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鉄道が廃止されて栄えた町はない 三陸鉄道の復旧・復興

140705p1030866平成26年7月5日(土)、奈半利町立町民会館で行われた「今日はごめん・なはり線の日 特別企画講演会」に参加してきました。

中村駅から列車を乗り継ぎ3時間半、海岸沿いをたくさんのビニールハウスを見ながらごめん・なはり線で移動です。

特別企画講演会は、三陸鉄道沿線の方々による「幸せのフォーチュンクッキー」のビデオ上映から始まりました。

140705p1030902講師は、三陸鉄道株式会社 代表取締役社長の望月正彦さんです。

岩手県庁の職員を経て、平成22年6月から三陸鉄道の社長に就任、東日本大震災の復旧、復興に携わられてきた方です。

演題は「三陸鉄道 復旧・復興への道」とつけられています。

開業から10年間は黒字だった三陸鉄道も、沿線の人口が減り、道路がよくなり、マイカー、円高となり国内旅行から海外旅行へとシフトし、平成6年からは赤字に。

恋し浜駅でホタテ絵馬で願掛けや、コタツ列車の運行など、観光面での工夫をしていたところに東日本大震災の発生です。

停電のなか、列車のディーゼルエンジンを起動して、列車を使った災害対策本部の設置。1台の災害時有線電話とホワイトボード、ノートで初動の対応。

被害の状況を速やかに把握し、復旧する路線の順番を決め、市町村や県に了解を取り付け、今年の4月、全区間の運転再開にまでこぎ着けました。

その間、自衛隊、市町村、企業など、様々な方々に支援いただきながら、会社としても収入を得る努力を続けられました。

140705p1030903最後は、「鉄道が廃止されて栄えた町はない。ぜひ一回来て下さい、乗りに来て下さい」と締めくくられました。

質疑の時間には、予定の時間ぎりぎりまで、多くの方々との質疑が続きました。

その中では、

現場がわかっている市町村はよかった。自衛隊への要請や燃料の確保、広報などで協力してもらえた。現場がわかっていない県がダメだった。「どうしてそんなに再開を急ぐのか?」「行方不明者の捜索に燃料をまわせ!」と言われた。

そんな、生々しいお話も聞けました。

140705p1030894講演会の様子をまとめました。
「140705_santetsu.pdf」をダウンロード(492KB)

会場では、三陸鉄道の復興までのパネル展も行われました。

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