーラムを開催するものである。

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