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女性たちは声を上げ つながって 男女共同参画

161204_平成28年12月4日(日)、たかまつミライエ1階 多目的室で行われた「新・高松市男女共同参画センター開館記念&2016男女共同参画市民フェスティバル」に参加してきました。

講師は、NHK「クローズアップ現代」のキャスターを務められてきた匡谷裕子さんです。

演題は「ひと・まち・未来を輝かそう!! ~みんな参画 みんないきいき~」のテーマのもと「女性が活躍できる社会を目指して」とされています。

日本での教育は、小学校の数年間だけで、海外での生活。そんな私がNHKのキャスターを務めるようになった。偶然をチャンスに。

そんな話から90分間の講演は始まりました。

定員220名の会場は満席、私は6階の男女共同参画センターの研修室から講演を傍聴です。1階と6階を合わせると350名ほどの方が、講演を聴かれたそうです。

外資系化粧品メーカーでの石鹸販売の企画の仕事、バックパッカーでの自分探しの世界旅行、NHKとの出会い、「ニュース・トゥデー」での挫折、再度のチャンス「ワールドニュース」、「クローズアップ現代」までのことを、「衛星放送や時代の変化というタイミングが、私にチャンスを与えてくれました」と。

講演では、

・バブル崩壊、その当時の女性の正規雇用は7割。なのに、今は4割と女性の置かれている立場は不安定なものとなっている。
・日本はダイバーシティ、アクセルは踏んでいるが、世界と比べると「男女平等指数」、先進国144ヶ国中 94位、昨年は101位、今年は111位。世界は、日本以上にアクセルを踏んでいるということ。
・育児制度、短時間勤務制度、様々な制度は充実してきたが、女性と男性が平等であるという意識改革はまだまだ進んでいない。
・結婚や出産の両立をどう図るかという以前に、それにいたるまでの「人材育成のあり方」に問題があることがわかった。
・日本企業の女性役員比率 この4年間で倍になりました。1.7%が3.4%です。アメリカは17% ヨーロッパでは3割を越え4割を目指している。
・しかし、アメリカではこの17%がこの10年間動いていない。ガラスの天井を、一生懸命打ち破ろうと苦労してきた、家庭と仕事の両立のために苦労をしてきた。そんな母親の姿を見ている女性たちは上を目指さないのではないか。
・育児に参加しない、家事に参加しない、そんな方が会社のルールを決めているのです。
・能力のある女性たちがのびのびと働くことへの課題には、男女間の性別役割意識だけでなく、世代間の性別役割意識の問題がある。
・文系、理系なんてしばり無く、どんどんイノベーティブ、斬新なアイディアで起業したり、古くからの会社で新しいビジネスを生み出し、昇進していく女性たちが生まれて欲しい。

そんな話があり、最後は「いろんなチャンスがあって、応援してあげて欲しいし、女性たちは声を上げていって欲しいし、そんな女性をうるさいと思わないで欲しいし、自己肯定感が低いけれどチャレンジしていって欲しいし、それが地方にとって大事と思います」と締めくくられました。

男女間の性別役割意識だけでなく、世代間の性別役割意識の問題がある。
結婚や出産の両立をどう図るかという以前に、それにいたるまでの「人材育成のあり方」に問題がある。

そんなことに気づかせていただいた講演でした。

講演の様子をまとめました。
「161204_danzyosankaku.pdf」をダウンロード(468KB)

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