« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

2012年7月

四万十の町を踊りと提灯台が乱舞します

120728cimg7811  平成24年7月28日(土)は、「第8回 しまんと市民祭」の開催日です。

 

○なかむら踊りパレード

 15時40分から四万十市役所の駐車場で「なかむら踊りパレード」の出発式です。

 四万十市役所チームを始め、全8チームの面々が色鮮やかな衣装に身を包み、チームの代表が決意のほどを披露していきます。

120728fitcimg7690  

120728cimg7697  ダンスチームは決意に変え、逆立ちの姿勢で背中に書いた文字を披露するなど、様々なパフォーマンスが披露されました。

 順番に道路へと出て行き、それぞれのチームが踊りを披露していきます。

 

120728cimg7827  四万十市役所のチームは生バンドによる演奏です。

120728cimg7842  市役所正調踊り子チームの先頭は、ふんどし姿の男性二人がまとい? を掲げながら、連を引っ張っていきます。

 

120728cimg7838  チームの最後にはくろしお鉄道のマスコットキャラクターやゲームのスーパーマリオに出てくるキャラクターの面々やアンパンマンのキャラクターなどが続き、踊りを見に来ている子供たちへのお菓子のプレゼントも行われています。

 

120728cimg7812  チームの中には四万十市長の姿や、うちわを配っていただいている四万十川キャンペーンガールの姿もあります。

 

○しまんと提灯台パレード

120728cimg7861  続いて18時40分からは、同じ四万十市役所の駐車場で「しまんと提灯台パレード」の出発式が行われました。

 ちょうどお日様も西の空に傾き、提灯台につけられた灯りが、まわりを優しく包みます。

 

120728fitcimg7846  

120728cimg7883  順番に市内へとで、交差点など広い場所では、提灯台を高速回転させ、差し上げるパフォーマンスが繰り広げられます。

 特に子供たちの提灯台は、その提灯台の大きさが小さめなことと、子供たちの元気さで、大人の提灯台よりも高速で回り続けます。

 青年会議所のトラックには、役員の方々のイラストでしょうか、個性豊かな面々の絵が描かれています。

120728cimg7895  太鼓台保存会のパフォーマンスでは、高速回転ののち、差し上げ、さらには、提灯台の中央部分のかき手だけを残し、外周の描き手が手を離ししゃがんでまわりを取り囲むパフォーマンスも披露されました。

 場所によって、提灯台の形やパフォーマンスも違うものです。

 「なかむら踊りパレード」と「しまんと提灯台パレード」の様子をまとめて見ました。
「120728_shimanto01.pdf」をダウンロード (826KB)

「120728_shimanto02.pdf」をダウンロード (645KB)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

南海地震に備える 自己責任による地震予知と避難

120721cimg7623  平成24年7月21日(土)、高知県建設会館4階ホールにて、土木学会四国支部・高知県地震防災研究会と(社)高知県土木施工管理技士会の主催による、「高知県地震防災研究会・2012年度技術発表会」に参加してきました。

 プログラムは次のとおりです。

・開会挨拶 高知県地震防災研究会 会長 吉川正昭
・新想定と次の南海地震への備え
  独立行政法人 海洋研究開発機構 リーディングプロジェクト 地震津波・防災研究プロジェクト プロジェクトリーダー 金田善行(理学博士)
・休憩
・地震予知その4(東北地方太平洋沖地震は予知でいていた?)
  ○(株)第一コンサルタンツ 中村和弘(技術士)
   (株)第一コンサルタンツ 関山雅彦(技術士)
   (株)第一コンサルタンツ 北澤聖司(技術士)
・コンサルタント業におけるBCP策定について
  ○(株)サン土木コンサルタント 大野将志
   (株)サン土木コンサルタント 和田達夫(技術士)
   (株)サン土木コンサルタント 坂井 陽
   (株)サン土木コンサルタント 沖 克也
・原発耐震(part2)-放射能は大丈夫-

