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日本の伝統医学である漢方で 健康な生活を

160605p1100563平成28年6月5日(日)、サンポートホール高松3階の大ホールで、一般社団法人日本東洋医学会と日本漢方生薬製剤協会の主催で行われた「第67回 日本東洋医学会学術総会 市民公開講座」に参加してきました。

「今回で67回目、四国で初めて開催された。2,500人のドクター、薬剤師、鍼灸師が集まり学術総会が行われている。市民のみなさまも漢方を活用し、健康寿命を延ばしていただきたく、市民公開講座を」との挨拶で始まりました。

プログラムは次のとおりで、山田洋次監督による三者対談もありました。

第1部 自然のチカラで美しく健康に -心と体に効く漢方-
   座長:野萱純子先生(社会医療法人財団大樹会 総合病院 回生病院 女性漢方外来)
 「その不調、漢方にできることがあります!」
   講師:塩田敦子先生(香川県立保健医療大学 看護学科)
 「漢方の知恵でポジティブ・エイジング」
   講師:木村容子先生(東京女子医科大学 東洋医学研究所)

第2部 映画をつくり続けて 三者対談
  山田洋次(映画監督)
  梅津龍太郎(ラジオキャスター・プロデューサー)
  岩瀬弥永子(ラジオ・パーソナリティー)

第1部では、香川県立保健医療大学の塩田敦子先生からは、「漢方のウソと本当」と題して、多くある誤解と回答を説明いただきながら、

・「心身一如」:漢方では心と体を分けて考えない、心の問題も身体の症状のひとつ。ストレスで体調が崩れる。気分が良ければ、元気、病気も改善。
・「同病異治」:風邪の二人で、同じ漢方は使いません。ラグビーをする18歳の男性と80歳のおばあちゃんでは、症状も微妙に異なり、体力や胃腸の強さの違いに合わせ、同じ病気でも違う漢方を使います。
・「異病同治」:いくつかの生薬を組み合わせてできたのが葛根湯、漢方。漢方はチームで効くので、病気が違っていても、同じ漢方を使います。

など、漢方が聞く理屈や使い方についての説明がありました。

東京女子医科大学東洋医学研究所の木村容子先生からは、

・加齢は自然現象 毎年必ず年齢は高くなる。
・加齢に抵抗するよりも、どうやって年齢を重ねるか、老化を戻すことは出来ないので、老化の速度を遅らせ、天寿する。
・アンチ・エイジングではなく、ポジティブ・エイジング
・食事、運動、睡眠、感情の四養生が基本

といった話があり、「自分なりの中庸を保って攻めのエイジングを」と締めくくられました。

160605p1100568第2部の山田洋次監督からは、

・フーテンの寅さんを中心に、渥美さんの映画人としての生きざま
・観客が映画に共感しつつ、楽しんでくれて、声を出し、前のイスを蹴飛ばすような映画を作りたい
・想像力を育てる映画。絵を見る、音楽を聴くとか演奏するとか、芸術は生活に大事で、小学校の教育に必要。子供にとって必要なことは放課後に友達と遊ぶこと、スポーツをすること、音楽を演奏すること、家の手伝いをすること。

など、映画の楽しさ、映画に育てられた、と締めくくられました。

奈良時代に中国から伝わり、日本の風土、文化の中で作りあげられた日本の伝統医学である漢方。正しく使い、中庸(健康な状態にバランスをとれていること)を保って、健康な生活を。

市民公開講座の様子をまとめました。
「160605_kanpou.pdf」をダウンロード(328KB)

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