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2011年2月

産官学連携で 大規模地震・津波に備える

100814tsunami 平成23年2月28日、サンポート合同庁舎13階の国土交通省四国地方整備局災害対策室で、「四国における地震・津波対策フォーラム」が開催されました。

 副題として、~「平成22年2月28日来襲津波」の教訓 巨大地震から命と財産を守る~ とつけられています。

 ちょうど1年前の2月28日。前日の27日午後にチリ中部沿岸で発生した地震による津波が、翌日の28日に日本に到達しました。

 四国でも津波警報や津波注意補が発表され、高知県の須崎では日本で最大の津波高さとなる1.2メートルを記録しました。

 この津波への住民の避難行動、行政など防災関係機関の対応などについて、四国の大学や高専などの研究機関と、行政や高松地方気象台などの国の機関が一緒になり、約1年間をかけ、現地調査や分析、検討をしてきた成果を報告書と提言としてまとめ、具体のアクションにつなげるべくキックオフフォーラムとして開催されたのが、今日のフォーラムです。

 フォーラムでは、調査や分析、報告書の執筆にあたられた大学や高専の先生方、高松地方気象台長などから報告書の内容について、また、アドバイザリー会議の座長である高知大学の大年先生から提言の内容について報告がありました。

 その後、意見交換です。

 提言の大きな柱である、「住民の確実な避難行動に結びつけるために」と、「行政の防災対応強化と連携のあり方について」、県や市、先生方との意見交換です。

 訓練をやっていますではなく、その訓練の「質」が大事。知的好奇心をくすぐるような訓練が必要。

 自主防災組織や地域の防災を考えるうえで、高齢化の進展を抜きにはできない。要援護者が増えるなか、その要援護者を援護できる担い手をどう確保するのか。

 自助や公助はもちろん大事だが、「予防に勝る治療無し」。壊れないようにする、壊れても壊滅的にならないようにする、壊れても直しやすいようにする、事業のプライオリティも見直していく。

 そんな意見が交わされました。

 フォーラムの様子をまとめました。
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豪華絢爛 引田ひなまつり

110227cimg4944  平成23年2月27日(日)、東かがわ市で行われている「引田ひなまつり」に奥さんと二人で行って来ました。

 何年も前から奥さんが「行きたい」と言っていたものですが、ようやく行くことができました。

 車を駐めることができる場所があるだろうかと心配しながらのドライブでしたが、引田に着くと国道沿いに駐車場の案内看板が幾つも並び、迷うことなく中学校のグラウンドを使った臨時駐車場に到着。

 グラウンドの入り口では「運営協力金として300円お願いします」とのチラシと声かけです。テントで運営協力金を支払い、「引田ひなまつり」の案内チラシ?を受け取り、引田の町並みに出発です。

 地図を見ると、スタート地点とも言える小学校には「お接待」との文字が書かれています。到着がお昼近かったので、もう無くなっているかもと思いながら立ち寄ると、大きな「ハマチのあら汁 お接待」と書かれた看板があり、温かく、ネギの味とマッチしたあら汁を美味しくいただきました。

 その後、お雛様を見にまわりましたが、お祭りが今日27日(日)から来月の3日(木)までのため、唯一の休日だったことから、見物人の数はもの凄く、通りを歩くのも自分のペースで歩くことは難しく、民家の狭い玄関の奥に展示されているお雛様を見るのも、順番待ちです。

 あるお家の方にお話を聞くと、お雛様の収集や、市松人形も人の着ていた着物に着替えさせたり、様々な工夫や努力をしていただいています。

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 中には、この「ひなまつり」のために、しまっていたものを引っ張り出すと、大正時代の新聞に包まれていたという、明治時代の人形、さらには150年前の江戸時代のひな人形も展示されています。

 年代と共に、人形の顔つきや、昭和30年代頃まであったやしろ? が、昭和40年代以降は金の屏風に変わっていくさまなど、いろんな事を発見させてくれます。

 絢爛豪華なひな人形に混じって、地元の幼稚園生でしょうか、かわいい手作りのひな人形が何カ所も展示されていました。

110227fitcimg4929  

 婦人会による売店、地元サークルによるお茶会、民家の軒先でお茶やコーヒーのお接待など、まちじゅうでお祭りを盛り立てていただいています。

 「引田ひなまつり」の様子を写真でまとめてみました。
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異文化コミュニケーションで防災力アップ