  高知県地震防災研究会 会長 吉川正昭(工学博士・技術士)
・閉会挨拶 高知県地震防災研究会 事務局長 小川 修(技術士)

 

○新想定と次の南海地震への備え

 独立行政法人 海洋研究開発機構の金田善行さんは、平成24年3月31日に、南海トラフの巨大地震に対する震度分布・津波高の推計結果の第一次報告を公表した「南海トラフの巨大地震モデル検討会」の委員でもあり、南海トラフの巨大地震の観測網であるDONETを計画、構築した方です。

 東日本大震災やJAMSTECによる調査から見えてきたことや課題、南海への備えなどについてお話しいただきました。

 3.31で公表された被害想定は、

・11ケース これで全てではないが、代表的なもの。
・次に起きる南海地震ではなく、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの巨大地震・津波を検討。
・決して南海トラフ沿いにおいて次に起こる地震・津波を予測して検討したものではない。
・次が最大級となるとは思わない。最大級の地滑りを起こさせるような種が見えない。

といった説明があり、質疑の中では、

120721cimg7619  黒潮町で34.4mという数字が出たが、黒潮町全体が34.4mになるわけではなく、少しはずれた一部のところだけ。また、次に起きる南海地震がこれというわけではなく、起きうる最大のものがどれほどかを示したもの。このような事態も起きうることを念頭に置きながら、100年に一度起きるような地震津波への対策を着実に進めていくことが大切。この数字であきらめてしまい、対策をしなくなってしまっては、公表した意味がない。

 また、「このような事態もあり得ることを念頭に置いたうえで、レベル1とはどう考えたらいいのか。100年級の地震津波対策が喫緊の課題である」と締めくくられました。

 

○地震予知その4(東北地方太平洋沖地震は予知でいていた?)

 (株)第一コンサルタンツの中村和弘さんからは、様々な地震予知や南海地震の発生予測に関する情報を紹介いただき、「東海地震」の予測を例に、

・短期予知が可能と言われているのが「東海地震」である。
・しかし、1日あたり7,500億円の経済損失があると言われている状況で、空振りのリスクを抱えている「地震警報」を出すことが出来るだろうか。
・ついては、自分で地震予知を行い、避難などの対処を自己責任により行い、空振りであれば、「地震が来なくて良かった」と受けとめればよい。

といったお話しをいただきました。

 今日から出来ること、しなければいけないことを考え、それを着実に行動に結びつけることが求められます。

 研究発表会の様子をまとめました。
「120721_bousai.pdf」をダウンロード (549KB)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ポートフォリオで、自分の強みと将来を見える化

120718cimg7567  「平成24年度 四国地方整備局管内 技術・業務研究発表会」が終了しました。

 「研究発表会」では、四国地方整備局から52題、県や市の自治体から4題、独立行政法人水機構から1件、NEXCO西日本から2題の、合計59題にわたる発表が行われました。

 7月18日の川崎四国地方整備局長による開会挨拶では、

・発表される方、緊張されている方もいらっしゃるでしょうし、応援に来ている方もいらっしゃるでしょう。めいめいの思いを出し切って。
・今回で12回目。大学、県、市、機構の方々などで発表をし、意見交換を通じて技術力を向上させることを目的としている。
・技術をどう確保するかは永遠の課題だと思う。昨年から技術力の育成の取り組みとして「人材育成基本計画」の策定を行った。これは最低限の取り組みと思う。
・技術力とは「これだけやればいい」というものはない。一人ひとりのやり方で、自分の受け取り方で、自分の頭の中に技術力を作るしかない。
・そのためには、自分で考え、自分で図や文章を作り、自分で発表し、地域の方などと議論をし、自分の中に技術力を作っていく。そのために事務所や日頃の業務があると思う。
・このように技術力を身につけるには身体が必要。しんどかった、すごく忙しかった時こそ技術力が延びるチャンスである。
・しかし限界がある。自分の知っている範囲以外のことについては、人に聞き、新しい技術を身につけること。上司に少し簡単に聞いてみる。そんなことも必要。
・公務員はストーリーだと思う。嘘ついたらいかん。だるまおとし 一つ一つは真実 それをどう積み重ねていくか、それでストーリーが変わる。
・研究発表会は、そういうことを一気に出来る場であり、技術力向上のきっかけになればと思う。
・二日間よろしくお願いいたします。

