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2016年5月

妊娠・出産は 様々なデマ 都市伝説に振りまわされないで

160529p1100523平成28年5月29日(日)、瓦町FLAG8階IKODE瓦町健康ステーション大会議室で、高松市の主催で行われた、「“コウノドリ”から学ぶ 母子保健・地域医療啓発講演会」に参加してきました。

講師は、あの人気漫画「コウノドリ」の主人公のモデルである、りんくう総合医療センター産婦人科部長 萩田和秀さんです。産科医でジャズピアニストという異色の経歴が織りなす講演とライブ演奏です。

プログラムは次のとおりです。

○主催者挨拶 高松市副市長 加藤昭彦

○プロローグ (1)妊娠期から子育て世代包括支援事業の概要説明
            説明者:高松市保健センター長 みずた
         (2)お産にまつわる知って欲しいこと
            説明者:高松赤十字病院 第一産婦人科部長 後藤真樹

○講演会 コウノドリに見る ここは押さえておこう妊娠・出産
      ~家族・かかりつけ医と共に歩む280日~
      講師:りんくう総合医療センター産婦人科部長 萩田和秀

○荻田和秀 ピアノライブ

高松赤十字病院 第一産婦人科部長の後藤真樹さんからは、帝王切開や逆子、妊娠中の注意事項、たばこの影響など、お産にまつわる知っておいて欲しいことのお話でした。

りんくう総合医療センター産婦人科部長の萩田和秀さんからは、

・未受診妊娠の年齢分布が19歳、30代広範にピークがあり、この年齢は虐待死の年齢と一致する。
・未受診になった理由 → 経済的理由ではなく、知識の欠如、情報や家族に恵まれないこと
・外来で来てもらわないと、何が問題なのか確認できない、支援できない。
・育児ホルモン、社会性ホルモンと言われているオキシトシンの役割

など、妊娠、出産、子育てに関するお話もあり、この内容のいくつかは、TVドラマ”コウノドリ”の中でも表現されているとのことでした。

また、「満月だからお産が多い、低気圧だからお産が多い」ことの真意やABO型血液占いの根拠を例にあげ、「様々なデマ、都市伝説に振りまわされないで下さい」と締めくくられました。

講演会の様子をメモにまとめました。
「160529_kounodori.pdf」をダウンロード(512KB)

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膵がんは発生するまでに12年 転移するまでに10年

160515_seminar14平成28年5月15日(日、高松丸亀町壱番街東館4階のレッツホールで行われた「香川大学サテライトセミナー 第14回イキイキさぬき健康塾」に参加してきました。

今回のテーマは「やさしい膵がん講座」です。

講師は香川大学医学部付属病院 消化器外科 准教授 岡野圭一さんです。

・がんは特殊な病気ではありません。日本人の二人に一人が、がんに罹ります。
・死亡率の高い病気です。3人に一人ががんで亡くなっています。日本人の死因第1位。
・細胞が分裂するときに“きず”(コピーミス)が出来てがんが起きる。
・親から子へ遺伝するがんはごく一部。全部のがんの5%以下が「遺伝するがん」

そんな話しから始まりました。

・日本人のがん死亡の部位として、膵臓は4位。前立腺や乳房はがんと診断されてからの5年生存率は90%ほどあるのに、膵臓は7%ほど。
・膵臓は、胃の裏側に位置している重さ100グラムしかない小さな臓器。インスリンなどホルモンの分泌、消化酵素を含む膵液を一日に1,000~1,500ml分泌する臓器です。大量の消化酵素を分泌するため、手術後合併症率が40%と、手術の難しい臓器です。
・しかし、膵がんは発生するまでに12年、転移するまでに10年と、ゆっくりと進むため、早期の発見が出来れば、様々な対処が可能となる。
・膵臓は背中の一番奥底にあって、なかなか見れない。最初に気づくのは血液検査の結果や糖尿病の悪化など。
・おかしいと思えば、超音波内視鏡検査、通院で検査が行えます。

質疑では、「典型的な症状というものはなく、日常と違うことが気になったらかかりつけの医者に相談」と、日々の変化に気をとめることが重要です。

がんは誰でもなりうる病気です。

160626_seminar15次回第15回イキイキさぬき健康塾は、6月26日11時から「肺がんはここまで治る 手術に出来ること」です。

健康塾の様子をメモにまとめました。
「160515_suigan.pdf」をダウンロード(532KB)

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あなたもきっと がんになる

160508p1100416平成28年5月8日(日)、サンポートホール高松5階 第2小ホールで行われた「がん患者会ネットワーク香川 設立一周年記念講演 ~がんを受け止め自分らしく生きるために~」に参加してきました。

香川で活躍する8つの「がん患者会」が連携するネットワークが出来て一周年を記念とする講演会です。
今回は、これまで扱われてこなかった小児がんを取り上げます。

160508p1100420男性で62%、女性で46% がんは誰でもかかる病気と考えることが大事。専門医に相談してください。インターネットは無責任です。本当にがんのことがわかっている人に相談することが大事。ネットは信じないでください

そんな香川大学医学部付属病院院長 横見瀬裕保さんの挨拶から始まりました。
プログラムは次のとおりです。

○活動報告 がん患者会ネットワーク会会長 瓜生幸子(うりゅう さちこ)
○記念講演1「小児がんと向き合って」
  岩井艶子(四国こどもとおとなの医療センター 小児血液腫瘍内科医長)
○休憩 歌 杉本純一郎(医療専門学校講師)
○記念講演2 「変わったこと、変わらないこと がんの医療の40年」
  吉澤潔(医療法人社団啓友会久米川病院理事長)
○体験談「ずっとがんとは知らずに生きてきた ~母の愛に支えられて~」
  斉藤千種(リレー・フォー・ライフ・ジャパンかがわ高松実行委員長)

講演の様子をまとめました。
「160508_syounigan.pdf」をダウンロード(300KB)

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心身ともに余裕のあるうちに 取り組んでおくべき事があります

160507kazoku平成28年5月7日(土)、高松生涯学習センター「まなびCAN」で行われた「家族に迷惑をかけないために 今すぐやること 出来ること ~考えておきたい保険・医療と家計簿~」に参加してきました。

講師は、コープ香川でライフプランアドバイザーも務める、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 香川支部の境輝美さんです。

まず、「なぜ参加しましたか?」の質問や、「何で迷惑をかけたくないか」と考えるようになったのか、いつ頃から? どんなことで感じる? どんなときに感じる? を紙に書き、お隣さんにしゃべって下さい。

そんなやりとりからスタートしました。

将来の生活で不安に感じることについてのアンケートでは、「健康や病気」「介護が必要になる」「生活のための収入」「子どもや孫の将来」をあげる人が大半です。

そこで、セミナーでは、高額医療制度、医療保険・生命保険のチェック、公的介護保険制度、相続、遺言などについてお話しいただきました。

想いの整理として、安い普通のノートでいいので、「エンディングノート」の作成を遺される家族とのコミュニケーションに使って下さい。

コミュニケーションがとりづらい時代になったので、「エンディングノート」がもてはやされているのでは・・・」との言葉が、強く印象に残りました。

心身ともに余裕のあるうちに、取り組んでおくべき事があります。

セミナーの様子をまとめました。
「160507_kakei.pdf」をダウンロード(228KB)

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