110225cimg4865  平成23年2月25日(金)、サンメッセ香川で、四国管区警察局総務監察・広域調整部高速道路管理室、西日本高速道路株式会社四国支社、西日本高速道路サービス四国株式会社の主催による「四国4県合同高速自動車道 災害図上訓練DIG」に参加してきました。

 みなさんはDIGという言葉を目にしたことがありますか。

 isaster(災害)、magination想像力)、ameゲーム)の略で、参加型の災害図上訓練の一手法です。

 図上訓練のいいところは、様々な災害発生を想定して、訓練者がそれぞれの立場(役柄)で災害時を模擬体験することで、状況の予測や判断、活動方針決定等を訓練できることがあります。

 また、いろいろな組織、職種の人が顔の見える関係を作り、共通認識を持つための異文化コミュニケーションとしても有効です。

110225fitcimg4852  

 今回は、高速道路上の事故を想定し、特にこれまで県別に単発の事故対応をDIGにより訓練してきたことの集大成として、複数箇所で事故が発生し、県境を跨いでの対応が必要となる事象を対象に訓練が行われました。

 4つの班が設けられ、各班には、警察消防本部医療機関、高速道路の管制センター、高速道路の各管理事務所のスタッフ13~15人で構成されています。

 事故発生当初は、高速道路の管制センターや管理事務所のスタッフが中心になり、班員への現地状況の報告と情報共有が進められます。

 しかし、高速道路の避難通路の構造や、管理事務所の配置や機能がわかっていない他の班員には、状況把握や今後の対応の協議はなかなかスムーズには進みません。

 次第に状況がわかってきて、救護や事故車両からの燃料の漏洩など火災への対応が必要なことがわかってくると、がぜん、消防や医療機関のスタッフの発言が多くなってきます。すると、トリアージや現地での救護活動などの医療関係者の手順について、基礎知識がない道路管理者からの質問が増えてきます。

 ひとつの事故対応でも、関係する各機関それぞれがしなければならないこと出来ること出来ないことについて、この訓練を通じ、互いに共通認識を持つことが出来ました。

110225cimg4850  指導にあたられた財団法人消防科学総合センター 防災情報訓練指導員の笠井武志さんの、訓練開始時の説明の中で、異文化コミュニケーションの場共通言語を持つことがDIGの目的としてあげられましたが、今回の訓練で初めて顔を合わせた参加者が、共通言語を次第に持てていく様子を見ることが出来ました。

 人はイメージできないことには、対処のしようがありません。

 参加された方々は、今回の訓練を通じて事故対応のイメージをつかみ、関係・連携すべき機関の方々の顔を知ることが出来、本番に活かせる様々な情報や関係を獲得することにつながりました。

 DIGの様子をまとめました。
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女性研究者は未来の宝箱 技術創造立国日本を救う

110223cimg4849  平成23年2月23日(水)、高松シンボルタワー タワー棟6階 かがわ国際会議場で、国立大学法人香川大学の主催で行われた「四国女性研究者フォーラム 女性研究者は未来の宝箱」に参加してきました。

110223cimg4800  基調講演は、東京大学男女共同参画室 アドバイザーの都川明子さんによる「女性科学者として生きる ~未来の宝箱~」です。

 基調講演では、

・「科学技術創造立国」日本の危機を救うには、”多様な人材”(性別、国籍、年齢等)が必要。
・女性研究者は単なる数合わせではなく、“新しい知”と“斬新な視点“新しい科学技術を生み出す可能性がある。
・現在の地球の傷を癒しうるのは、一人ひとりの内の“女性性”。
・女性は直感力がある。しかも、妊娠・出産を経験するため、忍耐強さを持っている。これこそ科学にとって不可欠な要素。

などの話を聞けました。

 その中で、「男女共同参画」というと渋い顔をする部長さんも、「多様な人材登用」というと「はい、そうしましょう」となるとか、組織を活性化させるためにはその組織のマイノリティ(少数派)の占める割合が30%は必要であるという現象を理論化した「カウンター理論」の話もありました。