との挨拶があり、発表会がスタートしました。

 

120719cimg7575  今回の研究発表会の2日目には、愛媛大学教育企画室副室長の泰敬治教授による人材育成講演・ワークショップ「スタッフ・ポートフォリオ入門 ~職員と組織が共に輝くために~」が行われました。

 日頃の具体的取り組みから理念を明確にし、将来の理想を考えることからビジョンを明確にする「ボトムアップ法」を実践してみます。

 会場内の聴講者が二人一組となり、相方の整理した結果から、その方のキャッチコピーを記入します。

 何組かの方には、キャッチコピーとその理由を発表いただきました。

 自分の強み、これまでの経験、成果、将来どうなりたいかを見える化し、具体化していきます。

 

 7月19日の閉会式では、石橋企画部長から、

・日頃の業務を通じて論文をまとめ、発表されたことに敬意を表する。
・自らまとめ、発表し、議論することで、本物の自分の力となる。
・今日の経験を活かし、新たなことにチャレンジしていくことに期待する。
・いろいろな方に手伝って、アドバイスをいただいた方々への感謝を忘れずに。
・聴講 500名。会場からの質問もあり、活発な議論が行われていた。
・聴講された方々も、参考になったところが多くあったのではないか。業務に活かしていき、それぞれの組織の技術力、業務を遂行していく力として欲しい。
・一般発表44題 そのうち「安全・安心に暮らせる四国づくり」が20題と最も多く、「人と自然にやさしい四国づくり」が15題、「交流・連携による四国づくり」が6題、「業務改善への取り組み」が3題。
・安全・安心が最も多いのは、ここ数年の傾向。東日本大震災、水害、四国では東南海・南海地震と目の前の危機、水害を受けやすい四国ならではのこと、各機関で多くの取り組みがなされている結果。
・多種多様な要請、景観、環境保全、使いやすい施設、積極的に取り組んでいただいている結果。

・アカウンタビリティ部門、昨年の5題から倍増の10題。合意形成、住民との関わり、広報など発表の材料が増えてきた結果か。
・イノベーション部門、昨年が3題、今年が5題と数は少ないが増えた。
・イノベーションという言葉で、技術開発のイメージが強く発表しにくいのかな。ちょっとしたアイディアも対象となるので、来年さらに増えることを期待する。

・48名の審査員 論文内容、着眼点、取り組み姿勢、評価の適切性、論文の構成、まとめ方、表現力、発表力、プレゼンテーションの工夫、わかりやすさなど
・論文のまとめ方も、発表のパワーポイントの使い方も、分かりやすい発表をされており、審査員の評価は高く甲乙つけがたい。
・表彰対象の優秀論文 全59題から18題を選定。僅差の中での選定となった。

・発表会だけではなく、発表された方、研究を重ねていただいて、自分たちの仕事に活かしていただきたい。

といった講評がありました。

 続いて、優秀発表の表彰式です。

 18名の方々の名前が呼ばれ、表彰が行われました。

120719fitcimg7580  

120719cimg7584  最後に、白石次長による閉会挨拶として、

・今年度も二日間にわたり発表会。発表者、聴講者のみなさまお疲れさまでした。
・60題近い発表と500名の聴講者。論文内容、発表の工夫など、毎回レベルがあがっている。
・各発表者が発表時間を守っている。これは練習のたまものと敬意を表する。
・いくつかアドバイス
  言葉をはっきりしゃべって欲しい、自信を持ってしゃべって。
  明らかにして欲しい。
  参考文献を記入して欲しい。組織の技術共有のためにも、出来るだけ記入を。
・全国大会で発表される方は、聞き手側の違い、専門用語に気をつけ、堂々と発表して欲しい。
・運営に当たっていただいた方々に感謝。
・来年の研究発表会で何を発表すればいいか、頭の片隅に常においていただき、日々の仕事にあたって欲しい。それが技術力の向上につながっていくと思う。
・節電の夏で例年の夏より暑い夏となると思うが、健康に留意し、明るく楽しく業務にあたって欲しい。

