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忘れず! 備えを!

150720p1080003平成27年7月20日(月・祝)、かがわ国際会議場で、香川県と一般財団法人消防科学総合センターの主催、香川大学危機管理研究センターの共催により行われた「県民防災週間2015シンポジウム」に参加してきました。

プログラムは次の通りです。

○主催者挨拶 香川県知事 浜田恵造
       (一財)消防科学総合センター理事長 高田恒

○講演「頻発する土砂災害へどう備えるか ~2014年広島土砂災害の教訓と今後の対策~」
  土田孝 広島大学大学院工学研究院教授

○「3.11あの日を忘れないために ~命の大切さ そして 未来へ~」    
  柏崎正明 岩手県大船渡市立大船渡小学校前校長

○香川県が取り組む防災・減災の取り組みの紹介

昨年、広島市で起きた土砂災害の検討委員会の委員長も務める土田教授からは、

・広島の土砂災害では、第1波に続き、第2波、第3波と土石流が起きていた。この3回の崩壊土砂料が甚大であった。
・渓流基礎調査マニュアルでは、土石流は1波についての氾濫範囲を想定している。
・住民の方からは「土石流が起きる前には、泥水が道路を走り、この道路を使っての避難は難しかった」との話 → 2階屋、車庫の上に避難し、助かった
・7月26日に完成したばかりの砂防堰堤が8月20日に発生した土石流約2,300m3を補足。
・ハード整備には予算と時間が必要なので、警戒、避難などのソフト対策に充実を。

といった話しや、「雨が降り続いているのに河川の水位が下がる、濁水に流木が混じり出す、地鳴り、山鳴り、転石のぶつかり合う音、腐った土のにおいがする → 普段しないような生臭いにおいがするときには、上流や風上で土石流が起きている可能性がある」と土石流の前兆現象で締めくくられました。

お二人目の講師は、東日本大震災の津波により大きな被害を受けた岩手県の大船渡小学校の校長先生だった柏崎さんです。

柏崎さんからは、

・15時20分 自分の目で家が流れている様子を見ることが出来たので、「避難!」と叫ぶことが出来た。行列で避難できるような状況ではなかった。
・大船渡小学校の卒業生が多く手助けに来てくれた。卒業生の声かけで480個のランドセルと文房具が届いた。
・子供たちの体験文を残そうと、語り継いでいきたいことを文に書き、記録集として後世に残すこととした。

といった話しや、「日常が戻るにはまだまだ時間がかかるけど、私たちの教室は笑顔があふれている」と締めくくられました。

シンポジウムの様子をまとめました。
「150720_kenmin.pdf」をダウンロード(390KB)

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