110223cimg4828  続いて、休憩を兼ねたポスターセッションをはさみ、パネルディスカッションです。

 「四国で女性研究者を育む ~大学における女性参画のビジョンを語る~」と題し、次のメンバーで進められました。
  
○パネリスト:本仲純子(徳島大学 AWAサポートセンター長 特任教授)
       秋田美子(鳴門教育大学 大学院学校教育研究科 准教授)
       小島秀子(愛媛大学 女性未来育成センター長 教授)
       森田美佐(高知大学 人文社会科学系教育学部門 准教授)
       関 泰子(四国学院大学 社会学部 教授)
○コメンテーター:板倉周一郎(文部科学省科学技術・学術政策局 基盤政策課長)
○コーディネーター:一井眞比古(香川大学 学長)

 森田さんからは、「大学の女性参画を男性と共に」と題して、家庭や生活があることを前提とした研究環境がないこと、これが整備されれば、女性研究者も増えるし、男性も含めた研究成果も高まる、といった話がありました。

 さんからは、年齢別女子労働力率を日本とタイで比較し、日本は子育て期に仕事を辞めるM字型となるのに対し、タイでは仕事を辞めないことの紹介ありました。

 文部科学省科学技術・学術政策局の板倉さんからは、「海外では個室タイプ。日本は、組織で仕事をしているので休みづらい」、「女性研究者を増やすためには、もっと構造的な検討、対処が必要ではないか」などの問題提起をいただきました。

 フォーラムの様子をまとめました。
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にゃん にゃん にゃん 今日は猫の日

110222_dsc0836  今日2月22日は・・・

 そうです、2・2・2で、にゃん・にゃん・にゃんの語呂合わせで猫の日だそうです。

 だからどうするというわけでもないのですが、我が家のメス猫「くぅ」を、東京から帰ってきた娘の一眼レフで取ってみました。

 ファッションデザインを専攻するクラスなので、デジタル一眼レフカメラを持っている「カメ女」が何人もいたそうです。うちの娘もカメ女の仲間入りです。

 お正月のお年玉を使って購入したということです。うん万円の買い物をひとりでポンと購入するようになったのですねぇ。

 フィルム時代だと、ピンぼけやブレ、露出不足に露出オーバーと、写真屋さんから帰ってきた写真を見てガッカリしたり、瞬間を切り取った素晴らしい写真に感動したり・・・

 今は、現像料やプリント代を気にすることもなく、どんどん撮り貯め、パソコンディスプレイ上で楽しむことができます。

 また、撮影時にもその成果を即座に確認しながら試行錯誤を行うことが出来ます。

 撮影(瞬間を切り取ること)のおもしろさを感じながら、どんどん上達していってくれることでしょう。

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知って 気づき 行動し 持続可能な水環境を未来へ

110219cimg4724  平成23年2月19日(土)、サンポートホール高松4階 第1小ホールで、高松市の主催で行われた「たかまつ水環境シンポジウム2011 ~未来の子どもたちに持続可能な水環境を~」に参加してきました。

 平成20年2月に高松水環境会議を設け、2年にわたり検討してきた成果を昨年2月に提言いただき、昨年9月には「高松市持続可能な水環境の形成に関する条例」をまとめました。

 現在は、「高松市水環境基本計画」の作成を進めているところです。

 そのようなことから、水環境基本計画のことや、未来の子どもたちに水環境を持続するためにどうすればいいのかを、市民のみなさまと議論していこうというシンポジウムです。

 まずは、高松水環境会議の会長でもあり、京都大学大学院地球環境学堂の植田和弘教授による「未来の子どもたちに持続可能な水環境を」と題した基調講演。

 引き続いて、「持続可能な水循環を築くために」をテーマとするパネルディスカッションです。

110219cimg4735 ○基調講演では

 水は大切な資源、「資源」と呼ぶと原材料のように感じるが、「人的資源」との表現もあり、人が原料といっているわけではない。「資源」とは「可能性の束だ」といわれる。水にどんな可能性があるのかを、私たちが見つけることが、それが「水資源」である。

