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これからは自分で電力会社を選んだのだから 責任を担う

160423p1100407平成28年4月23日(土)、サンメッセ香川で行われた「~電力自由化で変わる新しい生活環境セミナー」に参加してきました。

4月1日から「電力小売全面自由化」が始まり、タイムリーな話題なので、このセミナーを目的にやってきました。

講師は、太陽光発電プランナー育成を目指す、一般社団法人日本PVプランナー協会の理事で、現場に精通している数少ない経営者である石丸貴樹さん。

わかりやすく、各家での電気の使い方をイメージできるようなわかりやすい説明で、30分の予定が50分たっていました。

電力の自由化は20年前、1995年からスタートしていたこと。「計画停電」「電力使用制限」を行わざるを得なくなった東日本大震災をきっかけに、電力の安定的な供給、電力供給システムの多重化が、電力自由化に拍車をかけ、本年4月から「電力小売全面自由化」に至ったことなどの説明から始まりました。

電力自由化のために、
 ・発電の自由化:誰でも電力供給事業者になれる
 ・小売りの自由化:どの供給事業者からでも電力を買える
 ・送・配電の自由化:誰でもどこへでも既設の送配電網を使って、電気を送配電できる
 ・配送電分離:既存の電力会社の発電部門と送電部門を切り離すことで競争環境を整える

が行われました。

これまでは電力会社を自分では選べなかったものが、これからは自分で電力会社やプランを選んだのだから、責任の役割を担う。どの電力会社を選ぶのか、変えるのも、変えないのも、私たちの権利であり責任なのです。

そのような電力会社の選択にあたって、
 ・CO2を出さない環境に優しい電気を選ぶことが出来る。 ← 3割は環境面から、料金が高くなっても選んでいる人
 ・地産地消の電力 地域で発電した電気を地域で消費し、利益を地域に還元 ← 自治体の収益となる(愛媛県が取組中)

といったメリットがあることも紹介いただきました。

その反面、
 ・現在は既存10電力会社に「電力の供給義務」が定められているが、2020年以降この義務の撤廃が検討されている。電力の安定供給への不安がある。
 ・「電力自由化」であり、「電力安売り」とは言っていない ← 携帯電話やガソリン、ガスなど、他のものとのセットで割引を強調するが、電気代が安くなった分は、セットになっているモノの選択権が無くなっている、より多くの通信費や燃料費を払うことになっているかもしれない

といったデメリットも。

発電事業に参入されている企業の技術者の方と話しをしたことがあります。

停電を防ぐために発電機やシステムの二重化をすると設備の費用やメンテナンスの費用がより高くなり、採算に乗らなくなる。システムは1系統で、故障すれば発電を止めればいい。

そんな話を聞いたことがあります。

安全・安定のためのコストと、その安全・安定のレベルのバランスはどうあるべきなのか。
台風や雷で起きる停電とは異なり、突然起きる停電、電気の使用量が多くなる夏場に停電・・・

電力自由化が、有事の際の安全性向上に、より良くつながりますように。

セミナーの様子をまとめました。
「160423_denryoku.pdf」をダウンロード(165KB)

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