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防災には「女性の視点」を忘れずに

130629cimg3540 平成25年6月29日(土)、四万十市立中央公民館2階大会議室で行われた「平成25年度 男女共同参画推進講演会」に参加してきました。

 100席ほどの会場がほぼ参加者で埋まり、約9割は女性の参加者でした。

130629cimg3545 安芸市自主防災組織連絡協議会副会長 安芸市川向防災会 仙頭ゆかりさんによる、実践されている取組から「地域防災と女性の視点 ~川向防災会の活動をとおして~」と題した講演と、一回かぎり座による防災劇が行われました。

 講演のメニューは、

 (1)南海トラフ巨大地震について
 (2)安芸市自主防災組織連絡協議会の活動
 (3)川向防災会の活動
 (4)東日本大震災からのメッセージ
 (5)東日本大震災に伴う「震災と女性」に関する調査報告書
   避難所運営で、女性の視点はいかされた?
 (6)四万十市の防災 地震防災課のやすおかさんに指導いただいた
 (7)今後に向けて

130629cimg3549と、講演のあとは、川向防災会の「一回かぎり座」の防災劇「知っ得! 津波あれコレ!」です。

 講演では、

・愛知190万人、静岡110万人、高知は50万人 ← 高知に支援物資がくるだろうか?
・避難してきた人に「帰宅を促すトリアージ」も必要となる ← 自宅が残っているなど、被災が軽い人には、自宅での避難生活も必要とされる
・阪神淡路大震災で 救助隊に助けられた人は1.7% 自力、家族、隣人に助けられた人は95% ← 自分たちの命は自分たちで守る仕組みが必要
・日頃の訓練が行われていないと有事には実行できない

といった話や、「女性の視点」について、

・男性から生理用ナプキンを渡されたのでは、女性は受け取りにくい。男性はナプキンを1つずつ渡すが、1つでは役に立たないことが男性はわからない。
・生活者の視点、地域人としての視点、乳幼児・子供・お年寄り・障害者・介護者など 弱者の視点に立てるのは女性
・避難所の運営にあたっては、女性が責任者に加わり、女性が関わっていかなければならない。
・男女のニーズの違いに配慮すべき
・「参加」ではなく「参画」でなければいけない 考えや思いを伝えていますか? 企画・立案実行できていますか? 評価・反省・責任もおっていますか?

といった話を聞けました。

 東日本大震災の避難所では、

・授乳室が無く辛かった!
・男女の間に仕切が無く恐怖!
・トイレはブルーシートで覆われているだけで丸見え
・洗濯機もなく、着替えもないため同じ服で過ごした。
・いびきや寝言がうるさく眠れなかった。
・車中避難のため、食料がもらえなかった。
・乳児を連れて避難。母乳が止まり、ミルクをあげようにもほ乳瓶もミルクを溶かすお湯もなく困った。
・不眠が続いている。睡眠薬を飲んでいる
・ホルモンバランスが崩れ、生理不順になった。
・食料や飲料水の助け合い、避難所の支援、救援物資などの運搬や仕分けなど、女性が支援する側となっている

ことが、調査から明らかとなっています。

 東北の次は、四国が大地震と津波に襲われます。日頃に出来ないことが、有事の際に出来たりしません。

 男性、女性ともに相互の違いを理解し、その日に備えなければなりません。

 講演会の様子をまとめました。
「130629_zyosei.pdf」をダウンロード(504KB)

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