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食べるよろこび・生きる力

100828cimg2190  平成22年8月28日(土)、サンポート高松の「かがわ国際会議場」で開かれた、日本補綴歯科学会 中国・四国支部主催による市民フォーラムに参加してきました。

 補綴(ほてつ)歯科ってどういう意味でしょうか。

 入れ歯や冠をかぶせる、噛み合わせの調整、インプラントなどの治療によって、「噛める」「しゃべる」「食べる」「話す」などの人が尊厳を持って生きるための力をサポートすることです。学会HPは、こちらを。

 市民フォーラムは、「食べるよろこび・生きる力」と題した、静岡県立大学教授の紙屋克子先生による講演です。

 紙屋さんは、意識障害(植物人態)の患者さんに対して、口から食べることで看護(治療)に取り組まれている方です。

 人間の一番の本能である「食べる」ことの、患者さん本人に対する効果、介護する家族の方への意味について、多くの症例を示しながら紹介いただきました。

 

 意識障害の方々の様々な表現の方法に気づくこと、私達がダメだと思ってしまってはダメ。食べることで体力がつかなければ、表現(反応)することも出来ない。

100828seminar  そんな話の中で、脳の支配区分図からも、「身体」よりも「手」、「手」よりも「口腔まわり」の支配領域が大きいことが分かる。口から食べるということが、意識障害の方への刺激(治療効果)が大きいことがわかる と。

 胃に穴を空け栄養を与え、物を口から食べるという喜び、刺激を奪うこと、喉にチューブを通して呼吸をさせ、発声を、喋るということを奪うことは、命をつないではいるが、患者本人としても家族としても「生きている」とは言えない

 そんな、熱いメッセージをいただきました。

 私達も、自分の歯で、最後まで、食べることを楽しめるよう、口腔ケアに努めなければ・・・

 市民セミナーの様子をまとめました。
「100828_seminar.pdf」をダウンロード (402KB)

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