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備えるべきは水と乾パンではない!

140906p1040973平成26年9月6日(土)、四万十市立中村小学校で中村地区防災連絡協議会の主催で行われた「平成26年度中村地区防災訓練」に参加してきました。

プログラムは次のとおり、東日本大震災で捜索活動に従事された自衛隊の方の講演や、高知大学特任教授の岡村眞さんの講演の他、救命救護などの実演訓練が行われました。

○東日本大震災における自衛隊活動のパネル展示

○自衛隊による講話「東日本大震災の体験をふまえた発災初動における冷静な対応について」(小学生に分かりやすい内容で)

140906p1050031○自主防災会による炊出し
○実演訓練など
 1)自衛隊による実演訓練
   ・ロープの活用方法(運搬、救助)
   ・簡易担架の作成方法
   ・自衛隊の備品展示 人命救助システム、装備、車両の展示、乗車体験

140906p1050029 2)消防署、消防団による実演訓練
   ・三角巾による応急手当
   ・消火訓練
   ・AEDなどによる蘇生方法
   ・消防車両の展示

 3)起震車体験

 4)耐震性貯水槽の実演指導

○高知大学特任教授 岡村眞氏による講話「南海大地震、地域の備えとその後」

 

岡村教授の講演は「南海大地震、地域の備えとその後 学んで守る家族の命~緊急時の知識を得る」とのテーマで、

・南海地震が起きることは高知県の宿命。
・南海地震は、世界的にも規則的に起きている地震。
・親子での夜間雄避難訓練をしている人はほとんどいない。
・揺れが起こるまでに、何をしていたかしか残らない。

と、必ず来る南海地震に地震が起きるまでに何を備えていたかが大事であること、また、

・津波は「水」ではなく、ガラスが混じった「ガレキ」が来る。泳いでなんて逃げられない。
・4分で町が無くなった 1000人の人が亡くなった。
・津波が来るかは地震の揺れの強さではなく、揺れの長さ。

と、津波を正しく認識することを、東日本大震災の津波で町が無くなっていく映像を示しながら説明されました。

さらには、

・家の耐震診断、耐震補強するのは「自己責任」。
・高知県は、全国一高い1軒あたり90万円の補助。
・3日分の食料は生き残った人が食べるもの。 中村では家につぶされ、死んでいる。

と、昭和南海地震の際の全国の死者は1,330人、そのうちの7割は四万十市(旧中村)で亡くなり、建物倒壊で亡くなったことを紹介しながら、まずは揺れに対して、死なない対策の必要性を強調されました。

最後は、第4のライフラインであるガソリン、懐中電灯、笛などを備えることの紹介があり、「備えるべきは水と乾パンではない! 地震が起きるまでにひとつずつ備えて」と締めくくられました。

まずは生き残れる備えを、地震が来るまでにしておかなければ、避難訓練も、食料や水も無意味なものになるのですから。

講演の様子をまとめました。
「140906_okamura.pdf」をダウンロード(504KB)

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