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聴くこと認めることから 一人ひとりが輝く団体活動に

130316cimg1691 平成25年3月16日(土)、香川県社会福祉総合センター7階の大会議室で、香川県の主催で行われた「水環境保全活動研修会」に参加してきました。

 この研修会は、香川県の水環境保全推進員の方々や、香川県内で環境に関する取り組みを行われている市民団体の方々に、県内の先例的事例の共有や、様々な情報交換、意見交換の場として開かれたものです。

 プログラムは以下のとおりで、水質調査の方法や先進的な事例として徳島県の「正法寺川を考える会」の紹介と、団体の活性化の手法などについて、参加者による意見交換を交えながら進められました。

開会挨拶 香川県環境森林部 環境管理課長 今雪良智(いまゆき よしとも)

講義①「水生生物調査の手法と簡易検査キットを使用した水質調査方法等について 他団体の先進的な活動事例について」
     講師:香川県環境アドバイザー 井上修

講義②「団体の活性化の手法と人材育成方法等について」 と 意見交換    
     講師:GCS認定コーチ 土屋廣美(つちや ひろみ)

130316cimg1660 まず一人目は、香川県環境アドバイザーの井上修さんの講義からです。

○水質の調査手法について

 水生生物調査の紹介では、虫眼鏡について、「小さな物だと子供たちはどこかに置きっぱなしにしてしまい、すぐに無くしてしまう。大きめの虫眼鏡にヒモを付け、子供達の首から下げるようにすると無くしにくい」といった具体的なノウハウも聞くことが出来ました。

130316cimg1665 パックテストによる水質調査では、水道水と砂糖水を使い、化学的酸素要求量CODの測定を行いました。

 また、香川県環境管理課にご相談いただければ、在庫がある限りパックテストの試薬の提供も行ってくれるとの事でした。

○先進的事例として徳島県の「正法寺川を守る会」の紹介

 正法寺川を考える会では環境学習のねらいとして、

 ・地域の人々と交流し、進んで地域社会を良くしていこうとする実行力を身につける。
 ・コミュニケーション能力と情報収集、選択、活用能力を伸ばす。
 ・科学的な物の見方、考え方を育てる。
 ・環境ボランティアの芽を育む。
 ・EDS(持続可能な開発のための教育)へのアプローチ

として、正法寺川を中心に、年間を通しての四季の観察、フィールドを中心に、テーマ(歴史・環境、鳥、魚、川)のもとに取り組みを行っているそうです。

 「気づく」「つかむ」「学ぶ」「深める」「広げる」「行動する」の流れで、進められています。

 講義の最後は、「多様な主体との連携・協働による環境学習活動をさらに広げるために、多様な主体間の交流・情報交換が必要。自分たち以外のグループと一緒になると、新しいことが生まれ、小学生が入ると元気づく。大勢の関わり 知恵袋となる人、活動する人、PRする人、・・・ 小さなことから始めて、多くの人に関わってもらえると良い」と締めくくられました。

130316cimg1688 二人目は、銀行、自動車販売会社、商社、外資系メーカー等を転職にて経験。営業アイスタント、経理部ほか、中途採用の面接、新人教育に関わり、社員のメンタルサポートを会社より依頼され、チームワークの大切さと人材育成の大切さを感じ、現在はコーチングを主体として独立。Hiro’s Style代表、GCS認定コーチの土屋廣美(つちや ひろみ)さんです。

 講義のプログラムは次のとおりで、

 1)マンネリ化した活動を活性化するには。
 2)後継者(新たなメンバー)をそだてるには。
 3)団体運営の方法について。
 4)他団体と交流を深める、情報共有するには。
 5)団体の課題、抱える問題。
 6)解決・改善の方策等

 「地域間交流や地域の人との繋がり、団体活動する上でのチームワークを大切にしながら、メンバー一人ひとりが輝く団体活動を目指しましょう!」との言葉で、始まりました。

 参加者同士の意見交換を交えながら、メンバーのやる気を引き出すには「聴く」こと「認める」ことが大事であり、「批判」ではなく「質問」「フィードバック」をすること、そんな上司がいれば、若手が動き、若手が育つ。

 そのためのコミュニケーションの3つのポイントとは、

 1)話す事より聴く事
 2)事柄ではなく人に焦点を当てる
 3)先入観を手放す

ことだといった話や、メッセージを伝える3つの方法として、

 1)I メッセージ
 2)You メッセージ
 3)第三者メッセージ

についても説明いただきました。

 参加者の意見交換の中からは、「活動を続けていくためには安全が大事。何よりも、事前に周到な準備をしておく事が大事」といった意見や、「どうやって、他の市民に知らしめていくか。広報の作業、行政の力が必要」といった意見も出されました。

 研修会の様子をまとめました。
「130316_mizukankyo.pdf」をダウンロード(509KB)

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