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転換期を迎えている地域・社会

 平成22年9月14日(火)、高松サンポート合同庁舎のアイホールで、国土交通省四国地方整備局と四国運輸局の主催による、「平成21年度 国土交通白書説明会」が開かれました。

 講師は、国土交通省 総合政策局 政策課 企画調査室長の源内正則さんです。

・人口が自然減するだけでなく、国土の上での人口移動(社会増減)が少なくなっており、人が動かない「縮み社会」になっている。

・人口規模が大きい市町村ほど高齢者の増加率が大きく、高齢化問題は田舎の問題ではなく、大都市の問題である。

・公共交通機関が不十分(不便)な地方圏の移動手段は自家用自動車に依存しているので、高齢化が進み自分で運転が出来なくなった時の移動手段がない。歩いて生活できるコンパクトシティ化が必要。

・若い世代は、将来に対する意識は「貯蓄や投資など将来に備える」との割合が増加している。ブランド品を買わず、モノを持たない、海外旅行に行かないなど、若い世代の消費活動党が変化している。

など、様々な数値やグラフとともに紹介いただき、「今後の地域・社会に求められるものは何か」「何をすべきか」について説明いただきました。

 説明会の様子をメモにしました。
「100914_hakusyo.pdf」をダウンロード (122KB)

国土交通省のホームページある「国土交通白書」のコーナーは、こちらです。

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コメント

つたないメモですが、参考にしていただきありがとうございます。

同じ小さな地域内でも、山間部に暮らしている人のおかげで、山が守られ、土砂害が防がれています。安全は簡単にお金で買ったり、輸入するわけにはいきません。

ある方の話では、「日本の美味しくて安全な食材や、優秀な人材は、地方で育ち、地方から供給されている。都会の食も、人も、電気も、水も、地方が供給している」と。

なのに今、その地方が存亡の危機に瀕しています。

地方に住んでいる人にとって、その地方の魅力に気づくことは難しく、例えば現在開催中の瀬戸内国際芸術祭のような取組をきっかけに、外からの人の反応を通じて、その地域の魅力や誇りに気づき、さらには、暮らしていく上で必要不可欠な雇用や職、経済活動に通じることが必要ではないでしょうか。

西条市で多くの企業の方と話をさせていただきました。「なぜ西条で頑張っていらっしゃるんですか。人件費の安い海外に工場を移すとかは考えられないのですか」。

すると、みなさん、おっしゃいます。「この地域がウチの会社を育ててくれました。この地域には人が、情報が、ネットワークがあります。この地域で頑張っていきたいのです」と。

地域の魅力には「人」が大きなウエイトを占めていると思います。コンパクトシティも、そのまちのハード面の構造とともに、人々の魅力が付加される必要があるのではないでしょうか。

投稿: ほっと・ひといき | 2010年9月16日 (木) 01:03

西条市への出向、3年もの長期間、大変お疲れ様でした。西条市は、昔は通産局からも出向されていて、企業誘致に意欲的な市でした。今、1995年以来の円高で国内製造業が痛んでいます。この低金利でもこんなに円高なのに、国内金利が上昇したらどうなることか…とちょっぴり心配いたしております。さて、説明会の議事メモを読ませていただきました。たいへん参考になりありがとうございました。いろいろと考えさせられる内容でした。コンパクトシティ…私は高松から通っているのでわからないんのですが、池田で官舎住まいの人に聞くと、池田は歩いていける範囲に何でも揃っている、まさにコンパクトシティではないかという意見があり、意外に思いました。でも今は三好市となり山城や祖谷も三好市に合併しましたので、池田のごく中心部以外の人は大変だなぁと思います。まさに車がないと生活できません。民主党になって、これから地方はますます寂れていくのだろう、と思います。ぜひ、池田の町へ飲みにいらして下さい。

投稿: 池田にて | 2010年9月15日 (水) 17:22

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