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自分の命は自分で守りましょう その当然なことを行政任せにしていませんか

170719p1130479平成29年7月19日(水)、サンポートホール高松5階 第2小ホールで、香川県などの主催で行われた「県民防災週間2017シンポジウム だれでもできる防災・減災」に参加してきました。

講師は、香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構 地域強靭化研究センター長 特任教授の金田義行さんと、株式会社危機管理教育研究所 代表 国崎信江さんのお二人です。

金田さんは「西日本大震災への備え -南海トラフ地震と内陸地震への県民の心構えと減災-」と題して、

・プレートが動き続ける限り、地震は繰り返される。
・想像力を働かせて、実践的な訓練、対策を。
・あの避難路は液状化や建物の倒壊で使えるだろうか。津波到達までの猶予時間、どう避難するかの訓練にシミュレーションを活用して。
・地震で被災した防潮提、防波堤を復旧するには時間がかかり、その間に水害も、スーパー台風の襲来もありえる。
・「経験」「土地勘」「平常時」の3つの備えを。

そんな話とともに、町歩き、日頃のコミュニケーション、少し違った視点から訓練を繰り返す。いろいろな視点で物事を見る。脆弱性を見つける「気づき」の大切さを強調され、「災害は忘れなくてもきます」と締めくくられました。

 

二人目の講師、国崎さんからは「家庭や地域の防災対策 ~自分を・大切な人を守るために~」と題して、シミュレーションの映像や実験映像などを交えながら、私たちの思い違い、勘違いを正していってくれます。

・津波高さ、浸水エリアを「安心材料」として聞いているかもしれない。
・「行政が何とかしてくれる」の考えは捨て、自助、共助で。
・「自分の命は自分で守りましょう」とは当然のこと。
・自分のためのものは自分で用意し、自分の排泄のこと、寒さ対策は自分でやること、それが熟成した社会。

また、
・耐震補強を選ばなかったのはあなたの判断。しかし、ご近所さんがあなたを助けようと、余震の続く中、危険な作業を。
・あなたが下敷きになっているがれきの上を踏んで津波からの避難を・・・
・倒壊した家が、偶然そばを歩いていた通学生やベビーカーを押している親子を襲うかもしれません。

など、何が起きるのかを想像できる力が必要です。

テーブルや机への絶対的な信頼を検証、家具を固定するより必要なこと、避難場所の家族間での確認内容の落とし穴、身の安全を心配してかけた電話が何を引き起こしているか。

私たちの思い込みや想像不足な点を指摘していただき、「南海トラフの地震は必ずきます。必ず生き残ってください。生きててよかった、そんな話が出来ますように」と締めくくられました。

「自分の命は自分で守りましょう」とは当然のこと。
その当然のことを実現するために、私たちに出来ることがあります、私たちがしなければいけないことがあります。
必ず来るその日に備えるために。

シンポジウムの様子をまとめました。
「170719_bousaisympo.pdf」をダウンロード(236KB)

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