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普段やっていない・考えていないことなど、出来るわけがない

130715cimg3736 平成25年7月15日(月祝)、かがわ国際会議場で、香川県と(一財)消防化学総合センターの主催、香川大学危機管理研究センターの共催による「県民防災週間2013シンポジウム ~南海トラフ巨大地震の津波に備える~」に参加してきました。

 

 プログラムは次のとおり、お二人の講師による講演です。

主催者挨拶 香川県知事 浜田恵三
     (一財)消防化学総合センター 理事長 高田恒

講演①「南海トラフ巨大地震大津波にどう備えるか」
    -香川県が四国の防災減災に果たす役割-
  金田義行 (独)海洋研究開発機構 地震津波・防災研究プロジェクトリーダー、香川大学危機管理研究センター客員教授

講演②「自分・家族・地域を守る心構えとは~防災心理学入門」
  木村玲欧 兵庫県立大学環境人間学部準教授、シェイクアウト提唱会議役員

 

○講演①「南海トラフ巨大地震大津波にどう備えるか」
    -香川県が四国の防災減災に果たす役割-

130715cimg3753 金田さんからは、現在南海トラフの巨大地震の研究がどうなっているか、今後どう取り組んでいくのか、防災、減災にどのような考え方で、香川の役割をどう考えていくかについてお話しいただきました。

 講演では、

・30年以内の発生確率というと、30年後に起きると勘違いされる。明日起きても30年以内である。
・逆に30年後に起きると、高齢化、過疎化、少子化など社会の形態が変わっていることを視野に入れることが重要である。
・香川県は、四国の中では他県に比べて地震津波被害は小さく、香川県は四国の救援救済・復旧拠点になるべし。
・香川県はより軽微な被災地域であるからこそ、素早く救護・救援に行ける取り組みが重要。
・10年、20年、30年後を見据えた人材育成が不可欠

といった話を聞くことが出来ました。

 「減災意識の向上のために、知識・啓発・訓練・教育や、自助・共助・公助の意識と共に、マニュアルは必要。しかし、応用力・対応力がさらに重要」と締めくくられました。

 

○講演②「自分・家族・地域を守る心構えとは~防災心理学入門」

130715cimg3772 シェイクアウト提唱会議の役員でもある木村さんからは、石巻市大川小学校と、岩手県釜石東中学校の状況の紹介から始まり、「釜石の奇跡」に違和感がある。奇跡を起こしたわけではない。キリストのように、海を割って、逃げたわけではなく、普段から訓練でやっていたことが、本番でもうまくいったとの思いだけであると、日頃からの意識と訓練の繰り返しが重要であることを訴えられました。

 また、支援者の鉄則として、まずは、自分たちが災害によって死なないようにするために、どう備えればいいのか、家具の転倒防止、自分が「傷病者」にならないための備えなどについて、紹介いただきました。

 さらには、日本が発祥であり、アメリカから逆輸入された「安全行動の1-2-3」、①DROP:姿勢を低く!、②COVER:体・頭を守って!、③HOLD ON:揺れが収まるまでじっとして! について紹介されました。

 香川県では、この安全行動1-2-3を県下一斉に行う「香川県シェイクアウト(県民いっせい地震防災行動訓練)」を、2013年11月5日14時に行う予定で、現在、参加者を募集しています。

 詳しくは、http://www.shakeout.jp へアクセスしてください。

 

 シンポジウムの様子をまとめました。
「130715_bousai.pdf」をダウンロード(653KB)

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