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なぜこれをするのか 誰のためにするのか 三方良しの公共事業

160610p1100575平成28年6月10日(金)、かがわ国際会議場で、三方良しの公共事業推進研究会と(一社)地域建設業新未来研究会の主催で行われた「三方良しの公共事業推進カンファレンス2016四国」に参加してきました。

副題は「~10年の軌跡から学び、新たな一歩を踏み出す~」とされ、2007年に第1回カンファレンスを東京で開き、10年目の節目の年、第10回カンファレンスが高松で行われました。

プログラムは次のとおりです。

○第一部
 基調講演「三方良しの公共事業改革10年に思う」
  西日本高速道路取締役常務執行役員 奥平聖
 特別講演「担い手の確保に向けた四国地方整備局の取組」
  国土交通省四国地方整備局企画部長 畠中英人

○第二部 事例発表
 「新潟県庁よりビデオレター」~新潟県での三方良しスタートから今日までの取り組みについて~  
   新潟県土木部道路建設課課長補佐 瀬戸民枝(ビデオレターにて参加)
   三方良しの公共事業推進研究会新潟支部長 支部長 小野孝史
 「全てを可視化した三方良し ~建設ICTのものづくりのあるべき姿」
   一二三北路株式会社 建設土木工事部課長 坂下淳一
 「当社で取り組む三方良し」
   福島県福島市 寿建設株式会社 代表取締役社長 森崎英五朗
 「高知の片田舎で実践するチーム礒部の三方良しの公共事業、その10年」
   高知県奈半利町 有限会社礒部組常務取締役 礒部英俊、工事主任 田中彰司
 「地域住民の安全をいち早く確保するために、難条件の現場でいかに工夫したか」
   宮崎県 株式会社内山建設 土木部次長 金丸正明

○第三部 トークセッション「三方良しの公共事業改革」
 ゴールドラットコンサルティング日本代表 岸良祐司(きしら ゆうじ)
 国土交通省四国地方整備局長 石橋良啓
 西日本高速道路取締役常務執行役員 奥平聖(おくだいら きよし)
 三方良しの公共事業推進研究会理事 熊谷一男(くまがい かずお)

事例発表では、様々な現場での取組から、

・発注者と受注者は仮面夫婦ではなく、良い夫婦になるように、互いに一歩踏み出す勇気を持って、出会ったときのような初々しい良い関係に。
・みんなに「ありがとう」と言われる公共事業を目指して。
・ICTを導入することで不可視部分を可視化することを検討。
・笑顔がある 意見が言い合える さらに良いものづくりが出来る。
・まず、人を喜ばせてみよう。NMB 泣かす、笑らかす、びっくりさせる。
・喜ばせる技術 選ばれる企業。 7年前から「魅せる」現場作り
・どの現場に行っても、コミュニケーションをとる、わからないものを見えるようにする。
・自分からアクションを起こしたことで、相手からポジティブな反応が返ってきた。

など、「私たちのお客さんは住民です」という考えが流れています。

トークセッションでは、

・今日の事例発表は、世のため人のために工事をしている、それが公共事業であるとの気持ちを持ち続けつつ、何かを淡々とやることが共通するのかな。
・以前ははなるべく地域住民とは関わらず、早く現場を離れたかったのでは。七面倒くさいけれど、より関わったことで、より工事が良くできることに気づいた。
・10年前は、早く終わることで受発注者が喜び、その結果として住民の方も喜ぶのではだった。今は、住民の為にがまず感じられる。
・企業や行政で働いている一人一人が良しとなるような取り組みにならないといけない。働いている一人一人が「良し」となるような取り組みにしていかねばならない。
・まず現場の人の満足度を第一に そういう視点に気づいていなかった。

など、この10年の奇跡を振り返り、これからに向け、「100年後に土木史に記録されるような三方良しに。ごめんなさいではなく、ありがとうを集める現場で」と、岸良さんが締めくくられました。

現場に入るたびに、「なぜこれをするのか、誰のためにするのか」を考えることで、全然違うことが生まれます。

カンファレンスの様子をまとめました。
「160610_sanpouyoshi.pdf」をダウンロード(309KB)

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コメント

ひのさん

こちらこそありがとうございます。
会場での聞き取りメモですので、私の理解のフィルターがかかったメモですが、参考になる部分があれば幸いです。

私も建設関係に携わる身ゆえ、どうせやるなら「ありがとう」を言ってもらえ、自分としても楽しい仕事、現場になればと日々取り組んでいるつもりです。

今回のカンファレンスと懇親会は、たくさんの刺激と感動でとても楽しい時間を過ごすことが出来、本当にありがとうございました。

投稿: ほっと・ひといき | 2016年6月28日 (火) 22:12

発表者のひとりです(しかも飛び入りの)。
「まとめ」、どうもありがとうございました。

投稿: ひの | 2016年6月28日 (火) 07:36

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