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今日から家庭レベルで「自主的防災」活動を!

120311cimg5823  平成24年3月11日(日)、かがわ国際会議場にて開催された、香川県と高松地方気象台の主催による「平成23年度 防災気象講演会 南海トラフの巨大地震に備えよう ~東日本大震災から学ぶ~」に参加してきました。

 ちょうど1年前の3月11日に起こった東日本大震災。講演会の途中、14時46分には1分間の黙祷が行われました。

 プログラムは次の通りです。

(1)開会
(2)主催者挨拶 県、高松地方気象台
(3)講演
  ◇「南海トラフの巨大地震の科学的知見と気象庁の発表情報」
     井高孝志(大阪管区気象台技術部 地震情報官)
  ◇「南海トラフの巨大地震の四国への影響と対策」
     白木 渡(香川大学危機管理研究センター長、工学博士)
  ◇「南海トラフの巨大地震を乗り越えるための自主的防災」
     岩崎正朔(丸亀市川西地区自主防災会会長、かがわ自主ぼう連絡協議会代表世話人)

 会場に設けられた230席ほどの座席は、ほぼ満席の状態でした。

120311cimg5825  「災害は忘れた頃にやって来る」という戒めがあるが、昨年のような巨大地震が起きることは想定外。私たちは、このような巨大地震が起きることを知ってしまった。南海トラフこそ、巨大地震を起こさせるものである。今日にも起きるかもしれない南海トラフの巨大地震に備えようと、防災の専門分野の方をお呼びし、講演を行う。「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」 これは防災のことでもある。

 高松地方気象台長の永澤義嗣さんの、このような挨拶から講演会は始まりました。

○講演

120311cimg5833  一人目の講演は、井高孝志(大阪管区気象台技術部 地震情報官)さんによる「南海トラフの巨大地震の科学的知見と気象庁の発表情報」です。

 東日本大震災を教訓とした津波の観測態勢や警報の方法などの紹介があり、防災対策は国・自治体等(公助)だけでは出来ません。地震動や津波から身を守る行動をとるのは自分自身(自助)です。地域での助け合い(共助)も非常に重要です。事前の備え、皆さまとの連携により自然災害による被害を最小限!! をと、締めくくられました。

 
120311cimg5841  二人目の講演は、白木渡(香川大学危機管理研究センター長、工学博士)さんによる「南海トラフの巨大地震の四国への影響と対策」です。

 講演の中では、想定外災害に生き残るためには、

・防災活動が日常の組織活動の一部として取り組むことが基本。
・組織の災害環境をよく知り、防災・減災力の向上に努めることが大切。そのためには、「他組織、行政、地域との連携」が必要。
・同時に、自らが被災することを考えて、「緊急危機管理対応」「生活・健康危機管理対応」「起業再生危機管理対応」の検討が重要。
・被災状況をイメージし、個人、家族、地域、職場での「生き残り計画」をつくり、実践が重要。

であることが示されました。

120311cimg5847  三人目の講演は、岩崎正朔(丸亀市川西地区自主防災会会長、かがわ自主ぼう連絡協議会代表世話人)さんによる「南海トラフの巨大地震を乗り越えるための自主的防災」です。

 被害を小さくするには、家族レベル、ご近所レベル、自治会レベル、小学校区レベルでの、それぞれの取り組みが大事です。

 まずは、今日から家庭レベルで「自主的防災」活動を始めよう! と、締めくくられました。

 会場との質疑では、次々と質問が出されました。

 講演会の様子をまとめました。
「120311_bousai.pdf」をダウンロード (503KB)

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