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心臓、肺、腎臓など 命をつなぐ臨床工学技士

161023a_病院内で、医師・看護師や各種の医療技術者とチームを組んで生命維持装置の操作などを担当するのが臨床工学技士です。

まだまだ知られていない「臨床工学技士」なので、一般の方々に知ってもらえるようにと、平成28年10月23日(日)、サンポート髙松のデックスガレリアで、「体験イベント!! 病院で使っている医療機器に触ってみよう!」が、今年、初めて開催されました。

電気メス、人工呼吸器、透析装置、人工心肺装置、心電図計、AEDなど、実機を使っての説明や体験が行えました。

161023b_電気メスではバナナを試験体として、切る操作や止血の操作を体験。
マイナスドライバーの先端のような電極を使い、幅広い面では止血を、幅の薄い角を使って切る操作を、また、電力は切るのも止血も20ワットとのことで、切るときと止血では電気の周波数を変えるそうです。
焦げたものが電極に着いてしまうので、掃除をしながら操作を続けるとのことでした。

人工呼吸器では、実際に装置を使っての呼吸を体験。
空気の圧力、流速、量、酸素濃度などをコントロールでき、装置には空気に加湿や加温する装置、鼻の保湿と加湿の役割を担う装置などがつけられています。

人工透析器ではジュースの透析を実演していました。
透析中の装置内には、患者さんの血液が300ccほど取り込まれ、4時間をかけて血液内のナトリウムや様々なものが取り除かれます。
4時間の透析では、180リットルの水が必要とのことで、ミネラル水のようなものなので保存のための成分が含まれている水道水と異なり、長期保存が出来ないそうです。
長期保存が出来ないことから、災害に備えて大量の水を備蓄しておくことは難しいとのことでした。

161023c_人工心肺では、心臓に上半身から帰ってくる静脈と下半身からの静脈から取り込んだ血液を、血圧をコントロールしながら動脈に返していきます。肺の機能も有していることから、肺への血流は必要ありません。
脈動のような血流ではなく、一定の圧力で血を循環させ、最低50mmHg以上、最高80mmHg以下、60mmHgで手術を行うそうです。手術中は血が固まりにくくなる処置を行っているので、高い血圧をかけると内出血の恐れがあり、60mmHg程度の血圧を維持するそうです。
チューブにはいろいろなコックやバイパス用の回路が組み込まれ、脳にだけ血流を維持し、身体には血を送らない操作とか、医師の指示に素早く対応することが臨床工学技士には求められます。

様々な医師の要求や、突発の機器の不調に即座に対応できることが臨床工学技士には求められます。

また、医師の指示の内容を理解し、腑に落ちない医師の指示には確認の会話が出来るだけの知識が求められます。

そんな、命を守っていることにやりがいを感じているとのことでした。

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