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発災時に 自分の命を守れるのは 自分しかないのです

110924cimg8380  平成23年9月24日(土)、さぬき市志度音楽ホールで開かれた「さぬき市民シンポジウム 震災に学ぶ」に参加してきました。

 副題として、「~地方における行政と市民の役割を考える~」とつけられています。

 そんなことから、丸亀市川西地区地域づくり推進協議会 会長の岩崎正朔さんの基調講演「震災現場で何が起こっているのか? 我々が今なすべき事は何なのか!」の後のシンポジウムのシンポジスとは、国会議員、市長、社会福祉協議会、NPOの方で構成されています。

110924cimg8381 プログラムは以下のとおりです。

・基調講演「震災現場で何が起こっているのか? 我々が今なすべき事は何なのか!」
        岩崎正朔(丸亀市川西地区地域づくり推進協議会 会長)

・シンポジウム
  コーディネーター:大山治彦(四国学院大学 社会福祉学部 教授)
  シンポジスト:玉木雄一郎(衆議院議員)
         山岡義典(日本NPOセンター 代表理事)
         渋谷篤男(全国社会福祉協議会 事務局次長兼政策企画部長)
         大山茂樹(さぬき市長)

○基調講演「震災現場で何が起こっているのか? 我々が今なすべき事は何なのか!」

110924cimg8318  基調講演の岩崎さんからは、東日本大震災の状況から、日頃の訓練と備えからちゃんと想定外の災害にも対応できた人や地域があること、それに比較し香川の現状はいかようなのかについて話していただきました。

 その後、「我々がなすべきことは、それぞれの立場(自助・共助・公助)において、原点に立ち戻って対策を講じることではないか」と、自助、共助、公助の役割と、これらがうまくバランス良くまわっていくことで、想定外にも対応できることを話されました。

 

○シンポジウム

110924cimg8338  トップバッターの玉木雄一郎(衆議院議員)さんからは、復興計画やこれからの災害に強いまちづくりは、「これまでの延長で考えるべきではない」、「外部(国を含む)でのお手本をもって来る方法ではうまくいかない」、「地域の特性や住民の主体的な取組を生かした、自立的・持続可能なまちづくりが不可欠」であり、そのためには、「住民主権のまちづくり」が必要である。

 この「住民主権のまちづくり」の実現には、「本当に自分達が求めるものは何なのかを確認する仕組みが必要」、「まちの問題点や優先順位を住民で共有できる仕組みが必要」であり、「集まって」「考える」しかない。

 そのためには、リーダー(言い出しっぺ)が必要で、集まる場を作る能力が大事である、といった話がありました。

110924cimg8354  次に、山岡義典(日本NPOセンター 代表理事)さんからは、新しい公共として、NPOなどの役割、震災支援の中でのNPO活動の課題についての話がありました。

 渋谷篤男(全国社会福祉協議会 事務局次長兼政策企画部長)さんからは、社会福祉協議会の災害時の役割、地域福祉も災害ニーズも、共にそばに相談できる人がいないことが課題であり、孤立、孤独への対応が必要。そんなことから、「香川からわざわざ来てくれた このことがうれしい、ありがたい、心の支え」となるといった話がありました。

110924cimg8369  シンポジスとのやりとりの後、フロアから意見を受け付けました。

 シンポジストの皆さんは、言いにくいことを言わない。国民の義務、自分の命や自分の家族を守るのは自分である。みなさん(行政)が助けに来てくれるのは、3日後です。まずは自分の事は自分で守れ! 厳しいことを言わなければ、本音の部分で言うてくれたら。

 帰宅難民がおる。台風が来よるのがわかっているのに、仕事に行き、鉄道が止まり帰れなくなり、鉄道の悪口を言いよる。違う! 市民の方がしっかりせないかんと思う。自分のことは自分で守るような、さぬき市の子供をしっかりと教育して欲しい。

 こんな、「行政もっと頑張れ、あれやれ、これやれ」といった意見ではなく、「市民が頑張れ、行政がもっと厳しいことを言ってくれ」との声がフロアの市民からでました。

110924cimg8335  最後はコーディネータの大山治彦(四国学院大学 社会福祉学部 教授)さんから、「行政は行政の役割を担いつつ、市民は市民の立場で役割を担う」との言葉で締めくくられました。

 発災時に自分の命や家族の命を守れるのは、自分しかいないのです。まずは自分たちで何が出来るか、何をしなければいけないのか、防災家族会議をやってみましょう

 シンポジウムの様子をメモにまとめました。
「110924_shinsai.pdf」をダウンロード (574KB)

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