 水の「量」「質」を未来に引き継ぐ。将来のニーズを前提とし、今の営み、暮らしようを考える。将来から今を見てみるという視点が必要。

 多様な主体、一人ひとり、事業者、行政などによる連携、共働が大切。

そんな話を聞けました。

○パネルディスカッションでは

 兵庫県から香川大学に来て、高松で6年を過ごした大学院生の溝口さんからは、「節水をしてください」と言うのが、取水制限が出てからだった。よそから来た者に、高松の水の状況をわかるような、時期を得た取り組みをしてほしい。条例とか計画とはどういう意図があって制定されているのか、明確にしてほしい。条例の意図が市民に分かりやすく説明され、市民が理解されて初めて実行される

 四国コカコーラボトリングの参川さんからは、水の入り口から出口まで取り組む。入り口の部分は、水はどこから来ているか、社員がボランティア精神を持って参加できるよう啓発していく。出口の部分は排水。排水についても「見える化」をしていく

110219fitcimg4768  最後は、コーディネーターの角道さんから、「水を考えるということは、地域を考えること。一人だけでは取り組めないのも事実、関係性のもとに取り組み必要あり。宿題をやらなくて先生に起こられるのは1体1の関係。水は、一人が水を汚しても不特定多数の人が迷惑を受ける。また逆もそう。誰かと一緒に歩んでいくことが重要。出来ることからやらなきゃ、出来ることをやった成果を見える状態にすることが、次に続く人にやる気を起こさせる」とまとめられました。

 

11021_suiryo  昔から渇水で苦労してきた香川県。

 それが、今では1人あたりの水の使用料は増える一方。福岡などの節水型の暮らしとは、ずいぶんと差をつけられています。 

 知って、気づき、行動していく。

 まずは知ることから始めましょう。高松市水環境基本計画はこちらを参照下さい。

 シンポジウムの様子をまとめました。
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地域防災には 女性の視点と町じゅうの連携を

110217cimg4686  平成23年2月17日(木)、サンポートホール高松5階 第2小ホールで、香川大学危機管理研究センターの主催で行われた「香川大学 危機管理シンポジウム 第3回 災害と地域防災」に参加してきました。

 第1部は、危機管理研究センターの平成22年度の活動報告で、「地域防災力向上を目指した防災教育推進事業の実施」などについて報告がありました。

110217cimg4706  第2部は、かがわ自主ぼう連絡協議会会長の岩崎正朔さんによる「地域防災がもたらす『まちづくり』の効果と展望」と題した基調講演です。

 第3部は、「地域防災力向上に外からの共助を活用しよう」をテーマとするパネルディスカッションです。

 コーディネーターは長谷川修一(香川大学工学部教授)さん、アドバイザーは基調講演をいただいた岩崎正朔(かがわ自主ぼう連絡協議会会長)さん、パネリストは、西洋一(高松市総務部危機管理課長)さん、稲井光男(香川県社会福祉協議会地域福祉課長)さん、宮脇初恵(高松市男女共同参画センター事務長)さん、根ヶ山里子(高松市二番丁コミュニティーセンター長)さん、久保雅和(香川県防災士会会長)さんの5名です。

110217cimg4707  岩崎さんの基調講演では、様々な取り組みの工夫とその効果について説明があり、最後は中国のことわざを引用され「100年兵を養うは、これ1日のため。 東南海・南海地震の発生は、遠くありません。今日から新たな取り組みを始めましょう」と締めくくられました。

110217cimg4708  パネルディスカッションでは、宮脇さんから「女性の視点を。女性は、地域のことにとても敏感です。情報が入ると、女性はすぐに行動に移す。女性は助けられたり、助けたりという横のつながりを作るのが得意。女性の視点を活かして」、岩崎さんからは「病院など、町じゅうの連携を模索しておいた方がいい。福祉施設などグループホームなどの施設には、看護士、介護士の資格者がたくさんいる。今から連携をしっかりやっておく」とのアドバイスをいただきました。

 防災は、「人づくり」「まちづくり」「絆づくり」。互いの助け合い、協力無くしては、災害に立ち向かえません。

 大人も子どもも、男性も女性も、健常者も障がい者も、それぞれに「役割」が、「出来ること」があります。

 自分の出来ること、周りの人の出来ることを、互いに知っておくこと、助け合える、連携できる準備をしておくことは、防災力の向上につながるのではないでしょうか。

 シンポジウムの様子をまとめました。
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広い視野で 新たな公共を

