うどん文化 噛まない文化と 糖尿病の関係
平成23年10月23日(日)、穴吹リハビリテーションカレッジで開かれた「平成23年度(社)香川県作業療法士 第2回学術研修会」に参加してきました。
テーマは「日頃診る内部疾患の基礎の基礎 ~カルテ・検査の見方、危機管理も含めて~」、講師は瀬戸内クリニック院長の真鍋后輝さんです。
研修会の中で、糖尿病についての話がありました。
糖尿病の受療率は香川県が全国1位。
糖尿病による死亡率は香川県の男性が高く、食物繊維の摂取量が少ない香川県を背景として、「うどん文化」が血糖値を上げやすく、なかなかさがらない状態を生み出していることが要因。
うどんの「噛まない文化」が、胃の中に噛んでいないうどんが滞留し、長時間にわたって血糖値を上げたままにすること、外食でうどんを食べる機会の多い男性に、その影響が特に大きく出ているようです。
また、糖尿病と肥満率の関係は、世界の中で見ると肥満率が高いほど糖尿病にかかっている率が高いわけではないそうです。
日本やインドの肥満率は少ないのに、糖尿病が多く、これは経済発展と相関が高いそうです。
経済の発展で、しっかりと食べられるようになった、が、そのことに遺伝子が追従できていない。
赤ちゃんは、そのときのお母さんの状態に応じて生まれてくる。しかし、それに遺伝子はついてこられない。
しかし、日本においては、肥満と糖尿病が関係ないわけではないそうです。
日本の糖尿病の患者数は約700万人(2005年)、60歳を超えると男性の20%、女性の12%程度の方が糖尿病に罹り、様々な合併症を誘発しているそうです。
野菜の摂取に心がけ、食事や運動に気をつけ、肥満しないよう注意が必要です。
貧しかった日本の食生活に適合した遺伝子が、まだまだ現在の食生活には追い付いていないのですから・・・。
研修会の様子をメモにしました。
「111023.pdf」をダウンロード (439KB)
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