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瀬戸内に住む私たちが地元の素晴らしさに気づき、誇りを持ち、情報発信

160718p1100908平成28年7月18日(月・祝)、レグザムホール(香川県県民ホール)で、OHK岡山放送の主催で行われた「OH!マイ瀬戸内 瀬戸内を語るシンポジウム ~世界を呼び込む魅力の発信~」に参加してきました。

本日は「海の日」、瀬戸内海は光を輝かしています。海の日を制定しているのは日本だけ。海を大切にしてきたことが伝わる一日、進歩にふさわしい一日に。「OH!マイ瀬戸内プロジェクト」を社内に立ち上げ、ニュースや特別番組でお届けしている。その中でも大きな取組が本日のシンポジウム。

そんな説明で始まりました。
パネリストなどは以下のとおりです。

○パネリスト

黒川節弘:今治造船代表取締役副社長
小嶋光信:岡山に本社 両備グループ代表CEO
内海武彦:B級グルメで地域おこし、整形外科医 四国B級ご当地グルメ連携協議会議長
石川康晴:岡山市に本社 数々のブランドを展開、ライフスタイル、アートへの取組 ストライプインターナショナル代表取締役社長
小西智都子:瀬戸内の島々のことでは一番詳しいかも、有人島の数多い取材 雑誌「せとうち暮らし」総編集長
アレックス・カー:アメリカ出身 若い頃から日本を研究 数々の著書 東洋文化研究家

○コーディネーター

梅原利之:観光協会会長を11年、四国新幹線の実現に尽力 JR四国顧問

シンポジウムは、

 パートⅠ 瀬戸内の魅力をどう再発見するか
 パートⅡ さらなる魅力充実に必要なこと
 パートⅢ 情報をどう発信しインバウンドにつなげるか

で構成され、本日の様子は、8月6日(土)午後1時から2時の特別番組で放映予定です。

160731arex○アメリカ出身 若い頃から日本を研究 数々の著書 東洋文化研究家のアレックス・カーさんからは、

・中国の山水画では、そびえるようなゴツゴツとした山。日本の絵の山は優しい山で、その典型が瀬戸内の山。
・瀬戸芸は、世界のアーティストは「一度は直島や瀬戸内に行かなければ」というまで影響が大きくなっている。
・「瀬戸内」という種の統一感。
・アイディアとしてのツアーがない。もう一つは「宿」。大人としてのある程度綺麗で、ある程度快適な宿はない。高松の町の近くにさえない。
・大手の交通社の情報でやってくるのではなく、ネットの情報で来ている。瀬戸内海はネットでの情報発信が出来ていない。
・観光業は競争社会。瀬戸内は古い山・川・海岸を大事にしないと、最終的に世界の観光の中で負ける怖さもある。
・みなさん起業家になりましょう。経済も行き止まりになり、古いやり方では成り立たない。新しいことをやる時が来ている。

160731ishikawa○岡山市に本社 数々のブランドを展開、ライフスタイル、アートへの取組 ストライプインターナショナル代表取締役社長の石川康晴さんからは、

・「無いものは作るが、良いものは残す」 そういうアプローチを見てください。
・瀬戸芸に岡山空港から入る、岡山空港から旅立たれる方もいるでしょうから、観光資源としてグルグル回るようになって欲しい。
・愛媛、香川、岡山、広島が、「瀬戸内芸術の道州制」、一つのアートのエリアになっても良いのでは。
・新しい視点で、食の開発をしてもいいのでは。食とアートは関係がありそう。笠岡のワタリガニ、今治でウニ 全員が知っているうどんや吉備団子を押すより、地域のブランディングを考えるきっかけに。
・自らの地域を誇らしく語ることが、ブランディングにつながる。

160731kojima○岡山に本社 両備グループ代表CEOの小嶋光信さんからは、

・瀬戸内海は架橋が出来る前と後で変わった。
・人影が消えていったのを変えていった、島々を舞台に変えていったインパクトが瀬戸芸。
・エーゲ海よりも瀬戸内海は美しい。海の中の島の緑がきれいだ。これが瀬戸内海の原点だ。
・瀬戸芸で、苦労して行くのも楽しみの一つ。
・一人一人から出て行く発信が、我々が地域のことに誇りを持ち、発信をしていくこと、世界へ向けていくことが大事。

160731kurokawa○今治造船代表取締役副社長の黒川節弘さんからは、

・瀬戸内で釣りだちの魚の刺身を食べると、東京の刺身は食べられません。
・交通の便が悪い、一日に島に一便しかない。気軽に島観光が出来ること、アクセスが一番大事。
・エーゲ海よりも瀬戸内の方がはるかに見るところが多い。
・海外の人が九州に来ているが、次は阪神に行ってしまい、四国は素通り。新幹線やフェリーで移動。何をおいてもインフラ。
・世界的に何が、イベントが出来るかを考えて。さすれば、岡山、香川は活性化する。
・瀬戸内には魅力がある、島にも特徴がある。海だけでも四季がある、変化がある。

160731uchiumi○B級グルメで地域おこし、整形外科医 四国B級ご当地グルメ連携協議会議長の内海武彦さんからは、

・島に行って何が良いか。ゆったりとした時の流れを楽しむ。朝行って、夕方まで便がない。
・野良猫を抱いて、かわいいと萌える、それが島の魅力。
・四国はこの小さな島の中で、みんな違う。大事なのはそれをどう提供するか。 → 「旬」を味わうこと。
・女性に来てもらえる情報発信を。

160731konishi○瀬戸内の島々のことでは一番詳しいかも、有人島の数多い取材 雑誌「せとうち暮らし」総編集長の小西智都子さんからは、

・若者たちが、島の人たちが気がついていない良いところを見つけてくれる。
・20人の人口の島にゲストハウスが出来ました。若者と島の人たちが化学反応を起こし良いものが出来てきている。
・「あんなもの、お客さん出すようなものではない」と思っていたものが、外の方からは、「ストーリーがあるものがおいしい」、小豆島の黒豆、岡山の牡蠣料理、笠岡の・・島の鯛漁師 全ての魚が尾頭つき。
・いきなり行って味わえるものではなく、入り口で橋渡しをする人が必要。ゲストハウスのオーナーさんが、この役割を担っていると思う。
・瀬戸内のコンテンツ 島は不便なことが、価値になる。それを楽しむにはサポーターが必要。
・地元の方に、騙されたと思って島に行ってください。地元の方に愛されない観光地はない。

160731umehara最後は、コーディネーターの梅原利之さんが、「観光は地方創世の力。瀬戸内海という世界の宝石を持っているので、私たちが発信します。観光発信の主役、地方創世の主役は住民」と締めくくられました。

瀬戸内に住む私たちが、地元の素晴らしさに気づき、誇りを持ち、情報発信していくことが必要です。

シンポジウムの様子をまとめました。
「160718_setouchi.pdf」をダウンロード(284KB)

※写真はシンポジウムのパンフレットから引用しました。

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