« タコの入っていないたこ焼き? 竹葉 | トップページ | 防災気象情報を活かすために 防災気象講習会 »

若者が誇りと志を持って働ける高知県へ 第2期産業振興計画

120609cimg7117  平成24年6月9日(土)、四万十市立中央公民館で開かれた「飛躍への挑戦! 高知県産業振興計画シンポジウム ~広げよう土佐の産業おこしの「志」~」に参加してきました。

 第2期高知県産業振興計画が出来上がったことから、これを広くPRするためのシンポジウムです。

 プログラムは次のとおり、「飛躍への挑戦! 官民協導による産業の振興」と題した尾﨑高知県知事による第2期高知県振興計画の概要紹介に始まり、幡多地域の4つの事業者の方々による取り組み事例の発表、休憩をはさんで、講演者全員でのパネルディスカッションです。

1.開会

2.飛躍への挑戦! 官民協導による産業の振興
   高知県知事 尾崎正直

3.取り組み事例発表
120609cimg6923  ・四万十市の地元食材を使用したかりんとう開発販売事業 有限責任事業組合LLPしまんと 理事 景平俊之


120609cimg6925  ・日本初! 「マヒマヒ竹輪」の開発物語 株式会社けんかま製造部長 市川隆弘

120609cimg6931  ・沖の島水産 現状と今後の取り組みについて 株式会社沖の島水産 取締役 荒木舞

120609cimg6932  ・「Made in 土佐」の商品作り 有限会社 高知アイス 代表取締役 浜町文也

 

4.パネルディスカッション
120609cimg6936  ○司会・コーディネーター 高知放送アナウンサー 久保田浩史
 ○パネリスト
  ・有限責任事業組合LLPしまんと 代表組合員 稲田玲子
  ・株式会社けんかま製造部長 市川隆弘
  ・株式会社沖の島水産 取締役 荒木舞
  ・有限会社 高知アイス 代表取締役 浜町文也
  ・高知県知事 尾崎正直

5.閉会

120609cimg6922  尾﨑高知県知事による講演では、第2期計画の目指す将来像として、

・若者が志を持って打ち込める魅力ある仕事をつくる。
・出来るだけ明確な成功イメージ、数値目標を提示することを強く意識した。
・県民のみなさまと成功イメージを共有し、官民協働で高知を元気にしていきたい。
・人口減少の高知 工場を呼んできてうんぬんと言うこととはならない。地産外商が進み、地域地域で若者が誇りと志を持って働ける高知県を目指す。

ことが紹介され、地域地域で若者が誇りと志を持って働けるために、

・実践者のチャレンジを応援する。
・全国一学びの機会が多い県を目指す。
・農業、林業、水産業、商工業、観光分野、食品分野で、それぞれ数値目標を設定。

することが説明されました。

 産業振興計画には331の施策220のプロジェクトが紹介され、その中には水害の常襲地域である高知ならではのものとして、水害に対応してきた高知には防災関連の「シーズ」があり、また多くの防災対策をしていかねばならない「ニーズ」があることから、防災関連産業に関する記述もあります。

 また、全国一学びの機会が多い県を目指して開講する「土佐まるごとビジネスアカデミー Tosa Marugoto Business Academy 2012」は、1講座500円から受講が可能で、メイン会場の高知市以外に遠隔授業として、東部は安芸市、西部は黒潮町での受講が可能です。

120609cimg6938  4名の方の事例報告や、その後のパネルディスカッションでは、地場の農産物や海産物の良さを活かし、安全安心なおいしいものを、「四万十」の知名度も借りながら、「情熱」をエネルギーに展開し、次第に効果が出てきた経緯の紹介がありました。

 また、一人や一企業では出来ないことも、市や県の方の支援、様々な支援策を活用することで、成功へと結びついたこと、地産外商を進め、高知の商品を首都圏や海外へと打って出ていることが紹介されました。

 人口減少が進む状況において、地産地消では元気になれない。地産外商を進めるためにも、様々な支援施策が用意されていることが紹介されました。

 

