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生きるには「勇気」がいる 自助があってはじめて共助の担い手が確保できる

140721p1040175 平成26年7月21日(月・祝)、香川県社会福祉総合センターで行われた「県民防災週間2014シンポジウム」に参加してきました。

平成16年の災害を契機に、防災意識の高揚と防災対策の一層の充実を図ることを目的として、7月15日から21日までを「県民防災週間」と定めました。

今回のシンポジウムのプログラムは次のとおりです。

○主催者挨拶 香川県知事 浜田恵造
       (一財)消防科学総合センター 常務理事 岩城慎一

○講演「南海トラフ地震にどう備えるか ~県民の心がまえと減災~」
  河田恵昭(かわた よしあき)関西大学社会安全部・社会安全研究センター長・教授

○講演「巨大地震への県民の備え ~自助と防災が共助を可能とする~」
  中林一樹(なかばやし いつき)明治大学経済学研究科特任教授

 

140721p1040335 河田さんからは、

・震災を風化させてはいけない。
・M9.0の地震が起こると、コンビニ、スーパーにある水やペットボトルが無くなる。全国に12日分の備蓄しかない。 ←賞味期限を気にする国民に対応するために、備蓄しない流通システムとなっている。
・6,100万人の被災者、707の市町村(1725の全市町村の4割ほど)が被災。
・災害を忘れさせない 「日常防災」は難しい、「ついでに防災」へ! 「観光防災」でいい。
・四国は停電、大渋滞、市街地延焼火災、すぐに陸の孤島になる、被災地の治安悪化 → どんなことが起きるかをちゃんと認識し、備えることが重要。
・みんながケガをしない ← 次のアクションのために、一番重要なこと
・生きるためには「勇気」がいる。避難ビルの指定が出来ていなくても、レンガ一つを持って行って、高層ビルの窓を割り、避難する「勇気」がいる。

といった話を聞くことが出来ました。

質疑では、学校関係者から、訓練や予算の無いことについての質問があり、

・訓練をやって、失敗することが大事。失敗することで、どこを改善すべきかわかってくる。
・5年間するのであれば、1年目、2年目、それぞれの年の目標の達成度をフィードバック、PDCAで。
・お金がなかったら保護者からお金を出し合って基金を作る。民主主義は「自己責任」の社会。自分でできることは自分でする。

との回答をいただきました。

 

140721p1040340 中林さんからは、Shake Outの説明と共に、

・「防災」による被害軽減があってはじめて被災後の「減災」が可能となる。
・自助があってはじめて共助の担い手が確保できる。
・防災は少しの「勇気」と、少しやってみる。「失敗」し、失敗を成功に改善する。
・南海トラフ地震では、被災人口が東日本大震災の750万人に比べ3,500万人と多いことから、東日本大震災の1/3の支援しかこないと思わなければならない

といった話があり、「南海トラフ巨大地震の被害を半減できるかどうかは、みなさんご自身の被害を半減できるかにかかっている」と締めくくられました。

シンポジウムの様子をまとめました。
「140721_kenminbousai.pdf」をダウンロード (350KB)

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