110216_chirashi  平成23年2月16日(水)、高松サンポート合同庁舎のアイホールで、国土交通省四国地方整備局 建政部 計画・建設産業課の主催で行われた「新しい公共」大集合:活動報告会[四国ブロック]に参加してきました。

 以下の8件の活動報告の後、意見交換です。
 
【活動1】「わがらで地域づくりプログラム」のその後
【活動2】地域資源活用型癒しのばんどう門前通りの形成と担い手育成事業
【活動3】限界集落緊急対策「命見守り ほっと安心」のモデル集落事業への取り組み
【活動4】地盤産業・地域資源を活かした循環型ローカルコミュニティの構築プロジェクト
【活動5】”牛鬼の里 うわじま”消えない集落づくり
【活動6】高齢化もなんのその! 地域の“絆”再生事業 「のくとい館での笑顔のある暮らし
【活動7】コミュニティビジネスが生む地域の支え合い仕組みづくり事業について
【活動8】越知町虹色の里横畠の取り組み 「交流による元気な横畠」を目指して

 道路や地域の清掃、維持といった昔は地域の住民の方々自ら行っていただいていたことや、ご家族の介護など家庭や地域で行っていたことが、核家族化や老老介護のように住民自らでは対処し得なくなり、道路清掃や介護保険制度のように「公(行政)」で行うようになってきました。

 右肩上がりの増え続けることが可能だった時代には、不足する部分について、どんどん行政が対応することが出来ました。

 でも、もう今はそのような社会ではない、昔に戻れないことは明らかなこととなっています。

 「新たな公共」 都道府県の役割の見直しNPO法人への寄付の拡充措置該当NPO法人の認定を国から都道府県へ新たな公共への個人や企業からの投資、融資などによる資金循環、など様々な見直しがなされ、アイデアが検討されています。

 様々な取り組みは、その事業単品で黒字になるモノはありません。しかし、地域の方々が生きがいを持って元気に暮らせることで、医療費が減る効果が期待出来ます。

 活動7の報告では、野菜の集荷をしてもらえることで昔から続けている野菜作りを再開することが出来、生きがいを持って元気に暮らしているお婆ちゃんの言葉の紹介がありました。

 「400円かけて病院に行くよりも、400円かけて直売場にいく方が、よっぽど世の中に迷惑をかけん

 意見交換でも次のような意見や講評が出されました。

 医療費の面など、行政コストの縮減、何よりもお年寄りの生き甲斐、仲間意識が生まれているということを聞き、行政との1対1ではなく、意識を変えていただき、金銭ではなく、あるところの負担で、あるところの負担が減る。総合的な目で見る必要がある。我々が気づかないところで、企業が参入できる部分があるのかもしれない。

 地域を維持していくために行う事業は、必ず赤字になる。組み合わせで黒字になる事例はある。

 そして、新たな公共の中心には「人」がある。必ず取り組みの写真の中に良い顔している人たちがいて、それが見たくて活動をしているんだろうなぁ。

 様々な主体、様々な時間軸、そして何より地域全体でどのような変化、効果が生まれるのか、広い視野で物事を考え、取り組んでいく必要があります。

活動報告会の様子をまとめました。
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地域の移動手段を確保するために

110214cimg4303  平成23年2月14日(月)、サンポートホール高松5階 第2小ホールで、国土交通省四国運輸局の主催で行われた「地域公共交通確保維持改善事業(四国ブロック)説明会」に参加してきました。

