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「はやぶさ」帰還カプセル 香川大学にて公開

111022fitcimg9062  平成23年10月22日(土)、香川大学博物館主催による「小惑星探査機『はやぶさ』帰還カプセル展」特別講演会に参加してきました。

 みなさんは、香川大学の中に博物館があることを知っていましたか。

 今回の「はやぶさ」帰還カプセル展で、第8回目の企画展になるそうですが、博物館があったことを初めて知りました。

 13:30分からの開場でしたが、13:40頃に到着したときには会場は満席状態で、立ち見でもよければという条件で入場を許されました。

 360席ほどの定員の大教室に、さらに百人ほどの方々が立ち見での講演会のスタートとなりました。

111022fitcimg8993  

 プログラムは次の通りです。

14:05~15:20 「はやぶさ」から「はやぶさ2」へ
         吉川真(JAXA・「はやぶさ2」プロジェクトマネージャ)

15:30~16:30 「イトカワ」から探る太陽系の起源
         圦本尚義(北海道大学大学院理学研究院・教授)

16:30~16:55 質疑

111022cimg9002  一人目の講師である吉川真さんについて、日本宇宙少年団香川小惑星分団 団長の岡崎さんから「吉川さんは、次のプロジェクト『はやぶさ2』の責任者。また、『はやぶさ』をジャスト、オーストラリアに帰らせた人。会社であれが社長にあたる人が吉川さん」との紹介がありました。

 様々なトラブルに、元々の設計の工夫を駆使しながら対処してきたこと、何よりの想定外は、多くの方々がはやぶさに関心を持ってもらえたこと、映画が3本も出来たこと、などの紹介があるなど、昨年の6月にe-とぴあ・かがわで聞いた講演の内容が、さらにパワーアップされていました。

111022cimg9074  「はやぶさ」が教えてくれたことは、世界初に挑戦することのすばらしさ、世界初に挑戦することの難しさ、これを次の世代に伝えていきたい。

 「はやぶさ2」は、2014年に打ち上げ予定で、地球への期間は2020年12月の予定。日本の化学技術のレベルアップを図っていきたい、若い世代に引き継いでいきたい。

 そんな話ののち、質疑では大人から子どもまでたくさんの質問が出されました。

 

111022cimg9035  二人目の講師、圦本尚義(ゆりもと ひさよし)さんは、全国でも十数人しかいない、微粒子から宇宙の起源を見る先生、イトカワの物質の分析を行い、サイエンス誌に載った3編の論文のひとつの著者であるとの紹介ののち講演が始まりました。

 どうやって目に見えないほど微細な物質をカプセルの中から採取したのか、採取した物質が地球内の物でなくイトカワの物だとどうやって評価したのか、得られた物質の分析からどのようなことがわかったのか、写真を交えながらわかりやすく説明いただきました。

 さらには「はやぶさ2」でどのような小惑星の探査を目指しているのか、何を明らかにしようとしているのかといったお話しがありました。

 最後は、吉川さんと圦本さんへの質疑の時間ですが、予定の時間を30分近くオーバーするほど、熱心な質疑が続きました。

 特別講演会の様子をまとめました。
「111022_hayabusa.pdf」をダウンロード (683KB)

 昨年6月27日に、e-とぴあ・かがわで行われた「はやぶさ」に関する宇宙講演会の様子はこちらです。

 この時にも吉川真さんが講師を務められはやぶさやイトカワの話、また、隕石の研究をされている東京大学大学院教授の永原裕子さんから、惑星や隕石研究の意味についてお話いただきました。

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