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未来は予測するものではなく つくるもの

111029cimg9184  平成23年10月29日(土)、香川大学工学部講義棟で行われた「香川大学工学部オープンキャンパス 特別講演会」に参加してきました。

 工学部のオープンキャンパスに合わせて行われた当別講演会で、美馬のゆりさんによる「科学する心、未来をつくる力」と題した90分間の講演です。

111029cimg9217  工学部キャンパスには、様々な屋台が出、美味しい臭いが漂い、イルミネーションで飾られた自動車が展示されていたり、屋外ステージではバンドの演奏が行われています。

 工学部の建物の中では、様々な研究室が、その研究成果の一端を、模型やパネル、実演によりわかりやすく? 説明をしていました。

 特別講演には、高校生男女の参加もあり、高校生への理系、特に女性の理系への進路、リケジョへのエールを意識した講演でした。

111029fitcimg9168  まずは、美馬さんがなぜ理系を志し、コンピュータ、教育、心理学へと興味を持ち、研究を進めてきたのかの紹介があり、その中では、初めて大型コンピュータと出会った時のIBM見学時の入場券を今でも持っていること、「自分の進路を決めた記念の品は大事に持っておきたい」、そんな話で始まりました。

 研究に大事なのは、「アイデアビジョンインパクト」であること、自分にあった学習スタイルを知るためのVAKT嗜好テストの紹介や、キャリア選択の話などがありました。

 AVKT嗜好テストとは、次の12の質問から自分のタイプを知ろうとするものです。詳しくは、特別講演の内容をまとめたメモを参照ください。

 1.頭にものごとをはっきり描くことができる
 2.ノートには、たくさんの絵やグラフが描かれている
 3.テスト中、頭の中に教科書の正答のあるページを思い出すことが出来る
 4.本を読むとき頭の中で音韻化するか、あるいは声に出して読む
 5.本で読むよりCDなど音声で聞く方が好き
 6.問題解決や何かを書いているとき、頭の中で自分に話しかける
 7.音楽がかかっている方が集中できる
 8.机や本棚、タンスが散らかっている
 9.勉強しているときも動きまわるのが好きで、その方が考えられる
 10.ノートへの落書きで勉強に集中できる
 11.考えているときは、ペンやほかのものをいじる
 12.服を選ぶとき、生地の着心地が最も重要だ

 自分のキャリア選択にあたっては、先入観にとらわれることがないよう、また、世界では多様であることの重要性が認識されており、そんな世界では女性や理系は有利であり、活躍の場があり期待されている。

 また、
  ・日本語が話せる日本人が世界に出ることで有利に働く
  ・「もったない」の心は世界にはない心
  ・女性の少ない理系では女子は有利
  ・新しい世界に飛び出そう!

と言った話もありました。

111029cimg9209  最後は、「個人の幸福と世界の幸福の両方を実現できるのが理系という生き方」、「未来を予測する最良方法は、未来をつくることである」との言葉で締めくくられました。

 未来は予測するものではなく、つくるもの。

 それをつくれるのは理系である。

 物事を探求し、未来を創ることが出来る理系へのエールで締めくくられました。

 特別講演会の様子をまとめました。
「111029_science.pdf」をダウンロード (515KB)

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コメント

 本が出版され、多くの方々が美馬さんのお話に触れることが出来るようになり、おめでとうございます。早々、本を注文いたしました。職場の理系女子にも読んでもらいたいと思っております。

 未来を創っていけるのが理系であり、その為にも男性と女性、あるいは、子どもからお年寄りまで、さまざまな経験や問題認識を持った多くの人が係わることが、みんなにとってより良い未来を創り出すことになると思います。

 美馬さんのさらなる活躍と、新たな年により良い未来が創り出されることを願っております。

投稿: ほっと・ひといき | 2013年1月 1日 (火) 22:52

先日の講演の内容をまとめていただきありがとうございました。このときお話しした内容を含め、本にまとめました。2012年12月21日に発売されました。
岩波ジュニア新書『理系女子的生き方のススメ』です。よろしかったらどうぞ。
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/jr/toku/1212/500730.html

投稿: 美馬のゆり | 2013年1月 1日 (火) 15:26

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