 平成23年度予算に新しく設けられた「地域公共交通(維持改善事業)」についての、自治体の担当者向けの説明会です。

 事業仕分け、刷新会議での議論を経て、国がどういったものに補助すべきか、仕組みの見直しがなされたものの一つです。

 地方や離島では、過疎化や少子化、燃料の高騰、生活様式(車社会)の変化など様々な要因から公共交通の利用者が減り、その運行の維持が難しくなっています。

 その一方で、高齢の方など、移動に公共交通に頼るしかない方々の移動に支障が生じています。

 そんな中、人口減少、高齢化の進展、地球温暖化対策等の諸課題に対応するとともに、安全で安心な地域の移動手段を確保するため交通基本法の制定の準備が進んでいます。

 地域間幹線路線の補助要件の一つである、日あたり輸送量が15~150人について、地方ではこの日15人以上の要件は厳しく緩和措置が欲しい。

 本事業が、厳しい財源を有効に使う趣旨から「地域の交通、人の移動」を対象とするため、フェリーのような物流を担うモノが対象とならない事への対策を考えて欲しい。

 説明会に参加されている自治体や事業者の方々からたくさんの質問が出され、離島や地方の移動手段の確保に取り組まれている方々の、切実な要望と、熱い思いが感じられました。

 説明会の様子をまとめました。
「110214.pdf」をダウンロード (197KB)

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素材に合った料理法 それが情報のデザイン

110213cimg4615  平成23年2月13日(日)、生涯学習センター「まなびCAN」の大研修室で、地域プロデューサー養成実行委員会の主催、高松市教育委員会の共催で行われた、第3回 指導者のためのセミナー「”まち”をデザインする」に参加してきました。

 講師は、「出版社が四国にはない。無いなら自分で作っちゃおう」と、出版会社ROOTS BOOKSを立ち上げた小西智都子さんです。

 セミナーは、「情報伝達のあり方、仕方」です。

 「情報を伝えるのは、まずは1人に伝えられなければ、10人、100人、1000人に伝えられるはずがない」と、お隣と1分間で自己紹介。そのあと、何が伝わったかを双方で1分半で確認です。

 1分間は短いものです。この1分間で何を伝えるか、ちゃんと伝わるかには、いろいろ注意する点があります。良いチラシと悪いチラシの実例も交えながら、約2時間のセミナーです。

 デザインとは料理法。素材をどう美味しく届けるか。それには、素材がわかっていないと、良い料理は出来ません。自分が何を伝えたいのかわからないと、デザインは出来ません。

 情報の5W1H でも、そのうちの2W1H、「who 誰に」、「what 何を」、「how どうしたい」の3つがチラシやプレスリリースのポイントとなります。

 「何が言いたいのか」「他と何が違うの?」 それが文章の「へそ」です。へそはしっかりと絞り込まなければなりません。

 同じ広告でも、ROLEXや高級化粧品の広告には、製品の写真だけが取り上げられています。対してスーパーの広告には、これでもかと所せましに情報が埋め込まれています。

 同じ広告でも、旅行の広告には旅情たっぷりの写真が使われ、説明は少なめです。対して、保険の広告は、どのような保証があるのかなど、説明文が多く書かれています。

 「写真が多ければいい」、「情報の量が少なければいい」ではないのです。

 素材にあった料理法があるように、「へそ」にあったデザインの方法があるのです。

 講義のあとには約30分間、予定時間を大幅に過ぎるほど、様々な質疑と意見交換がありました。

 その中ではWebでの情報発信の仕方について、「私は情報をタダで発信してあげているんだ」は間違った思い込み、「Webを見に来てくれている人は、パソコンや携帯電話を買い毎月の通信料を払って見に来てくれている。決してタダではない」との意識を持って、といった話も出ました。

 情報は相手に伝わって初めて情報です。伝えるからには、何かの行動、反応をしてもらうことが目的ですから、発信して終わりではないのです。

 セミナーの様子をまとめました。
「110213_design3.pdf」をダウンロード (228KB)

 

第1回 「“まち”をデザインする」の様子はこちら

第2回 「NPO、企業、コミュニティとの連携」の様子はこちら

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みなとと防災を考える

101109cimg3040 平成23年2月12日(土)、サンポート合同庁舎のアイホールで、四国地方整備局高松港湾・空港整備事務所の主催、香川県と高松市の共催で開かれた「みなとと防災を考えるセミナー in 高松」に参加してきました。

 寒く、強風の吹きすさむなか、多くの方がアイホールを目指して集まってきています。

 アイホールに入ると、多くの地元選出の国会議員も参加されています。

 議員の方々の挨拶のなかでは、「港町高松での港の大切さ」「航路の大切さ」「地震や津波への対策の大切さ」「自助・共助・公助,ソフト・ハード両面からの対策の重要性」を話され、「本セミナーで共に勉強しましょう」 などなど。

