« 食べるよろこび・生きる力 | トップページ | 百聞は一見にしかず 百考は一行にしかず »

かわい~ きれい~ だけではすみません

100829cimg2196  平成22年8月29日(日)、サンポートホール高松 4階 小ホールで、環境省中国四国地方環境事務所の主催による、「外来生物対策シンポジウム 生物多様性第3の危機!!」が開かれました。

 みなさんは、「あらいぐまラスカル」のアニメを見て、アライグマにどんな印象を持たれましたか。

 可愛らしい、人なつっこい、飼ってみたいと思われた方も多いのではないでしょうか。

 実際、子どものアライグマは人なつっこく、かわいい動物だそうです。

 しかし、1年で体重10キロほどになり、牙もツメもあり、その力や瞬発力は凄く、ペットとして飼い続けることは難しい動物だそうです。

 オリを破って逃げ出したり、飼えないからと野に逃がしたアライグマは、その繁殖力の凄さ、天敵の無さ、雑食性の生態から、人が住むところでどんどん増え続けているそうです。

 そのため、農作物の被害や、一般家庭に侵入しての被害、寄生虫や狂犬病などを媒介する危険性もあるそうです。

100829cimg2215  シンポジウムでは、生物多様性の第3の危機である「外来種」の問題について、外来生物であるアライグマアルゼンチンアリの現状や防除の取り組みについて、事例紹介やパネルディスカッションが行われました。

 四国はまだ、「蔓延」にまでは至っていない。蔓延すると、それを無くすることがどれほど大変かを知ってもらいたい。早期の対応が一番。そのためにも、外来種への認識、気づくことの取り組みを。外来生物の被害予防三原則は「入れない」「捨てない」「拡げない」こと。

 「かわいいアライグマを殺さないで」ということは、在来のタヌキなど、様々な在来種を消滅させてしまうことになり、在来種を保全するためにもアライグマを捕獲する必要があるのです。

 目的と手段の再確認を。物事の一面だけを見ていてはいけません。

 シンポジウムの様子をメモにまとめました。
「100829_simpo.pdf」をダウンロード (564KB)

|

« 食べるよろこび・生きる力 | トップページ | 百聞は一見にしかず 百考は一行にしかず »

ペット」カテゴリの記事

勉強」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/524388/49290726

この記事へのトラックバック一覧です: かわい~ きれい~ だけではすみません:

« 食べるよろこび・生きる力 | トップページ | 百聞は一見にしかず 百考は一行にしかず »