との言葉で、会は締めくくられました。

 研究発表会で発表された方々、これらの取組の準備や運営に取り組まれた方々、本当にありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

千秋丸 殿様気分で栗林公園の南湖を周遊

120716cimg7529  栗林地区再発見ツアー第1回に参加してきました。

 「船頭さんの解説を聞きながら、南湖を散策」と題した本年度の再発見ツアーの第1弾です。

 まずは、栗林公園観光事務所長の古川京司さんから和船についての説明を受け、南湖を周遊する約30分のコースを堪能してきました。

120716cimg7460  古川さんの話では、栗林公園の江戸時代の古図では、南湖で舟遊びをしている様子が描かれていること、また、弘化(こうか)元年(1844年)2月に作製された「栗林古図」では、船蔵(ふなぐら)として利用されていた東隈(とうわい)に、「御召千秋丸」(おめしせんしゅうまる)と書かれた船の絵が描かれており、藩主の利用した船の名称が「千秋丸(せんしゅうまる)」であったこと。今回の和船就航にあたって、この名称を使うこととしたことなどを紹介いただきました。

 説明の中では栗林公園の入園者の減少状況のグラフの紹介もあり、入園者減少の要因として、

・価値観が多様化する中で、従来型の観光地のイメージから脱却できなかった。
・団体旅行から個人旅行への全国的な流れのなかで、新しい旅行形態に対応し得なかった。
・動物園がなくなったこともあり、県民にとっての身近さが希薄になった。
・公園そのものの多面的な価値を十分にPRできなかった。

などの説明や、認知度のアンケート調査を行うと、「うどん」の認知度は高いものの、「栗林公園」の認知度は低い結果となっているものの、栗林公園の来園者の感想を調査すると、その評価は高いものとなっていたそうです。

 いかに、栗林公園の認知度を高め、どうやってまずは来てもらうかが大事との結果です。

120716cimg7467 そこで、「南湖周遊 千秋丸」は、

・江戸時代に行われていたことの再現。
・栗林公園の本来の良さを伝えることが出来る。
・動きの少ない庭園に静かな動きを与える。
・乗って楽しい、見て楽しい。

といった、効果が期待出来ます。

 千秋丸の長さは4.90m、幅1.8m、材質は弁甲すぎ、ひのき、すぎで、乗船人員は船頭を除き6名です。

 2名×3列の6名を定員としていますが、1列に3名座るに十分な幅があるところを、2名の定員とし、ゆったりと和船を楽しむことが出来ます。

120716cimg7494  船頭さんの説明も流ちょうで、おのおのの庭の設計意図、船により水面からしか見ることが出来ない景色や、張り出した松の木の迫力など、見所をしっかりと説明してくれます。

 視点が低く、また、水面に近いことから、栗林公園の緑と空の青、水面に映る緑や空の青色が一体となり、幻想的な景色を見ることができます。

120716fitcimg7484  

 船は迎春橋からスタートし、杜鵑嶼、天女嶋、楓嶼の南湖の3つの島のほか、偃月橋、楓岸、掬月亭、根上り五葉松、仙磯、渚山、飛猿巖など、岸から見るのとはまた違った景色を堪能することができます。

120716cimg7526  大人は1回600円、小人(小中学生)は1回300円で、昔ながらの日傘を被り、30分間の江戸時代へのタイムスリップです。

 さあ、新しい栗林公園の魅力を、堪能しに来てください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

思春期を乗り越えるために 失敗できる、弱音を吐ける環境を

120715cimg7421  平成24年7月15日(日)、サンメッセ香川 2階 中会議室にて、(特社)日本精神科看護技術協会香川県支部の主催で行われた「こころの日」公開講座に参加してきました。