 プログラムは次のとおり、地震や津波に関する研究者による講演、兵庫県南部地震の際のフェリーの役割についての講演、そして平成16年台風16号の高潮被害を契機とする高潮対策の取り組み状況についての報告です。
 
 ○講演①「巨大地震の時、港湾・海岸施設に何が起きるのか?
        -被災メカニズムを知り、万一の事態に備えよう-」
     独立行政法人 港湾空港技術研究所 特別研究官 管野高弘

 ○講演②「防災面におけるフェリーの役割について」
     ジャンボフェリー株式会社 会長 加藤琢二

 ○報告「平成16年台風16号の高潮被害を踏まえて」
     香川県土木部港湾課 課長補佐 森川照久

 港湾空港技術研究所の菅野さんからは、「事前の対策として耐震強化岸壁など耐震対策、地震後の対応が出来るよう何が起きるかを想像して準備をしておく」「港だけ守ってもダメ。港に通じる道路が被災していては港は機能しない。船などが津波で流されてきていては港や道路が使えない。全体で耐震対策、防災を考えないといけない。」と、締めくくられました。

 ジャンボフェリー株式会社の加藤さんからは、兵庫県南部地震の経験から、フェリーや旅客船の取り組みについて紹介があり、「お風呂船、ホテルシップとして活用」「援助物資、自衛隊の復旧部隊、電気やガスの復旧のための作業員・車両・資材は航路で運ばれた」といった紹介があり、最後は「神戸でよかった。港町の神戸だったから、港を使って大災害に速やかに対応できた」と締めくくられました。

 香川県土木部港湾課の森川さんからは、香川県内の高潮対策の計画の概要と整備の状況の報告があり、「高潮対策は、高潮+波の影響で設計してあるので、高潮対策をしておけば、東南海・南海地震による津波に対しても対応できるのでは」といったお話も聞けました。

 報告の最後には、「陸こうは家の玄関と同じです。出入りしない時は締めておいて下さい。しっかりとしたコンクリートで堤防を作っても、陸こうが開いていたのでは意味がありません。開いたままで地震を受けると、壊れて閉められなくなることがある。閉まっていれば地震を受けて壊れても、大量の津波が入ることはない」と、締めくくられました。

110211cimg4604  今後30年以内に、約60~70%の高い確率で東南海・南海地震が発生するといわれています。

 地震の発生が先になればなるほど、プレートに蓄えられたエネルギーはより大きく、大きな地震につながりかねません。

 歴史が物語っています。「いつか起きる」のではなく、「必ず起きる」のが、東南海・南海地震です。

 次に起きる南海地震は、昭和21年に起きた昭和南海地震の4倍大きな地震だろうといわれています。

 昭和21年とは生活スタイルも、まちなかの様子も変わっています。電気が無くて、水道が無くて、車が使えなくて、トイレが使えなくて、あなたの暮らしはどうなりますか。

 イメージしてみて下さい。水や食料が必要となるのは、地震であなたが死ななかった場合のことです。

 まずは自分が生き残るためにタンスや家具の固定は大丈夫ですか。あなたの身の回りに危険なものはないでしょうか。

 イメージしてみて下さい・・・

 セミナーの様子をまとめてみました。
「110212_minato.pdf」をダウンロード (282KB)

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25年ぶりの大雪で・・・

110210cimg4575  昨晩から雪が降り出しました。

 大雪との予報で、昨晩のうちに駐車場の車の屋根にはもうだいぶん雪が積もり始めていました。

 曜日が変わる頃から、高速道路通行止情報のメールがひっきりなしに入ります。四国じゅうの高速道路が通行止めになっているようです。

 朝、外を見ると、栗林公園や稲荷山の木々も真っ白に雪化粧です。

110211fitcimg4582  

 高松で5cm以上の積雪になったのは、25年ぶりだそうです。雪合戦や雪だるまを作ることがなかなか体験出来ない香川の子どもたちにとって、連休初日に嬉しいプレゼントになったようです。

