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素材に合った料理法 それが情報のデザイン

110213cimg4615  平成23年2月13日(日)、生涯学習センター「まなびCAN」の大研修室で、地域プロデューサー養成実行委員会の主催、高松市教育委員会の共催で行われた、第3回 指導者のためのセミナー「”まち”をデザインする」に参加してきました。

 講師は、「出版社が四国にはない。無いなら自分で作っちゃおう」と、出版会社ROOTS BOOKSを立ち上げた小西智都子さんです。

 セミナーは、「情報伝達のあり方、仕方」です。

 「情報を伝えるのは、まずは1人に伝えられなければ、10人、100人、1000人に伝えられるはずがない」と、お隣と1分間で自己紹介。そのあと、何が伝わったかを双方で1分半で確認です。

 1分間は短いものです。この1分間で何を伝えるか、ちゃんと伝わるかには、いろいろ注意する点があります。良いチラシと悪いチラシの実例も交えながら、約2時間のセミナーです。

 デザインとは料理法。素材をどう美味しく届けるか。それには、素材がわかっていないと、良い料理は出来ません。自分が何を伝えたいのかわからないと、デザインは出来ません。

 情報の5W1H でも、そのうちの2W1H、「who 誰に」、「what 何を」、「how どうしたい」の3つがチラシやプレスリリースのポイントとなります。

 「何が言いたいのか」「他と何が違うの?」 それが文章の「へそ」です。へそはしっかりと絞り込まなければなりません。

 同じ広告でも、ROLEXや高級化粧品の広告には、製品の写真だけが取り上げられています。対してスーパーの広告には、これでもかと所せましに情報が埋め込まれています。

 同じ広告でも、旅行の広告には旅情たっぷりの写真が使われ、説明は少なめです。対して、保険の広告は、どのような保証があるのかなど、説明文が多く書かれています。

 「写真が多ければいい」、「情報の量が少なければいい」ではないのです。

 素材にあった料理法があるように、「へそ」にあったデザインの方法があるのです。

 講義のあとには約30分間、予定時間を大幅に過ぎるほど、様々な質疑と意見交換がありました。

 その中ではWebでの情報発信の仕方について、「私は情報をタダで発信してあげているんだ」は間違った思い込み、「Webを見に来てくれている人は、パソコンや携帯電話を買い毎月の通信料を払って見に来てくれている。決してタダではない」との意識を持って、といった話も出ました。

 情報は相手に伝わって初めて情報です。伝えるからには、何かの行動、反応をしてもらうことが目的ですから、発信して終わりではないのです。

 セミナーの様子をまとめました。
「110213_design3.pdf」をダウンロード (228KB)

 

第1回 「“まち”をデザインする」の様子はこちら

第2回 「NPO、企業、コミュニティとの連携」の様子はこちら

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コメント

ごふさたいたしております。

西条市を離れてもうすぐ丸一年になろうとしておりますが、雨の中の2年前のクラシックCarニバルのことが、ついこの前のように思い出されます。

昨年秋のCarニバルもまた、趣向を凝らし、特色あるCarニバルになったようですね。

商工会のみなさんの献身的な取り組みと、車にこだわっていらっしゃる出展者(出展車)に感謝ですね。

なかなか人に情報を伝えるのは難しいもので、ましてや、これまで関わりを持っていない人、取り組みに興味を持って頂けていない人に、参加者の裾野を拡げよう、協力者を募ろうという時には、いろいろな工夫が必要ですよね。

でも、今回のセミナーでもありましたが、熱意のあるみなさま、そこにはしっかりとした素材があります。その素材から「へそ」を整理し、その「へそ」をアピールしていく事が出来れば、また、類似のグループのネットワークを利用、連携していくのはは効果的ではないでしょうか。

また、感想、ご意見など、お待ちしております、

投稿: ほっと・ひといき | 2011年2月15日 (火) 22:59

愛媛県西条市の周桑商工会小松支所です。
クラシックCarニバルのときは、ありがとうございました。
いいセミナーですね。早速資料をプリントアウトさせていただきました。
うちはイベントが多いのと、最近 商工会ブログを始めたので、大変参考になります。
ちゃんと伝えることができなければ意味がないですよね。
独りよがりにならないように気をつけなければと思いました。

投稿: 周桑商工会(T) | 2011年2月14日 (月) 10:40

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