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起きるものとして備えておく それが海外渡航の危機管理

170804p1130558平成29年8月4日(金)、香川大学で行われた「海外渡航者・教職員向け 危機管理セミナ-」に参加してきました。

香川大学では400人の留学生を受け入れ、100人の日本人学生を海外に派遣するという戦略。今日のセミナーはその一貫の取り組み。安全、安心のために、今日のセミナーを留学に活かして、安全に元気な顔で帰国し報告して欲しい。

そんな挨拶で始まりました。

講師はJ&Jヒューマンソリューションズ社 J&Jサポートプラザ 関口久仁子さんです。

海外添乗員として従事し、海外渡航における危機管理についての豊富な知識と経験を持つ方で、「海外研修・留学生のための海外リスクマネジメント」と題して、1時間お話しいただきました。

○起きて欲しくないことも、かなりの確率で起きることを想定して備えを

航空機の乗り継ぎを伴う場合、荷物が無くなること、自分が乗った航空機が延着して乗り継ぎできなかったり、乗り継ぎ便が故障で欠航するなんてのはかなりの確率で起きうること。

その日に手に届かないと困るもの、持病薬、連絡すべき電話番号、その日の着替え用下着(24時間ストアの無い国では必須)などは機内持ち込みの手荷物に。

乗り継ぎについては、その日に別の乗り継げる便があるか確認を。自分で交渉をできるよう想定を。

海外では忘れ物はまず戻ってこない。スマホを置き忘れたら戻ってこないと思っておいて。 → 忘れ物をしない意識、備えを。

そんな具体的な話しから始まり、自分の備えで避けることができるリスク、避けることができないリスクについて、実例をあげながら確認していきます。

○命が一番、お金もスマホも二の次

「金を出せ」と言われたら金を出す。
パスポートが無くなっても再発行してくれる。お金と時間はかかるが、再発行してくれ、必ず帰国させられる。けがをせずに帰国することが必須。

○パスポートとスマホ とられやすいのはどっち?

パスポートを売るにはすごい組織の人にしか売れない。ICチップも入っており偽造が難しいので。しかしスマホは転売可能で、ねらわれている。盗られたらあきらめてください。

スマホに連絡先など全てを入れていると、盗られたときに対処のしようがない。 → 必ず別の場所、3箇所にバックアップを持っておく。

クレジットカードも、盗られた時にカードの使用を止められるようカード番号とカード会社の連絡先を記録しておく。

また、テロへの備え、海外渡航中のメンタルヘルス、日本との習慣や交通法規、法律の違いを確認していくことなどもお話しいただきました。

起きて欲しくないこともかなりの確率で起きるのが海外渡航。起きるものとして、第2、第3の手段や手当てをしておくことが、実り多い海外旅行を実現し、笑顔で帰国できることにつながります。

セミナーの様子をまとめました。
「170804_kikikanri.pdf」をダウンロード(195KB)

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