110211cimg4589  私は、昼から仕事のため職場へと向かいましたが、自転車置き場脇のベンチには、たくさんの大小の雪だるまが・・・

 また、栗林公園からは三脚とカメラを抱えた男性が出てきました。きっと、良い雪化粧の栗林公園を撮影することが出来たのではないでしょうか。

 昨晩、布団に入った時には「明日は早起きして栗林公園へ行こう!」と思っていたのですが、朝寝坊してしまいました・・・

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コップ1杯の節水から

110209cimg4563  昨晩、ひさびさに雨が降りました。

 水不足のため、何とか年越し出来た早明浦ダムの貯水率は減る一方です。

 通勤経路には、水資源機構の吉野川局の事務所が入っているビルがあり、掲示板には早明浦ダムの貯水率などの最新の情報が掲示されています。

110209cimg4564  1月の早明浦ダム上流域平均雨量は、平年値の76.4mmに対して7.2mmと、1割にも満たなかったそうです。

 昨晩の雨が貯水率を回復させてくれればありがたいのですが・・・

 取水制限を開始し、春先の菜種梅雨まで何とかつながなければなりません。

 みなさんの家でのコップ1杯、バケツ1杯の節水から、チリも積もれば大きな量となります。

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「官務員」ではなく「公務員」 誰のために務めるか

110206cimg4552  平成23年2月6日(日)、生涯学習センター「まなびCAN」の大研修室で、地域プロデューサー養成実行委員会の主催、高松市教育委員会の共催で開かれた、第2回 指導者のためのセミナー「“まち”をデザインする」に参加してきました。

 講師は、地方財政が専門の、香川大学大学院 地域マネジメント研究科教授 田中豊さんです。

 講演は、「NPO、企業、コミュニティとの連携」のタイトルのもと、多様な主体が支える地域づくりに向けて、必要な連携について考えます。

110206cimg4558  連携は恋愛みたいなもの

 連携も恋愛も、その気になって、そのことが大事だ、そういう意識がないとなかなかうまくいきません。

 また、地域を取り巻く状況のひとつとして、少子化の話がありました。

 女性が生涯の間に産む子供の数、合計特殊出生率は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 現在の日本の合計特殊修正率は、1.37人だそうです。これを見て、どんなことを感じますか。

 女性と男性の二人から、1.37人の子どもということは、1世代後には2人が1.37人になるということ、0.69倍になるということです。すると3世代後には0.69×0.69×0.69=0.33と、3分の1になってしまいます。

 着実に進む少子化は、日本人の滅亡、社会崩壊の危機といえるのではないでしょうか。

 この様な状況下で、行政に「頑張れ」ではすまない時代。みんなで連携し、支えあってゆかねばならない領域が広がっていく、新しい公共の時代です。

 この「新しい公共」とは、かつては家庭や地域で介護していた「個」の領域だったものが、成り立たなくなり介護保険として「公」が関わるなど、新たに増えてきている部分の「新しい公共」の部分と、関わり方として変化してきている「新しい公共」の部分があります。

 役所も考え方を変え、市民と共に考えなければいけません。

 「官務員」ではなく、「公務員」です。「官」のために務めるのではなく、「公」のために務めるのが「公務員」なのですから

 セミナーの様子をまとめました。
「110206_design2.pdf」をダウンロード (227KB)

 

第1回 「“まち”をデザインする」の様子はこちら

第3回は、平成23年2月13日(日)13:00~15:00 「情報伝達のあり方、仕方」です。

詳細は、こちらを。   

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清掃ボランティア サンポート合同庁舎にも出現

110203cimg4528  今日は第一木曜日。

 月に一度の「サンポート高松・中央通り一斉清掃」の日です。

 サンポート合同庁舎の南側の空き地、南館が建設される予定だった空き地にも、ゴミを拾ってくれている方がいらっしゃいました。

 たいていは、道路に面した会社の方々が、自社の前面を中心に掃除をしていただいているようですが、この方は、どちらに所属されている方なのでしょうか・・・

 ありがとうございます。

 また、今日は節分

110203cimg4548  家に帰ると、これが私の分だからと、歳の数だけ小皿に豆を残してくれていました。

 こんなにたくさん食べられる、いえいえ、食べなければならない歳になってしまったんですねぇ。

 一粒一粒数えながら食べていくと、・・・・・・ 一粒多い!!

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