120609cimg6914  会場には、高知県各地の物産が展示され、竹輪の試食なども行われていました。

 シンポジウムの様子をまとめました。
「120609_symposium.pdf」をダウンロード (714KB)

 「高知県産業振興計画」の詳細については高知県のホームページのこちらを、「土佐まるごとビジネスアカデミー」の詳細はこちらを参照ください。

|

« タコの入っていないたこ焼き? 竹葉 | トップページ | 防災気象情報を活かすために 防災気象講習会 »

勉強」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

名無しの移住者さん さらなる情報提供 ありがとうございます。

春日部市 「クレヨンしんちゃん」の特別住民票の収益が子育て支援に使われるなんて、収益の使われ方も共感を持て、さらに興味を持たせますね。

久喜市鷲宮 「らき☆すた」のオープニングに出てきた神社やお店、その地に来ないと聞けない、体験できないミニFM局「ラジオ鷲宮」など、ハード整備だけでは、お金さえかければ同じ物が真似できてしまうけれど、マンガに出てくる街、店などは、その土地に意味があり、原作との繋がりには唯一性がありますね。

やはり、こだわった弁当などの創作や、どうこだわっていくのか、「出来るか出来ないかではなく、するかしないか」を具現化されていると感じます。

ありがとうございました。

投稿: ほっと・ひといき | 2013年5月27日 (月) 02:04

丁寧な返信、ありがとうございました。お世辞でもなんでもなく、ほっと・ひといきさんの、柔軟かつ前向きな取り組みは本当に素晴らしいと思います。努力がいつか実りますように。

それと、前述しました私の出身地である、埼玉県久喜市(旧、鷲宮町を含む)の取り組みについて、YouTubeに動画がアップされていました。一応URL欄に記入しましたので、ご参考までに…。あと、それ以外でも同じYouTubeで、鷲宮神社 らき☆すたで検索していただければ、どれくらいのものかがおおよそ分かるかと思います。こちらも参考までに、ご紹介させて頂きました。よくよく考えてみたら、高知県民なのにも関わらず、他県の事をアピールするとは、おかしな話ですが(笑)

投稿: 名無しの移住者 | 2013年5月24日 (金) 17:59

名無しの移住者さん 具体的な御指摘をありがとうございます。

言い古された言葉ですが、地域活性化や地域の良さを売り出すには、「よそ者、若者、馬鹿者」がキーになる。

名無しの移住者さんは、よそ者ゆえに、違った経験をしているからこそ、気がつく、目につくところをご紹介いただき、ありがとうございます。

ご指摘のあった四万十市をロケ地とした「遅咲きのひまわり」ですが、第1回あたりは四万十の風情や個性を、映像の力をふんだんに使って紹介いただき、当地出身でない私も感動していました。

ただ、回を重ねていくと、ドラマとしては昔あった「男女7人夏物語」のようで、男女の恋や不倫など、ドロドロとした内容で、四万十とは関わりのない展開になっていってしまったように感じました。

でも、ドラマの効果でしょうが、ゴールデンウィーク中は沈下橋や水車群を見るため、記念写真を撮るために多くのカップルや家族連れが来てくれて、付近の駐車場はずっと満杯の状況でした。

しかし、無料の駐車場に車を駐め、デジカメで写真を撮り、そのまま次の場所へと・・・

お金が落ちているのは、自動販売機と「しゃえんじり」で食事をしてくれている程度ではなかったでしょうか。

せっかく県外から来ていただいている方々に、しっかりと楽しんでいただきながら、しっかりとお金を地域に落としていっていただき、帰宅後はまわりの方に口コミで評判を伝えていただけ、ご本人達もリピーターになっていただくには、まだまだ工夫がいると感じます。

