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もう一度日本が世界と勝負する それがTPP

120413cimg6096  平成24年4月13日(金)、新ロイヤルホテル四万十にて、中村商工会議所の主催で行われた「藪中三十二氏特別講演会」に参加してきました。

 藪中三十二氏は、1948年1月23日生まれ。シカゴ領事館、外務省アジア太平洋州局長、外務審議官などを経て、外務事務次官を最後に退官。現在外務省顧問、及び立命館大学特別招聘教授に就任。

 講演は「日本の経済、政治に関係する主要国の理解と、TPP、国防の問題等について」と題し、21時までの2時間たっぷりの講演でした。

 内容は、

①今朝の事件もありましたから、北朝鮮の話を。
②日本と中国、とりわけ海洋の問題。今大きな局面に達していることを話したい。
③日本にとってどの国が大事か 中国、周りの国々について考える → TPPを避けては通れない
④日本としてこれからどう生きていくべきか

です。

○北朝鮮について

120413cimg6091 ・ひとことで言って「人騒がせな国」
・今回のねらい、動きは?
 キム・ジョンウン この3代目を国内でどう権力を確立するか → ミサイル発射へと
 生誕百年 強制大国 経済的にも強い国を目指したがうまくいかない → 強いふりを見せるためにミサイル発射
・もう一段、何かの力を示さなければならない。 → 核実験を行ってもおかしくない。

○日本にとって、どんな国が大事か

・アセアン10カ国が大事な国
・2億5千万人いるインドネシア
・ベトナム 9千万人の筋金入りの立派な人たち
 ベトナムはベトナム戦争の記憶があるので米国と直接手を結べない
・ミャンマー 親日の国

○TPP
・G20 意識が一つでなく、参加国が多すぎ、対決の場となっている
・世界は新しいシステムを模索している時代

・日本にとってはチャンス。
・新興国がアジアに多く、日本に対して、日本の技術に対して暖かい評価をしている。
・振興国家をベースにして、そこでルール、スタンダードを決めればいい。
 地デジシステム EUシステムではなく日本システムが採用された
・しかし、ブラジルで日本システムのテレビを売り出したのはサムソンだった。気は許せない。

・二年前にTPPを唱えたときには、「これから日本はもう一度世界と勝負をすることが必要」との思いから。
・もう一回世界と勝負するには、TPPもそのひとつである。

120413cimg6093  質疑ではTPPについて、「この地域で具体的なメリット、デメリットはという問題ではなく、「世界でやっていこうと気持ちの切り替え」である。日本は力がある、技術があるので、日本にとって有利なシステムを作る、その一つの手段がTPPであろう。なぜSONYがアップルに負けなければならないのか。日本が制度、ルールをもっとうまく使わなければならない。」といったやり取りで、締めくくられました。

 講演会の様子をメモにまとめました。
「120413_yabunaka_b.pdf」をダウンロード (231KB)

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