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高知県の県鳥 ヤイロチョウは「シロベーン、クロベーン」と鳴く

131020p1000917今日10月20日(日)は、宿毛市山奈町山田の豊年まつりでした。

祭りにあわせて「かかし祭り」も行われ、大きな「白べん、黒べん」のお話しを摸したかかしや、テレビのハンターを摸したかかしなどが並びます。

131020p1000898会場のそばの田んぼは、コスモスが一面に咲き乱れています。

 

「白べん黒べん」の話しを説明する看板には、次のように書かれています。

昔むかし、宿毛の山田村長瀬の山奥に山伏新次郎という猟師がおった。

新次郎は2匹の犬を飼っておって、白い犬を「白べん」、黒い犬を「黒べん」といって、たいそうかわいかっておったそうじゃ。

131020p1000913131020p1000912あるとき、2匹の犬を連れて獲物を追っているうちに新次郎は道に迷ってしもうた。

しばらくすると、2匹の犬が急に激しく吠え始めた。

犬達が吠えている方を見ると、大きな松の木がころがっておった。

131020p1000908不思議なことにその松の木がゆらゆらと動き始めた。

新次郎が近寄ってよく見てみると、松の木と思ったのは大きなうわばみじやった。

2匹の犬はうわばみに飛びかかり、新次郎はうわばみに向けて何度も鉄砲を撃った。

2発が命中し新次郎は家宝の名刀行秀の脇差にて止めをさせば、空は一点かき曇り流れたる血は川面全体を赤く染めたそうな。

131020p1000909やっとのことで家に帰りついた新次郎が疲れて寝ておると、 夜中にギイギイと家がきしむ音がする。

新次郎がねむい眼をこすりながら外に出ると、なんと、 昼間倒したうわばみが家をぐるぐる巻きにしておった。

「うわばみめ、まだ生きておったか」と新次郎が言うと、うわばみは「昼間のうわばみの女房じゃ!仇を討ちにきた!」

131020p1000922新次郎は鉄砲をかまえ、白べんと黒べんは飛びかかっていった。
けれども、うわばみは強かった。

白べんは丸呑みにされ、黒べんは絞め殺されてしもうた。

新次郎は恐ろしくなって、「南無八幡大菩薩!」と叫びながら、鉄砲を撃ちまくった。

夜が明ける頃、雌のうわばみは大量の血を流して死んでしもうた。

131020p1000906それからしばらくたって、その山の奥で「シロベーン、クロベーン」と鳴く鳥が現れたそうな。

うわばみに殺された2匹の犬の魂が鳥になったと思った新次郎は、きっぱりと殺生をやめ、2匹のべんの魂を供養しながら一生百姓をして暮らしたということじゃ。

今でも雄の大蛇が住んでいたといわれる大物川の須多乃舞地区と、雌の大蛇が住んでいたといわれる一生原の轟地区には、水神様をお祀りした神社があり、雨乞いの儀式が受け継がれています。

また、「シロベーン、クロベーン」と鳴く鳥はヤイロチョウで高知県の県鳥に指定されています。

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