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シビックプライド 自己肯定感のもとに誇りとデザイン

161217_civicpride平成28年12月17日(土)、栗林公園の商工奨励館北館で「シビックプライド高松」の主催、高松市、香川大学大学院地域マネジメント研究科の後援により行われた「シビックプライド 高松のヒトとコトをつなぐデザイン」に参加してきました。

シビックプライドとは「市民の都市に対する自負」。「市民」とは住民だけでなく、移住してきた人々や働きに来ている人も含むます。

「シビックプライド高松」は、高松に関わる人々が、高松に対して当事者意識と誇りを持ち、将来に向けて高松の魅力を高めたいという思い(シビックプライド)の醸成を研究する社会人学生4名がが設立した団体です。

香川大学大学院地域マネジメント研究科に在籍2年目の3名で修士論文を執筆中。テーマは「高松市に対するシビックプライド」で、今日の取り組みはその修士論文検討の一環で、次第は次のとおりです。

○基調講演「シビックプライドについて」
  講師:紫牟田伸子(しむた のぶこ)
○事例紹介 シビックプライドの醸成について高松市の事例からお話しいただく
  講師:人見訓嘉
○トークセッション(紫牟田伸子、人見訓嘉)

まず、「ものごとの編集」を軸に企業や社会・地域に適切に作用するデザインを目指し、地域や企業の商品開発、ブランディング、コミュニケーション戦略などに携わる紫牟田伸子(しむた のぶこ)さんによる基調講演「シビックプライドについて」です。

海外や国内の事例を紹介いただきながら、

・デザイン自体も「編集」的だと思った。意図や価値を可視化することがデザイン。
・編集 = 可視化・価値化
・シビックプラウドとは、都市に対する市民の誇り。「市民」であって「住民」だけではなく、移住してきた人や働きに来ている人も含む。
・ここをより良い場所にしようと関わっている自負心。
・地方行政でのシビックプライドは、まちづくりの楽しさを知り、それによって生まれる豊かさを知ること。

といった話があり、「ひとりひとりができることをすればいいのです。みんながやる必要はないのです。パブリックマインド。まちって楽しい」と締めくくられました。

質疑では、次のような説明がありました。

・行政は市民にサービスするものとの考えを転換する必要がある。行政が全てのサービスをするのが難しい時代、教育、福祉、・・・多様な課題
・地域や社会に貢献する人を行政は助けないといけない。楽しく課題を解決することにチャレンジする人は、行政と結びつくことが大事。
・「公共」は「公立」ではない。民間が図書館を作って公開すればそれは公共として機能する。
・行政はもっとコミュニケーションがうまくできたら。

 

コピーライター、クリエイティブディレクター、髙松市広報アドバイザーの人見訓嘉(ひとみくによし)さんからは、シビックプライドの醸成について事例の紹介と共に、次のようなお話がありました。

・車のデザインはもう行き着くところまで来ていると思っていた → 「安全性の向上」というデザインの必要な部分があった
・デザインとは表現すること。表現するには、少し「覚悟」がいる。自分の考えを口にするには勇気が必要で、それには自己肯定感が必要。
・デザイン思考のできる人が増えることがまちを良くし、シビックプライドの醸成に寄与する。

紫牟田さんと人見さんによるトークセッションでは、「企業の役割」「スケール」「デザインへの”参加性”」などについてのやりとりがありました。

最後は、「主体になる人、主体になる人を助ける人、主体になる人を後押しする人 いろいろな関わり方をすることでの自己肯定感」と締めくくられました。

「公共」は「公立」ではない。一人ひとりがやれることをやればいい。自己肯定感がなければデザインは出来ない。そんなことを感じた時間でした。

講演などの様子をまとめました。
「161217_civicpride.pdf」をダウンロード(235KB)

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