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ひとごとではありません 認知症

100912cimg2349  9月21日は「世界アルツハイマーデー」。

 1994年9月21日、国際アルツハイマー病協会の国際会議で、患者やその家族への支援、対策の推進などを謳った宣言が採択されたことに由来があるそうです。

100912cimg2348  この世界アルツハイマーデーの記念フォーラムが、平成22年9月12日(日)、香川県社会福祉総合センターの大ホールで、公益社団法人「認知症の人と家族の会」香川県支部の主催で行われました。

 

○記念講演

 認知症の地域実態調査を行ううちに、認知症の早期発見と適切な医療の必要性を痛感し、敷居の高い大学病院の限界を感じ、認知症の方が気軽に受診できる診療所を目指し、平成12年「菜の花診療所」を開設した北村ゆり先生による、「どうつきあう? 認知症」と題した講演です。

認知症には様々な原因があり、それぞれに対応が違うので「診断確定」が重要。

・また、その認知症の中には治る認知症があるので、早期の診察が大事。

・グループホームと老人ホームの比較や、介護サービスの選択は薬と同様に「治療」であり「処方」であり、その患者さんに合ったものを見極めることが大事であり、難しいと言った話や、BPSDは予防が基本といった話をいただきました。

 

○認知症はひとごとではありません

 公益社団法人「認知症の人と家族の会」のリーフレットには、次のようなことが書かれています。

 わが国の認知症の人は約208万人。30年後には385万人65歳以上の10人に1人)に増加すると見込まれています。

 認知症は高齢者に多く見られますが、30~50歳代で発症することもあり、このような若年認知症の人は約4万人と推計されています。

 認知症は決して特別な人がかかる病気ではありません。学歴や職業に関わらず、誰にでも起こる可能性があります。「自分や自分には関係ない」と考えずに、身近なこととしてまずは関心を持って下さい。

 認知症はひとごとではありません

 

○的確な診断と早期発見、早期治療

100912cimg2341  北村先生の話にもありましたが、認知症は様々な要因があり、その要因にあった対処をする必要があります。また、認知症によっては治るものがあり、早期発見、早期治療が大切です。

 この治療には、投薬による方法だけではなく、よりよい介護環境、適切なケアが相互に助け合うことが大切です。このいずれかがアンバランスでも、症状は治るどころか、悪化してしまいます。

 みなさんも、認知症に関心を持って下さい。

 記念フォーラムの様子をメモにしました。
「100912alzheimer.pdf」をダウンロード (385KB)

 

○認知症市民公開講座

100912chirashi  また、配付資料の中に右のようなチラシが入っていました。

 平成22年10月17日(日)、高松テルサで「認知症市民公開講座」が開かれるというものです。

 講演「認知症を受け入れるということ」と、パネルディスカッション「認知症の症状・治療・ケアについて」で構成され、10:00~12:15まで、申し込み不要、入場無料で、どなたでも参加いただけるそうです。

 我が事と考え、参加されてはいかがでしょうか。

  

○認知症サポーターのオレンジリング

 最初の写真にあるオレンジ色のリングは、認知症サポーターの印「オレンジリング」です。

 認知症を知り、認知症の人とその家族の「応援者(サポーター)」が認知症サポーターです。
 何か特別なことをするのではなく、「認知症サポーター養成講座」を受けて、認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を暖かい目で見守る人のことです。
 そのうえで、出来る範囲で手助けする、例えば友達や家族に認知症の知識を正しく伝える、認知症になった人や家族の気持ちを理解するなど、活動内容はそれぞれです。

 以前受講した認知症に関する講座「認知症をサポートする基本的理解と心構え」の様子は、こちらを参照下さい。

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