 精神保護法が施行された日(昭和63年7月1日)にちなんで、7月1日を「こころの日」とし、精神疾患、精神障害者に対する正しい理解、精神科の看護の知識と技術を市民の心の健康の保持増進に役立つように講演会などを行っているそうで、今回で3回目の公開講座となるそうです。

120715cimg7425  今回のテーマは「思春期を乗り越えるために、今、大人ができること」と題した、香川県立丸亀病院 児童・思春期認定看護師 竹原厚子さんの講演です。

 会場には、思春期頃のお子さんやお孫さんが居る方々を中心に40名ほどの方々が参加され、その中には男性も5名ほどいらっしゃいました。

 お話しの最初に、「発達障害」や「情緒障害」など医療的な話から始まり、驚きましたが、続いての「こころとは」「思春期とは」とか、「反抗期の対応」「ほめ方」「やる気を引き出す」「上手な叱り方」など、具体的な話を聞かせていただきました。

 休憩をはさんで、具体的な2つの事例について、参加者と共に何が出来るか、どうすればいいかを考えました。

 その質疑では、

 「あの子はどうしているかな」と、ご近所の人も気にかけて、声をかけてあげる。子育てで困っている親に対して、ちょっとの時間でも作って、気を、声をかけてあげる。ご近所さん、おばあちゃん、おじいちゃんが声をかけてあげる。

 障がいの幅に入るちょっと前の子どもたちが一番生きづらい、そんなことを知っていただき、広めていただきたい。

といった話や、滋賀県のいじめの話題となり、

 尾木ママ先生がよく言う いじめられている子を呼んで、「なんで、辛いと言わないんだ」という。辛いと言える関係、環境を作ってあげないといけない。

 そんなお話を聞くことが出来ました。

120715cimg7456  失敗することが出来る環境、弱音を吐くことが出来る環境を目指し、また、子どもの変化に気付き親から声をかけられるよう、私たち大人は何が出来るでしょうか、何をしなければいけないでしょうか。

 講座の様子をまとめました。
「120715_kokoro.pdf」をダウンロード (359KB)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本野鳥の会・高知支部 野鳥写真展 in 中村

120708cimg7393  四万十市立中央公民館の1階展示場で写真展が行われていました。

 日本野鳥の会・高知支部の主催による「野鳥写真展2012 in 中村」と題した、野鳥の写真展です。

 平成24年7月7日(土)から7月16日(火)までの開催で、小型の鳥からサギや猛禽類などの大型の鳥まで、すばらしい構図で写真に納められています。

 肉眼で見つけるだけでも難しいのに、それを良い構図で写真に納めるには、こだわったカメラを使ったとしても、ずいぶんと現場に通い、時間をかけ何度となく撮影にトライしないと撮影は難しいことでしょう。

 高知県に、どのような鳥が棲んでいるのか、写真を通じて確認してみませんか。

120708fitcimg7394  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

津波対策の一番の問題は「自分の油断」

120707cimg7385  平成24年7月7日(土)、高新RKCホール(高知新聞放送会館 西館6階)にて、国土交通省四国地方整備局高松港湾・空港事務所、高知県、高知市の主催により開催された「みなと防災シンポジウム ~来るべき東南海・南海地震・大津波に備えて~」に参加してきました。

 このシンポジウムは、市民の方々や防災担当者の方々に津波に対する備えの重要性を再認識していただくとともに、巨大地震・津波災害に今後どう向かい合っていくか、高知県沿岸部における今後の防災対策のあり方について考えようとするものです。

 プログラムは次のとおりで、約500名の方々が参加されていました。

○開会
  主催者挨拶 高知港湾・空港整備事務所 所長 西村拓
          高知県知事 尾崎正直
  来賓挨拶  衆議院議員 福井照(高知県1区、自民)
          衆議院議員 中谷元(高知県2区、自民)
          衆議院議員 石田祝稔(四国、公明)
          参議院議員 広田一(高知県、民主)
          参議院議員 武内則男(高知県、民主)
○来賓紹介、山本有二メッセージ紹介
○基調講演「岩手県宮古市 被災実体と復興への取り組み」
  岩手県 宮古市長 山本正徳
○基調講演 「東日本大震災の経験、教訓、そして今後の取り組みに向けて」
  東北大学災害科学国際研究所 副所長(教授) 今村文彦
○行政報告「みなと防災シンポジウムの開催に寄せて」
  国土交通省 港湾局長 山縣宣彦
○質疑応答
○閉会挨拶 高知市副市長 吉岡章

