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2013年7月

親が子どもを育てると同時に 大人自身も子育てによって成長する

130728cimg3685 平成25年7月28日(日)、認定NPO法人 カンガルーの会の主催により、四万十市中央公民会の大会議室で行われた「平成25年度 子育て支援研修会」に参加してきました。

 午前中には、新開英二(エイデル研究所 代表取締役社長)さんの基調講演「実る子育て 悔やむ子育て ~子どもが思春期に花咲くために~」が行われ、午後は事例発表が、久保千明さん(南街保育園)、川島美保さん(元四万十市保健師)、植木美和さん(児童家庭支援センター わかくさ)の3名から行われたのち、フロアの参加者と共にディスカッションです。

130728cimg4024 午前中の基調講演には参加出来ませんでしたが、レジュメから推察すると、「広義の教育」や「教えなければいけないこと&教えられないこと」など、教育についての話しや、「子どもを取りまく現状」、「言葉」や「かかわり」についての話しがあったようです。

 

 事例報告では、具体の現場での取り組みの中から感じていることなど、、

・子どもの問題行動に対して、事実関係から背景を把握し、どう取り組んでいけばいいのか。
・背景を知ることが出来なければ、問題行動に対して「良いこと」「悪いこと」を教えるだけに終わってしまう。
・四万十市から始まった「妊娠届けアンケート」による虐待や妊産婦の状態の把握。
・気づきの大切さ、繋がりの大切さ、継続していくことの大切さ

などについて紹介がありました。

130728cimg4027 助言者の濱田由紀子さん(四万十町健康福祉課医監)からは、

・子どもの行動には必ず意味がある。子どもの行動を探るのは推理小説のようなものだ。
・推理なので当たっていないかもしれない。いろいろな推理があってもかまわない。その子の心を探るには、推理しないと進まない。
・妊娠届けアンケート 妊娠について「がうれしくない」にチェックがついているのは、チェックをすることで保健師に助けを求めている表れだと思っている。
・「連携」、「共有」 今日のキーワードになると思う。いろいろな職種の方々が、その職種のものの見方、考え方を、共有することが大事。

などの助言を頂けました。

 

 その後のフロアの参加者とのディスカッションでは、いろいろな立場の方々から意見や取り組みの紹介などがあり、「同じプログラムで昨日は高知市で報告を行ったが、全く異なるディスカッションになった」との報告者からのコメントがありました。

 午後の研修会の内容をまとめました。
「130728_kosodate.pdf」をダウンロード(515KB)

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劣化の因子と程度、補修の目標に応じた補修方法を

130726cimg3805 平成25年7月26日(金)に、高知城ホールで一般社団法人コンクリートメンテナンス協会の主催により行われた、「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2013 ~補修工法選定の考え方と適応性~」に参加してきました。

 全国25カ所でフォーラムを開催しており、高知での開催は今回で3回目だそうです。

 プログラムは次のとおりです。

○第1部 演題「コンクリートの劣化と補修工法選定の考え方」         
  江良和徳(えら かずのり) 極東興和株式会社 事業本部事業推進部補修課

○第2部 演題「コンクリート剥落防止と塗膜型剥落防止システムについて」   
  中丸大輔(コンクリート診断士 日本ペイント販売株式会社)

 フォーラムの様子をまとめました。
「130726_concrete.pdf」をダウンロード(270KB)

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普段やっていない・考えていないことなど、出来るわけがない

130715cimg3736 平成25年7月15日(月祝)、かがわ国際会議場で、香川県と(一財)消防化学総合センターの主催、香川大学危機管理研究センターの共催による「県民防災週間2013シンポジウム ~南海トラフ巨大地震の津波に備える~」に参加してきました。

 

 プログラムは次のとおり、お二人の講師による講演です。

主催者挨拶 香川県知事 浜田恵三
     (一財)消防化学総合センター 理事長 高田恒

講演①「南海トラフ巨大地震大津波にどう備えるか」
    -香川県が四国の防災減災に果たす役割-
  金田義行 (独)海洋研究開発機構 地震津波・防災研究プロジェクトリーダー、香川大学危機管理研究センター客員教授

講演②「自分・家族・地域を守る心構えとは~防災心理学入門」
  木村玲欧 兵庫県立大学環境人間学部準教授、シェイクアウト提唱会議役員

 

○講演①「南海トラフ巨大地震大津波にどう備えるか」
    -香川県が四国の防災減災に果たす役割-

130715cimg3753 金田さんからは、現在南海トラフの巨大地震の研究がどうなっているか、今後どう取り組んでいくのか、防災、減災にどのような考え方で、香川の役割をどう考えていくかについてお話しいただきました。

