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2013年11月

第27回で終了 高知みず工学研究会

131130p1010479平成25年11月30日(土)、高知商工会館で、高知みず工学研究会の主催、(公社)高知県土木施工管理技士会の共催により開催された「第27回 高知みず工学研究会」に参加してきました。

今日は、水文観測の最新の技術について、3名の方に講演いただく。この会も27回を数え、これまで地震関係のものが多かったが、初心にかえって、おもしろいテーマでしゃべってもらう」と、本会の会長である高知大学の大年教授の挨拶で始まりました。

プログラムは次のとおりです。

①河川砂防技術基準(調査編)の改訂について ~第2章「水文・水理観測」を中心に~
 国土交通省国土技術政策総合研究所 河川研究部 流域管理研究官 深見和彦

②流量観測を行わずに雨量・河川水位データと流出モデルから作成する水位ー流量曲線作成と精度について
 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部 田村隆雄

③ADCPを道板洪水時の流量、掃流砂および浮遊砂量計測技術について
 高知高専環境都市デザイン工学科 岡田将治

④全体討議

 

131130p1010482深見さんからは、河川砂防技術基準に関して、

・昭和33年にはじめて技術基準書として制定。前書きには、「このような基準は毎年改訂すべきものである」とあるが、そうはなっていない。
・昭和51年、52年、61年、平成9年に改訂され、平成9年以降改訂がされていなかった。
・毎年、リアルタイムでの改訂を目指す。そのため、インターネットにより、pdf形式で公開。
・地球温暖化の進行に伴う気候変化にも対応できるよう、長期にわたる同一品質の観測データの確保が必要。

といった話を聞くことができました。

 

閉会では、

・最後に報告を。この「みず工学研究会」も、今回で27回、年に2回の開催を重ね、足かけ14年、このような形で開催してきた。
・主として、水に関する話が多かったが、森林の話や地震、液状化や、その時々の社会情勢の要請も組み入れながら、研究会を進めてきた。
・今日の回を持って、「みず工学研究会」を終わらせていただきたい。

と、大年会長から、本会が本日の第27回で終了し、「高知みず工学研究会」も解散することが告げられました。

研究会の様子をまとめました。
「131130_mizukougaku.pdf」をダウンロード(274KB)

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商工会からのおくりもの machi-kara

131115p1010308献血ルームオリーブからの帰りに、新しい店を見つけました。

「machi-kara」は全国47都道府県の商工会から
「まち自慢の味」を集めた期間限定ショップ。

全国的に知られていない、丁寧につくられたおいしいものと
工芸品などが期間中次々と届きます。

営業時間10:00~19:00 定休日第3月曜日、元旦

131115p10103092014年2月22日(土)までの期間限定ショップ

そんなことが看板に書かれています。

先月オープンしたばかりだそうで、このお店に出すために、新たに3種類の味を作ったというラスクを買って帰りました。

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木材のことがいっぱい 山もりフェス2013

131110p1010230平成25年11月10日(日)、「幡多山もりフェス2013」に行ってきました。

四万十川の赤鉄橋直下流の河川敷のお祭り広場に、川上から川下まで、木材に携わる人が大集合です。

 

131110p1010254今回が初めての開催となり、総合受付の方に聞くと、「来年もやります!」と元気に答えていただきました。

 

林業従事者の高齢化や減少に応え、様々な機械が作り出されています。

131110p1010239131110p1010260会場にも、原木の枝落とし、所定の長さでの切断、運搬が1台で出来る機械や、ウィンチの機能やつかむグラップルなど、様々なタイプの林業用のアタッチメントがつけられた機械が展示や実演、試乗、写真撮影が行われています。

131110p1010246木造住宅に関わる出展に目を向けると、まずは原材料に関わる林業組合の方、住宅ローンを組めるように四国銀行さん、設計事務所さん、家の耐震診断や家具の転倒防止の補助など四万十市の地震防災課工務店さん、瓦屋さん、太陽光発電やさんなど、入り口から出口まで、全ての分野の出展が並んでいます。

 

131110p1010250子どもたち、家族連れで楽しめるワークショップも盛りだくさん。

131110p1010249木の実のリース作り、木工教室、薪割り体験、木製のおもちゃで遊ぶコーナーなど、笑顔の子どもたちがいっぱいでした。

 

131110p1010253木製の机や椅子、本棚など、やはり木の柔らかさ、暖かさ、使っていくにつれ味が出てくるであろう天然木の質感が、伝わってくるものばかりです。

 

ジビエ料理やB級グルメなど、食べ物も盛りだくさんです。

ジビエって何だろうと調べてみると、狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣を使った料理のことで、フランス語だそうです。

131110p1010251イノシシが丸焼きされていたりもしましたが、私は「ジョン万たたき丼」をいただきました。

味噌味で、カツオとタマネギ、ネギが白いご飯に良く合います。

 

131110p1010231ステージでは、よさこいタイムとして「幡多舞人(はたぶじん)」のみなさんが、よさこいを踊ってくれています。

手にする鳴子は、四万十の木を使って作ってあるそうで、地元の木が使われるよう、広めていきたいとのことでした。

131110p1010244踊りの合間には、ゆるキャラの「はたっぴー」「はなちゃん」「宗田ぶっしぃー君」が勢揃い。

すぐに子どもたちが集まってきてくれます。

会場の中央では木製のやぐらの建築が進められています。

131110p1010256午後からの「お菓子投げ」や「おとな用もち投げ」などに使われるようです。

 

私は、14時から別件があるので、残念ですが会場をあとにしました。

木のこと、林業のことを、一挙に観て、触れて、聞くことができる山もりフェスでした。

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あたらしいアタマがヒツヨウです

131108p1010223平成25年11月8日(金)、新ロイヤル四万十ホテルの2階 四万十で、四万十市雇用創造促進協議会の主催で行われた、「新規創業・事業拡大セミナー」に参加してきました。

このセミナーは6人の講師によるシリーズもので、今日は二人目の講師、高知市生まれのデザイナー梅原真(うめばらまこと)さんでした。

1311081演題は 「あたらしいアタマ」がヒツヨウです とつけられ、まちづくりのための「ユタカな発想」について考えます。

山形新幹線の乗務員(車内販売のアテンド)のひとりは、他の乗務員の3倍を売り上げるそうです。

他の乗務員の3倍、車内を往復するのでしょうか?

声が大きいのでしょうか?

美人なのでしょうか?

Daigoのような心理分析の専門家なのでしょうか?

あなたは、なぜだと思いますか。

その答えが講義の中にありました。

講義の様子をまとめました。
「131108_sougyo.pdf」をダウンロード(309KB)

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冷静に正しく恐れ しなやかに それに備える

131103_resilience平成25年11月3日(日)、高知県幡多郡黒潮町「ふるさと総合センター」で、黒潮町消防団の主催により行われた、「くろしお レジリエンス 2013 津波防災シンポジウム」に参加してきました。

午前中には屋外で開会式典が行われ、ちょうど雨が降り出す直前に式を終えることができました。

131103p1010117午後は、ふるさと総合センターで、藤井さんの講演とパネルディスカッションです。

プログラムは次のとおりです。

11:10~11:50 開会式典
13:00~13:04 黒潮町紹介と津波被害シミュレーションビデオの上映
13:07~14:32 ProⅠ:Resilience theory 「国土強靱化論 -日本を強くしなやかに-」
14:42~16:12 ProⅡ:Full resilience 「犠牲者ゼロシンポジウム」
16:13~16:17 黒潮宣言(案)の提案・承認
16:17~16:19 閉会宣言

○ProⅠ:Resilience theory「国土強靱化論 -日本を強くしなやかに-」

131103p1010120内閣府参与、ナショナル・レジリエンス懇談会座長、京都大学大学院工学研究科教授の藤井さんの講演の演題は「国土強靱化論 -日本を強くしなやかに-」とつけられています。

レジリエンスとは、「強靱さ」を意味している。大和言葉なら「しなやかさ」「たくましさ」。無機物の機械に対して使う言葉ではなく、有機物、生物、命が宿るものに使う形容詞。

防災は押さえるだけではいけない。怪我を防ぐことと、「回復力」がないと生きていけない。大怪我をするかもしれないが、もとに戻るんだ。そんな思いでレジリエンスに取り組んでいる。

そんな話しから90分間の講演はスタートしました。

講演の中では、山本常朝(やまもとじょうちょう)の言葉を引用するなど、

・復興において、絶対必要なのは「迅速さ」である。都市は生き物であるので、すぐに手を打てば直る。しかし、1~2年放置されては、都市は直らない、直れなくなる。
・覚悟のある武士とは、その時に備えてありとあらゆることを考え、準備をしておく人。
・今、このときに地震、津波が起き、何が起きるかを考えておけば、最悪を考えておけば、一生涯、失敗することがない。
・国土強靱化とは、国家をあげたリスクマネジメント。
・「どんな深刻なことが、起こるのか」を評価し、どうすればいいのかの計画を立て、軽やかに対応できるぐらい、毎日考え、訓練したおし、どんな事態が起きるかを評価し、これらをPDCAする。
・地震に対してまじめに備えたことで、平時の暮らしが豊かになる。

といった話を聞くことができました。

最後は、「日本は台風の通り道に位置し、日本人を日本人にしたのは学校でも文部省でもなく、神代から今日まで根気よく続けられたこの災難教室であったかもしれない。我々の先代の日本人は、それをやってきたのである」と締めくくられました。

○ProⅡ:Full resilience「犠牲者ゼロシンポジウム」

131103p1010141福井照(衆議院議員)さんのコーディネートにより、古屋圭司(内閣府特命大臣(防災))さん、山本有二(衆議院議員)さん、尾崎正直(高知県知事)さん、大西勝也(黒潮町長)さん、佐藤健一(黒潮町防災アドバイザー)さんによるシンポジウムです。

131103p1010167古屋さんからは「平時と有事の両用設計が必要」、尾﨑高知県知事からは「やれば減らせる、やらなければ増える」、防災アドバイザーの佐藤さんからは「徹底的に、とことん考え、起きえることをイメージする。イメージしたことに備える」などのお話を聞くことができました。

○黒潮宣言

締めくくりは、黒潮宣言(案)が朗読され、会場参加者の満場の拍手により確認されました。

シンポジウムの様子をまとめました。
「131103_resilience.pdf」をダウンロード(781KB)

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ものづくり高知の力で 高知を地震津波から守る

131102p1010093平成25年11月2日(土)、黒潮町の土佐西南大規模公演体育館やその周辺で行われた「こども☆防災フェス 2013」に行ってきました。

幡多中央消防組合少年女性防火委員会、(一財)日本防火・防災協会、幡多中央消防組合、黒潮町、黒潮町消防団、四万十市、四万十市消防団、高知県、(公財)高知県消防組合の共催による取組で、昨年に引き続き2回目となります。

昨年は、横須賀基地の消防署で勤めている、米海軍日本管区司令部消防隊 予防課長の長谷川祐子さんを招いての防災講演会「アメリカの防災教育 ~今までと違う新しい考え方を学ぼう~」など、これまでによく行われている防災の取組とは違った視点で、子どもたちに実践的なことをつかみ取ってもらう内容でした。

昨年の様子は、こちらを。
 

131102p1010059今年も、体育館では「171伝言ダイヤル体験」「ランタンづくり」「トイレづくり」「パーティションづくり」など、自らが実践して作ったり操作することを学んでいきます。

131102p1010062特に「カレー皿づくり」を行うと、「自衛隊の炊き出し訓練」で作られたカレーライスを頂くことが出来ます。

131102p1010094私は、カレー皿を作っていませんでしたが、カレーライスをお裾分けいただき、遅めの昼食とさせていただきました。 

 

 

131102p1010057体育館の周辺では、「ポンプ車・救急車の乗車体験」、中村警察による「白バイ・パトカー展示」「自衛隊車両展示」「消防防災ヘリりょうま展示」や、「消防はしご車」「土石流3D体験シアター」「降雨体験装置」「起震車」といった、体験型の取組が目白押しです。

131102p1010085ポンプ車・救急車の乗車体験では、グラウンドの外周を8の字に走行してくれ、家族連れの行列が長く続いていました。

消防防災ヘリ「りょうま」の展示では、日頃は遠目にしか見ることが出来ない「りょうま」の運転席や機内の様子を興味深く見ている人が続いていました。

131102p1010088「りょうま」には、高知県内の9市町村から4年の任期で19名の消防署員が集まり、毎日の救命救護活動にあたっていただいているそうです。

ヘリの業務にたずさわった最初の頃は、つり上げ装置のロープは75mあるそうですが、ドアを開けての作業でその高さや、ドアを開けての作業の寒さに驚かれたそうです。

 

131102p1010052131102p1010055また、「消防はしご車」「土石流3D体験シアター」「降雨体験装置」「起震車」の体験にも長い行列が出来ていました。

 

131102p1010076体育館の中では、子どもたちの様々な物づくりの他に、「県内企業の防災関連製品の展示」が行われ、順次、出展企業のプレゼンテーションのコーナーも設けられています。

避難や避難所生活に必要となる、くまもんの非常持ち出し袋、避難所などの鍵が地震の揺れで自動解除される装置、コンパクトに収納可能な不織布による毛布簡易トイレ防災トイレ、衛生面保持のためのグッズ、非常食非常用飲料水太陽光発電機防災ジャケット、さらには、家の耐震診断耐震補強に関するブースもあります。

131102p1010077いずれも高知県内の材料を使った製品であったり、県内の個性豊かな会社さんによる出店です。

阪神淡路大震災ほどの強い揺れと、東日本大震災ほどの大津波が東北以上に短時間で到達する高知県ゆえ、多くの家庭や避難所に採用されるよう、こだわりの品物を、出来るだけ低コストで提供しようと頑張っています。

131102p1010068非常用飲料水のコーナーでは、「室戸海洋深層水を使った商品が当然あるものと思っていたが無かった。地元のものを使えるようにと商品化を行いました」とのお話を聞けました。

また、「5年保存」は賞味期限であって消費期限ではない。5年過ぎたからといって直ちに飲用不適になるものではない。10年でも飲用は可能かもしれないが、長くすればするほど売れないことにつながり、製作コストとのバランスから「5年」と定めているとの話しも・・・

131102p1010067くまもんの非常持ち出し袋は、避難所で子どもたちの心の支えになるように、また、ぬいぐるみとして荷物が増えることなく、非常袋としての機能を持たせ、日頃から子ども部屋に置き、親しんでもらおうとのコンセプトです。

いずれのブースの説明者からも、これまでの震災での経験を踏まえた気づき、心づかいに基づいき、商品作りに取り組まれている様子が伝わってきました。

131102p1010097フェア終了後は、みんなで助け合っての片付けです。

日赤の応急救護用のエアードームの片付けでは、子ども消防団や自衛隊の方にも協力いただき、手際よく片付けていっていました。

 

「見たことがある、聞いたことがある」では、本番で出来るかどうかわかりません。

実際に自分でやってみた体験が、本番に活きることにつながり、それが生きることにつながるのではないでしょうか。

フェアの様子をまとめてみました。
「131102_kodomo.pdf」をダウンロード(601KB)

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