全国一東京から時間距離の遠い幡多地域だからこそ、ビリは逆から見れば一番なんだと、容易には来られないからこそ、容易には帰れない。

魅力の連鎖が出来れば、日帰りではなく、滞在型へと展開しうる条件が揃っているとも思うのですが。

幡多地域には、「四万十川」、「足摺岬」、「ジョン万次郎」、「だるま夕日」など、色々な名所があるのですが、それらが有機的に繋がるとか、JTBなど地域外の企業が魅力的なツアーを企画し、人を送り込もうと考えるには、何が不足しているのか・・・

いろいろな発想、経験、オタクなども組み合わせながら、幡多でしか経験できない事へと繋ぎたいです。

投稿: ほっと・ひといき | 2013年5月22日 (水) 20:55

長々と生意気にすみませんでした。ふつうはこんな意見を書けば、アンチと見られるでしょう。しかし、移住者としては、何をしても大絶賛の意見しか聞かない高知の政策などは、とても妙に映ります。アンチと思うのならそれでも結構、わたしの素直な意見を述べたまで、ですので。スペースをお借りしました。ありがとうございます。

投稿: 名無しの移住者 | 2013年5月21日 (火) 18:12

これは一つの例としてですが、私が住んでいた所も関東の某所でしたが、基幹産業もない、交通の便が多少良いだけの田舎そのものな所です。しかし6年ほど前に、その土地が舞台になった漫画がアニメ化され、若者に大人気になったおかげで、町が全国区で有名になり、ある神社は、初詣客のみで46万人の人を集め、アニメの聖地として多いに町おこしに成功しました。ちなみにアニメ自体は、今もってその人気は衰える事はありません。当然、それに関するイベント(オタ婚活、痛車まつり、アニメイベント等)なども、年間に何回も行いますし、メディア事業として予算が組まれている位です。


このようなものを間近で見てきた者としては、四万十市も高知県全体も若者に馴染みのあるもので人を呼ぶのが大変下手な気がしますね。マンガ家かを沢山排出しているとはいえ、今のコアな若者やファンにニーズのある作品があるでしょうか?(笑)


もしかしたら、私の故郷も最初はただのラッキーだっただけかも知れませんが、それを120%活用しているのが、高知県と違った所かと思います。

若者やコアなファン向けなマンガ作品が無いなら、創る、そういう作品を描いてくれる人を県なり市なりでコンペでもやって、募集すればいいじゃないですか。
そうして、その作品を全国的に広めればいい、官民協働で。少なくとも、ソーシャルゲームみたいなものを開発するより、遥かに即効性があり、効果も抜群なはずです。それに気付かない知事にも疑問を覚えますが…。この間も、聖地になりたい!とかイベントをやってましたが、聖地を知っている者からすると、力の入れ具合がねぇ…(笑)って感じです。


あと仕事に関しても、例えばですが…第一次産業しか仕事がなく、それ以外(例えば、パソコンなどを使用したクリエイティブな仕事、事務など)の職種を希望する人には、県外のそういう仕事を紹介する、ただし雇用期限を設けない。人材を県外に紹介する代わりに、その県からは、農業、漁業などに就きたい、という人を受け入れる。当然、これも期限などは設けない。こうすれば、お互いのニーズにあった人材が手に入るわけです。


まあ、いずれの方法もまず最初は自治体が、本気でやろう!みんな協力して!みたいな姿勢で、且つ速やかにスピーディーに実行する事が必要とな
ってきますがね。


計画に対して補助金、みたいなやり方ではいつまで経っても、元の高知県と変わらないですが、今まで公共事業に頼りっきりの体質はなかなか改善されないでしょうね(笑)


そういえば、四万十市が舞台のドラマも僕的には何を訴えたいのかが、よく分からないドラマだったかな?と。家の祖母が世話になった市民病院も、医師の技術はさておき、人間性に関しては非常に疑問の残る所です。それのみ、ドラマでもリアルだった気がしますね。視聴率にも如実に現れてますし…。これを見ると、やはり舞台がどうこう、よりもその作品がいかに面白いかが問題なんだと思い知らされます。あれでは、広く若者の心を掴むことは出来ない。