 場内での許可のない録音、写真撮影が禁止されていたので、メモのみのまとめとなります。

○基調講演

120707cimg7115  岩手県 宮古市長 山本正徳さんからの「岩手県宮古市 被災実体と復興への取り組み」では、津波災害は生きるか死ぬかの災害で負傷者が少ないこと、大震災前に想定した避難所の数を大きく上回る箇所に避難することとなったこと、全国からの応援が到着するまでの発災後の3日間は自分たちで何とかしないといけないこと、なによりトイレが足りないこと、日頃からのコミュニティが大事なこと などについて、映像や具体的な数値を示しながら説明いただきました。

 二人目の基調講演は、東北大学災害科学国際研究所 副所長(教授)の今村文彦さんによる「東日本大震災の経験、教訓、そして今後の取り組みに向けて」です。

 3秒、3分、3時間、3日、3ヶ月、3年・・ と、地震と津波がどのように起こったのか時系列にしたがって説明されました。

120707cimg7391  大きな揺れは3分間続き、三陸には20~30分後には津波が到達し、津波警報は2日間解除されず、避難所生活は今も続き、3ヶ月たっても沿岸部の様子は変わっておらず、唯一変わっているのはガレキがまとめられ山になっていることぐらい。

 「当時の津波の凄さを残すために、遺構としてみなさんに見ていただきたかったが、地域の方々のご理解を得られず、打ち上げられた船を残せなかったが、後世に伝えていかねばならない」と、津波災害のことを伝承していくことの大切さを訴え、講演は終わりました。

 引き続き行政報告が行われ、休憩をはさんで質疑応答が行われました。

 限られた質疑応答の時間でしたので、回答できなかった参加者からの質問については、高知港湾・空港整備事務所のホームページにて後日回答するとのことでした。

120707cimg7386  また、会場の入り口には東日本大震災の状況を説明するパネルとともに、津波により流されたり被災した様々な品物が展示されていました。

 シンポジウムの様子をまとめました。
「120707_symposium.pdf」をダウンロード (468KB)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

成長し続けます 牧野植物園

120704cimg7378  平成24年7月4日(水)牧野植物園の方々との意見交換を行いました。

 まずは、牧野植物園 企画広報課 課長の小松加枝さんによる「牧野植物園の紹介並びに他機関との連携事例について」です。

 牧野植物園の3つのミッションである、

①植物を系統的に集め植物を研究すること
②植物の収集・保存、普及教育・生涯学習の機能を充実させること
③市民に美しい花々を鑑賞していただくこと

について写真や事例と共にわかりやすく説明いただきました。

120704cimg7366  高知から第二の牧野富太郎を出したく、子供たちに植物について興味を持ってもらえるよう様々な工夫と取り組みを行っていること、植物園の運営のためにいかに予算確保を行うのかといった、運営の話も聞かせていただきました。

 皿鉢料理に見立てて花の展示を行った「花皿鉢」、夜の植物園押し花教室アロマテラピー教室など、四季折々に工夫が凝らされています。

 「植物園は成長していくので、古いほど、歴史があるほど良い」との言葉で締めくくられました。

120704cimg7371  そのあとは、牧野植物園 研究・教育普及部 田邊由紀さんも加わっての「現状の課題等について意見交換」です。

 当方から出していた様々な質問に丁寧に答えていただきました。

 様々な取り組みが進められている牧野植物園は、まだまだ成長途上です。その成長過程を見に行きませんか。

 意見交換会の様子をまとめました。
「120704_makino.pdf」をダウンロード (568KB) 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »