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子どもを「アクター」にする”防災教育”を

140202p1020167平成26年2月2日(日)、高知県立高知追手前高等学校の芸術ホールで、高知県教育委員会の主催により開かれた「平成25年度高知県防災教育推進フォーラム “子どもたちの命を守り命をつなぐ”防災教育」に参加してきました。

プログラムは次のとおりです。

1.開会挨拶 高知県教育長 中澤卓史

2.講演1 「国の防災教育の動向について」
   文部科学省スポーツ・青少年局 学校健康教育課 安全教育調査官 佐藤浩樹

3.高知県の取組 「高知県安全教育プログラムに基づく防災教育」
   高知県教育委員会事務局 学校安全対策課 課長補佐 岡田直子

4.実践発表
   実践-1 高知市立南海中学校(実践的防災教育推進事業拠点校)
   実践-2 香美市立大栃中学校(防災キャンプ推進事業実施校)
   実践-3 土佐清水市立三崎小学校(実践的防災教育推進事業拠点校

5.講演2 「災害に強い地域を育む防災教育」
   慶應義塾大学 環境情報部 準教授 博士(理学) 大木聖子(おおき さとこ)

140202p1020142文部科学省の佐藤さんは、東日本大震災の発災時には、宮城県の中学校の教頭先生として、避難所運営にもたずさわれた方で、東日本大震災を受けての「今後の防災教育」などについて、

・学校が避難所なることで、教職員が避難所運営すること、学校の治安、子どもたちの教育への課題などから、避難所は地域の方々、避難民で運営することが大事である。
・これからの防災教育は、「自分の命は自分で守る」それは当然だが、これほどリスクの大きな日本で生きていくという事はどういう事なのかを、教えることがいる。

との話しをいただき、「今後の子供たちの防災教育の充実に努めていただきたい」と締めくくられました。

 

その後、高知県の防災教育の取組や、高知県内の小中学校の実践について発表がありました。

 

140202p1020190最後は、慶應義塾大学の大木聖子さんによる「災害に強い地域を育む防災教育」と題した講演です。

大木さんからは、

・今の子供たちは、生きている間に必ず南海トラフ巨大地震に遭う。
・マグニチュード7なら15秒、8なら1分間、9なら3分間続く。
・「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」に備えればいい。
・訓練では、訓練をする先生の都合でしか、地震は起きなかった。給食の時間には地震が起きなかった。

140202p1020189といったことや、実践的な訓練、子どもたちが自ら考え行動する訓練、行政や学校への要望合戦とならないように「自分が出来ることだけ」を言って下さい!とのルールを設けた発表会など、どう子どもたちの防災教育や訓練に取り組んでいけばいいのか、実践事例と共に、わかりやすくお話しいただきました。

「教育を受ける側」から「アクター」へと、子どもたちが自ら考え行動できる力を身につけてもらえる「防災教育」に取り組み、この子どもたちが大人になることで地域の防災力になるんだ、との思いがいっぱいのフォーラムでした。

フォーラムの様子をまとめました。
「140202_bousai.pdf」をダウンロード(616KB)

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