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確実に止まることにこそ安全が・・

110803cimg6914  平成23年8月3日(水)、「日本鉄道技術協会四国支部定期総会」で、記念講演として「東日本大震災から何を学び、近い将来必ず起きる南海地震に私たちはどう備えるか」、そんな内容で出前講座の講師を務めさせていただきました。

 会場は「義山莊」です。義山莊ってどういう意味なんだろう、由来は・・・? と思っていたところ、フロントの正面に大きな額縁に入った「義山莊」の書を発見。

110803cimg6916  書のそばには、次のような説明文も掲げられていました。

 この書は、元国鉄総裁十河信二氏の直筆のものです。
 義山莊の由来は、新幹線の生みの親と親しまれている十河信二氏の書道の雅号(がごう)「義山」を戴いて名付けられたものです。
 十河信二氏は、愛媛県新居浜市の出身で書道をたしなまれていました。雅号の「義山」は十河氏の満鉄理事時代の親友である季宗仁氏(第二次大戦中アメリカに亡命し、のちに毛沢東の片腕と言われた高官)が、彼の書を見て、中国の「義山」にちなみ雅号として贈ったと言われています。

 うーん、中国の「義山」というけれど、「義山」って人の名前? 山の名前? 地名? 私には「義山」の意味がわかりません。

070928_0keicimg3140 ただ「十河信二」の鉄道つながりで、西条市で仕事をしていた時にオープンした四国鉄道文化館にも、初代新幹線である0系新幹線や、四国の無煙化に貢献した電気式ディーゼル機関車のDF50の1号車と共に、十河信二に関するさまざまな資料が多く展示されていました。

 四国鉄道文化館のオープンに向け、DF50を西条駅のすぐ隣にある四国鉄道文化館まで牽いてくる際に、DE10形ディーゼル機関車2台で牽引してきていたのを見て、危機管理のしっかりしているJR四国だなぁと感心していました。

 というのは、エンジン出力1,200馬力のDF50を牽引するのに、エンジン出力1,350馬力のDE10なら1台で十分だろう。そこを2台のDE10で牽引してくるのは、定時の列車の運転が終了した夜間に、確実に多度津から西条まで牽引してくるためには、車両の故障の可能性を考えると、2台の機関車で牽引することにしたのだろう。これが鉄道マンの危機管理のすごいところだと、そんな風に受け止め、感心していたところです。

071106_df501cimg3874 今日の総会に集まっているのは、鉄道の電気や機械、安全管理などに関する技術者の方々です。

 上記の鉄道マンの危機管理に感心した話をすると、「いぇいぇ、ちょっと違います。ブレーキを連動させずに牽引してくるDF50を安全に停車させるには、DE10形1台では足りず、2台で牽引してきた」とのこと。なるほど、重量を確認してみると、DF50の85.1トンに対してDE10は65トンしかありません。

 しかし、安全のためには牽引できることと共に、安全、確実に停車できることにも気が向かなければならなかったのですね。

 流石、鉄道マン。

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