投稿: 名無しの移住者 | 2013年5月21日 (火) 18:08

名無しの移住者さん コメントありがとうございます。

平均年収額も全国一少ない高知県だったり、洪水をはじめ、南海トラフの巨大地震では東日本大震災以上に高い津波や被害を受ける危険性がある高知県。

名無しの移住者さんのコメントの通り、並大抵のことで解決はしないと思います。

人材も、県内に多様な大学が無いために県外に進学し、そのまま就職も県外でとなったりと、地産地消もままならないからこそ「地産外消」を考えよう、災害への対応が喫緊の課題となっている高知だからこそ、高知の備えに開発した「防災技術」を外商しようなど、どうせやらなければならない高知県の課題への対応から、出来るだけ多くの効果や成果を生み出そうと高知県では動き出しているのだと私なりに理解しました。

防災では「自助、共助、公助」と、自分自らがしなければいけないこと、地域でしなければいけないこと、市町村や県、国などの公(行政)がしなければいないことなど、それぞれの取組、役割がそろってはじめて最大の効果が出せる、命を守れると考え、備えに取り組み始めています。

名無しの移住者さんが、県外から移住されてきた方だとしたら、県内在住者とは違った経験や視点を持たれているのでは・・

名無しの移住者さんが考えられている「特効薬」として、自分は、地域は、行政はどんなことをしていけばいいものでしょうか。

投稿: ほっと・ひといき | 2013年5月 8日 (水) 23:28

読んでいて、だから?なに?という感じですね。

10年後…気の長い話ですね。では、今現在、仕事にも就けず困っている人はどうしたらいいの?誇り、志って言うけど、ハローワークに行ったところで、非正規雇用のうえに安い給料、賞与、昇給もなし、みたいな仕事ばかりなのに、一体何に誇りを持て、というのですかね?確かに、やりがいのある仕事も良いでしょうが、少子高齢化が進んでいるなかで、安月給、非正規でどうやって家庭を構えろと?

高知県は例えれば、瀕死の重傷をおった怪我人、または、末期癌に冒された余命幾ばくもない患者、といった所です。
しかも、治療に当たっているのは、薮医者(笑)特効薬みたいなものがなければ、遅かれ早かれ、高知県は死ぬ事になります。

投稿: 名無しの移住者 | 2013年5月 8日 (水) 14:19

コメントありがとうございます。

いろいろな取り組みが地域で行われていることに感謝しつつ、「今日は良い話が聞けたなぁ」だけだと、なかなか次につながらない、身につかないなぁと思い、また、せっかくの取り組みを参加できなかった人たちに伝えることが出来ればと、平成19年から始めたのがこのブログです。

しかし、同じ内容でも聞き手の経験や知識によってこれほど受け取り方が違うものかと感じさせられることがたびたびです。

新聞社が主催の取り組みは後日特集記事としてその内容が新聞に掲載されることがありますが、要約するポイント、見出しの切り方も違うなど、情報整理の難しさ、おもしろさを感じております。

あくまでも、私という人間要約機を通してのメモや情報ですが、みなさまの何かの参考になれれば幸いです。

投稿: ほっと・ひといき | 2012年6月15日 (金) 03:42

県議会議員の加藤ばくです。
先日はお疲れ様でした。
お名刺にアドレスが記載されておりましたので、
ブログを拝見させていただきました。
先日のシンポジウムの取りまとめ資料には恐れ入りました。
県議会の調査でお伺いした際のわかり易い説明も
この情報量と整理の素晴らしさに裏付けられたものと
改めて勉強をさせていただいた次第です。
引き続きブログも拝見いたします。
今後とも宜しくお願いしいたします。

投稿: 加藤ばく | 2012年6月14日 (木) 22:38

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/524388/54931489

この記事へのトラックバック一覧です: 若者が誇りと志を持って働ける高知県へ 第2期産業振興計画:

« タコの入っていないたこ焼き? 竹葉 | トップページ | 防災気象情報を活かすために 防災気象講習会 »