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想定外の事象に遭遇する確率は結構大きい

 平成24年6月30日(土)、高知市文化プラザ かるぽーとにて、地盤工学会四国支部 高知県地盤工学研究会の主催で行われた「第32回高知県地盤工学研究会」に参加してきました。

 プログラムは次のとおりです。
  ○開会あいさつ
  ○「2011東北地方太平洋沖地震による地盤災害と復興への地盤工学的課題」
     東北大学大学院工学研究科・工学部 
風間基樹教授
  ○「液状化解析の現状と今後」
120630cimg7332      徳島大学大学院 ソシオテクノサイエンス研究部 
渦岡良介教授
  ○閉会あいさつ

 会場は120名ほどの参加者で埋め尽くされ、活発な質疑が行われました。

 

120630cimg7293  東北大学の風間教授からは、

  ・地震による地盤沈下
  ・液状化による被害
  ・丘陵地の造成宅地の被害
  ・津波による地盤や土構造物の被害
  ・復旧・復興への地盤工学的課題

について紹介いただくと共に、余談として統計学から見た様々な発生確率についての紹介もありました。

 耐用年数が100年の構造物が、100年の供用期間中に(N年間に一度起こる事象)に一度以上遭遇する確率は、

  N   確率
  10 99.997%
  20 99.4%
  50 86.7%
 100 63.4%
 200 39.4%
 500 18.1%
1000  9.5%

だそうで、500年に一度の事象の場合で約18%、1000年に一度の事象でも約10%の確率があり、想定外の事象に遭遇する確率は結構大きいといえるようです。

 想定外の事象に対しては壊れることを前提とした安全性の確保技術(信頼性設計)が求められます。

 南海トラフによる巨大地震の発生が危惧される四国地方では、産官学が一体となって取り組み、備えていかなければなりません。

講演会の様子をまとめました。
「120630_kochi.pdf」をダウンロード (306KB)

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