 講演では、

・30年以内の発生確率というと、30年後に起きると勘違いされる。明日起きても30年以内である。
・逆に30年後に起きると、高齢化、過疎化、少子化など社会の形態が変わっていることを視野に入れることが重要である。
・香川県は、四国の中では他県に比べて地震津波被害は小さく、香川県は四国の救援救済・復旧拠点になるべし。
・香川県はより軽微な被災地域であるからこそ、素早く救護・救援に行ける取り組みが重要。
・10年、20年、30年後を見据えた人材育成が不可欠

といった話を聞くことが出来ました。

 「減災意識の向上のために、知識・啓発・訓練・教育や、自助・共助・公助の意識と共に、マニュアルは必要。しかし、応用力・対応力がさらに重要」と締めくくられました。

 

○講演②「自分・家族・地域を守る心構えとは~防災心理学入門」

130715cimg3772 シェイクアウト提唱会議の役員でもある木村さんからは、石巻市大川小学校と、岩手県釜石東中学校の状況の紹介から始まり、「釜石の奇跡」に違和感がある。奇跡を起こしたわけではない。キリストのように、海を割って、逃げたわけではなく、普段から訓練でやっていたことが、本番でもうまくいったとの思いだけであると、日頃からの意識と訓練の繰り返しが重要であることを訴えられました。

 また、支援者の鉄則として、まずは、自分たちが災害によって死なないようにするために、どう備えればいいのか、家具の転倒防止、自分が「傷病者」にならないための備えなどについて、紹介いただきました。

 さらには、日本が発祥であり、アメリカから逆輸入された「安全行動の1-2-3」、①DROP:姿勢を低く!、②COVER:体・頭を守って!、③HOLD ON:揺れが収まるまでじっとして! について紹介されました。

 香川県では、この安全行動1-2-3を県下一斉に行う「香川県シェイクアウト(県民いっせい地震防災行動訓練)」を、2013年11月5日14時に行う予定で、現在、参加者を募集しています。

 詳しくは、http://www.shakeout.jp へアクセスしてください。

 

 シンポジウムの様子をまとめました。
「130715_bousai.pdf」をダウンロード(653KB)

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あなたの個人情報が狙われている

130706cimg3684 平成25年7月6日(土)、宿毛文教センターの多目的ホールで行われた、宿毛市「部落差別をなくする運動強調旬間」講演会に参加してきました。

 高知県では、国の同和対策特別措置法が制定された昭和44年の7月10日を記念し、7月10日から20日までを部落差別をなくする強調旬間として、様々な取り組みを実施しており、宿毛市では、このような講演会を毎回催しているそうです。

130706cimg3639 講師は、愛媛県宇和島市生まれで、山口県人権啓発センターの事務局長 川口泰司さんです。「あなたの個人情報がねらわれている ~身元調査と本人通知制度~」と題した約90分間の講演でした。

 同和出身者かどうかは見た目ではわからない。そのため、戸籍の情報が重要になってきた。調べさせないために戸籍の法律を改めたり、同和問題と個人情報漏洩の問題が一つになってきた。同和問題は同和の人だけの問題ではなくなってきた。日本の個人情報が大事だという取り組みが一緒になってきた。

 そんな問題提議から、講演は始まりました。

 戸籍や住民票が、偽造の委任状や、行政書士などの名義借りで、違法に入手され、これらの情報が高額で売りさばかれていることを、様々な事件の紹介を通して説明いただきました。

 これらの情報を悪用した例として、振り込め詐欺を行うために被害者の仕事や住所、家族構成などを事前に把握し、精巧なシナリオを作るために利用されていること、その振り込め詐欺の状況を、TV番組を使って、紹介いただきました。

 このように巧妙に作り上げられたら、たいていの人はだまされてしまうだろうと思う内容でした。

130706cimg3662 日本信用情報機構から借金情報、ハローワークのパート職員を通して職歴情報、ドコモなどの携帯電話の販売店員から顧客情報、警察や運輸局から車両ナンバーと所有者情報、市の職員から住基情報納税者情報、電力会社から契約情報が流出した事件も紹介されました。

 様々な情報を売りさばく「情報屋」は、「取れない情報はない」、借金や非正規雇用、パートの人などにつけ込み、情報提供の内部協力者にしてしまいます。

 講演の最後は、「身元調査や犯罪から市民を守り、身元調査、不正取得をさせないマチへ!」「部落問題を解決する仕組みは、すべての人の人権保障につながる!」との言葉で、締めくくられました。

 講演のあとは、小中学生によるアピール文と横断幕のお披露目で締めくくられました。

 講演の様子をまとめてみました。
「130706_jinken3.pdf」をダウンロード(520KB)

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